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ケイシロウとトークアバウト

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Thirdうする(u_u)❓

2021-01-09 18:01:00 | 日記




今から17年前の話。

日暮れのJR駅付近を、
ヨシダという三十代オンナが歩いていた。
そこに、
背後から、
「ちょっと、ちょっと」という若い女性の声がしたので、
振り返った。
しのぶが近寄って来て、
「姉さん、ジツ(実)なのよ。上玉なのよ。遊んでいきっしゃいよ」と言うので、
ヨシダは、
「案内して」と答えた。

しのぶの案内で、
とある安ホテルの一室へと入った。

窓辺には、
上半身裸のヨウイチが、
口に百合をくわえて、
目を閉じ、
月の光を浴びていた。

しのぶはヨシダに、
「やっこさん、いつもの月光浴してますよってに、あねさんもくつろぎはって、よか思い出を作りんはって」とささやき、
部屋を後にした。

ヨウイチは、
百合を放って、
レザージャケット着込み、
ヨシダのそばに来た。
そして、
「飲み物ナニがいい?」と問うた。
ヨシダは「いらない」と答えた。
ヨウイチは軽く笑って、
「震えてるのかい?」とささやいた。
ヨシダは頷いた。
ヨウイチは笑みを浮かべたまま、
「ぼくが怖いの?」と尋ねた。
再びヨシダは頷いた。

ヨウイチは、
「姉さん。ぼくの胸に手を当てて」と言って、
ヨシダの手を取ろうとしたら、
振り払われた😦
困惑しているヨウイチに、
ヨシダは向き直って、
「あなたが怖いし、震えてるわ❗️」と声を荒げ、
「追試で結果が出てるのよ。変更出来ないわ」と強く言い付けた!

ヨウイチは必死に、
「でも先生!物理落としたら、ぼく卒業できません!」と泣きつくが、
ヨシダは、
「知るもんですか!あなたが勉強しないからでしょう😡❗️」と厳しく言い捨てて、
「それをしのぶさんと組んで、オトコ売春婦の真似をして---呆れました‼️」とピシャりと言いつける!
ヨウイチはニヤリとして、
「このまま帰れるの😏❓」と言った。

ヨシダは、
窓の外の薄闇に浮かぶ月を見て、
「あなたのことだわ。私があなたを誘惑したとか騒ぐでしょうね?」と呟き、
「------仕方ないわ。もう一度追試をしてあげる。ここでのことを無かったことにするということで」と言って、
ヨウイチに向き直り、
「三度目の正直とも言うわね」と答えた。
ヨウイチは、
「三度とかじゃなくて、三十度にしてください。真夏日の情熱が欲しいんです」と言ったが、
ヨシダは、
「あんまり馬鹿なことを言ったら、この話しは無かったことにするわよ!」と凄み返した。
ヨウイチは小さく、
「わかりました」と言った。
ヨシダは、
出題範囲を教えて出て行った。

このヨウイチの、
体を張った再追試のお願いの結果、
ヨウイチはテストに合格して、
高校卒業を果たした。

ヨウイチと同じ歳のケイジロウ、
今、当時のヨウイチと同じ歳のレフティ、
ヨウイチの行ったことは、
理にかなったことやろか🤔🤔❓❓