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ケイシロウとトークアバウト

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続・オリンポスの館

2020-06-23 17:40:00 | 日記




当画像と本記事は、大いに関係あります。

オリンポスの館に住み着いたタカヤマ。
住むには極楽浄土に等しい喜びの日々。
モチ、
あの、
謎の部屋には興味津々。
やけど、
入ったら何かいるかもしれない😦
それに、
また叩かれる😨
やから、
スルーしていた。

ある日、
玄関前が騒がしい。
若いあんちゃん同士が口論している。
タカヤマは聴き耳した👂
「お前馬鹿だよ!こんなイイ物件出て」
とひとりが言うと、
「じゃあお前は、オリンポスの12のオヤジと一緒に住めと言うんか⁉︎」と荒々しい返答。
タカヤマはガチに訝った🤔
オリンポスの12のオヤジ🤔🤔❓
「あの部屋には---」と言う言葉の続きが遮られ、
「わかった!わかった!ごめん!ごめん!」と言う声に消されてしまう。

その日、
タカヤマは、
考えに考えた。
「あの部屋」「オリンポスの12のオヤジ」
これらの言葉が数珠玉のように、
頭にめり込む。

タカヤマは決断した。
あの、
開けてはいけない部屋に入ることを!
(決断せんとブログ記事にはならんのよ😡)

タカヤマは、
部屋の前に来て、
鍵を差し込んで、
中に入る。

そして電気を付けた。
足元に封書があった。
拾い上げると、
『今からでも遅くありません。すぐに引き返してください』と、
書いてあった。
タカヤマはシカトすることにした。

そして、
前から気になってた壁を覆う黒い布🧐
タカヤマが布を取ろうとしたら、
布の間から、
メモ紙が落ちた。
拾い上げたら、
『この布を取れば、おわる』と記されていた。

タカヤマはしばらく躊躇したが、
布の隅を外した。
すると、
全部の布が取れた。

そして、
壁には、
12人のオヤジの裸体が美しく彫られていた。
タカヤマは絶叫した😱😱😱‼️
そして、
すぐに、
退去することにした。

たくさんの季節が過ぎた。
オリンポスの館の取り壊しのニュースを聞いたタカヤマは、
久しぶりに、
現地に向かった。
そこには、
12人の品の良さそうなおばあさんがいた。
タカヤマに気付き、
口を開いた。

「わたしたちは、陽の降り注ぐオリンポスで、すべてを変えようと決断しました。金持ちであることを止めて、芸術家であることを止めて、男であることを止めたのです。人生は価値に縛り付けられない生き方が勝ちなのですから。わたしたちこそ、12人のオリンポスのオヤジなんですよ」
タカヤマは、
あの壁の彫り込みを思い出す。
そして、
あれに対する自分の嫌悪と憎悪の決断が、
どういう価値からのものやったのか?

タカヤマはかつての12人のオリンポスのオヤジであった老女たちに言った。
「わたしは、あまりにも内に閉じこもっていた男でした。しかし、あなた方との出会いに、内側にはない、広い外の世界を知らされました。あなた方の言う通りでした。内海なる瀬戸内海よりも、外海なるエーゲ海が美しいことが」

この日から一週間が経ち、
オリンポスの館は壊されて、
当画像の空き地と化した。




オリンポスの館😱

2020-06-23 16:35:00 | 日記




この画像は、
オリンポスの館と言う建物跡地。
こんなチンケな空き地も、
かつては、
多くのことが語られていた。

画像でもわかる通り、
非常に閑散とした住宅地の一角でありながら、
五分も歩けば地下鉄。
十分歩けば大通り。
と、
ガチに地の利のエエところや。

ここには、
とある芸術家が大きなお家を建てていた。
その名も、
オリンポスの館!
この芸術家、
ギリシャ彫刻に心酔する11人のダチとともに、
何度も、
ギリシャを訪れ、
エーゲ海は瀬戸内海より美しいと言う謎の言葉を残して、
失踪した。

主人を失ったオリンポスの館は、
とある不動産屋さんが所有することになり、
賃貸物件となった。

が、
この館に、
ひと月以上住む人間がいないことから、
ミョーな噂が流れ、
同時に、
物件の敷金家賃が驚天動地に値下げ😳
フツーに貸してた時よりも、
半値以下になった。

なのに、
ひと月以上、
ここに住める人は出て来なかった。
そして、
出て行く理由も述べなかった。

ここに、
タカヤマと言う男がいた。
こんなに立地条件よくて、
ガチに安い敷金家賃に飛び付いた。

それで、
不動産屋さん立ち会いのもと、
館に足を踏み入れた。
大きな家で、
台所だけでも、
タカヤマが前に住んでた部屋の三倍はある😳😳
また、
内装も、
洒落た感じで気が落ち着く。

ところが、
不動産屋さんが、
今回だけ、
開ける部屋があるが、
二度と開けてはいけませんと念押ししてきた。
タカヤマは軽く「構いませんよ」と答えた。
不動産屋さんは、
「今回だけ開けますけど、二度と開けたら承知しませんよ!!」と大声出した。
タカヤマにガク(愕)が入った😱

不動産屋さんは、
「先に私が入りますから、呼ばれるまで入室はご遠慮ください」と言った。
タカヤマはわかりましたと答えた。
不動産屋さんが先に入った。
けど、
なかなか呼ばれないので、
部屋の中を覗いたら、
不動産屋さんから、
資料が入った分厚いファイルで頭を叩かれた。
タカヤマは、
頭を押さえて不動産屋さんを睨み、
心で、
「ガチ痛いやないか❗️すっとこどっこいが‼️」と罵った🤬!

不動産屋さんは、
「約束守らない人には貸さんよ‼️」と叫んだ!

タカヤマのはらわたは煮えくりかえって焦げたが、
抑えに抑えて、
「申し訳ございません」と詫びた。
やって、
噂はどうあれ、
良すぎる立地条件に、
格安家賃やさかい😢

ただ、
入るなと言われた部屋の壁全部が、
黒い布で覆われていたのが気になるといえば気になるんやけど---

タカヤマは、
心は超ギレしていたが、
笑顔を浮かべて、
賃貸契約を結んだ。 

続く---

ケイジロウ、
続きカキコすぐするよ😊