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ケイシロウとトークアバウト

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誰も知らない遠い街で😱

2019-11-04 16:15:00 | 日記



凄まじくツキの無い五十代男、モーさんの、
驚愕体験🙀

今から三十年前、
独身だったモーさんは、
誰も知らない遠い街で、
独り暮らしすることを憧れていた。
それで、
誰も知らないくて凄まじく遠いという理由で、
無計画に、
とある街に引っ越した。
そして、
綺麗とは程遠いアパートの一室借りる為、
親切で若い女性大家さんと賃貸契約を結ぶ。
が、
くれぐれも、
途中解約はしないように言われた。
「忠告させていただきます。もし、途中解約等という愚かなことをすれば後悔します。私を女性だと馬鹿にしてはいけませんよ。あなたが約束を破れば、夜霧の中から現れます。生きた地獄が。その時、あなた、立ち上がれる?」
ちびっと恐ろしいメッセージやけど、
格安家賃に意識は釘付け!
途中解約しないと約束した。

引っ越し二日目。
近所の東南アジア系の人達が挨拶に来た。
モーさんは、喜んで応対した。
東南アジア系の人達は「ふれて」と言って、
物凄くブサイクな仏像をモーさんの前に差し出した。
モーさんは、普通に触った。
そしたら、
生きた大きなイモ虫が入った器が出された。
よくよく相手方の話しを聞くと、
この仏像に触ったら、
イモ虫を食べないといけないとのことで、
食べないのなら、
触った方の腕を切り落とさないといけない、とのことやった。
モーさんにガク(愕)が入った😱
食用モンゴル芋虫と説明受けても、
キモ過ぎる😱😱
しかし、
腕を切り落とされたくないので、
仕方なく、
食べた😱😱😱

モーさん、
気分直しに弁当屋に行く。
ビジネスマンなのか?スーツ姿の男性達の長蛇に、モーさんも並ぶ。
そこに、
茶髪の弁当屋の店員がスーツとネクタイ持って来て、
スーツを着用しないと弁当売らないと言う旨を告げた。
モーさん、キレて、
列から離れた。

空腹のモーさんは、
古い佇まいのレストランを見付けて、中に入った。
テーブルに着いてメニューを見ると、
カレーライスと書いてあったので注文した。
出て来た物は、
皿に盛られた白飯の上に、魚の煮付けカレイが載せられていた。
モーさん、ガチギレして店員さんに文句つけた!
店員さんは、
注文された物を持って来たと逆ギレした!
モーさん、
よくよくメニューを見ると、
カレーライスやなくて、カレイライスと書かれていたことがわかった。
カレーライスは、ライスカレーと表示されていた。
仕方なく、
モーさんは、
カレイライスを食った。

モーさんは、
何もかもが嫌になり、
大家のところに来て、
賃貸契約を解約することを告げた。
大家さんは、冷ややかに、了承した。

モーさんは、
気分転換図ろうと、
小さい不衛生な飲み屋に入った。
テーブルに着いているモーさんの前に、
空のビール瓶が置かれた。
これは?と思ってたら、
コップに注がれたビールが出てきた。
この意味を店員に尋ねると、
コップの中のビールを空き瓶に入れて飲むんだと教えてくれた。
ナンデこんな出し方するのか?キレたら、
店員さんは、
注文する際、スタンダードと言わなかったからだと言う。
モーさんは、
コップからそのまま飲もうとすると、
店員から、
そういう飲み方したら、空き瓶に失礼に当たる、と凄まれた!
それで、
結構こぼしながらも、
小さな瓶の口に流し込んで、
店員さんの指示通り、
ラッパ飲みした。

モーさん、
やるせない気分のまま、
誰もいない夜道を歩く。
気が着くと、
深い夜霧に包まれている。
その時、
大家さんの「夜霧から現れます。生きた地獄が」と言う言葉を思い出した。
すると、
夜霧の中から、
和服姿の般若の面を被った人が下駄を鳴らして現れた。手にはロウソク持っている。
モーさんは、慄然とした🙀不気味過ぎる🙀🙀
心臓バクバク🙀🙀🙀
モーさんは恐る恐る歩き、
般若とすれ違った、
その瞬間、
腹部に蹴りを入れられた!!
物凄い衝撃の後、
呼吸できない程の激痛に倒れて、うめく!
般若はそのまま歩き去った。
モーさんは、
大家さんの、
「その時、あなた、立ち上がれる?」と言う言葉を思い出して、
二度と誰も知らない街には行かないことを肝に銘じた。