映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

とことん、京都

2022-11-30 19:40:00 | お遊び
このホテルに泊まりました
綺麗でお風呂も大きくて立派でした


最終日は定番の嵐山渡月橋
月曜日の午前中なのに溢れるような人混みでした
二度寝して遅刻する友人待ちながら川べりでまったりします


移動には嵐電という京都の市電に乗ります
電車というよりバスに近い感じ





映画好きな友人ばかりなので、太秦の映画村に行きました
ガイドの大部屋女優さんの解説は楽しかったです


こんな所にエヴァーがいました


使徒も沢山いました


夕方の宴会まで時間があったので、二条城を探索します
贅沢な建物です。日本人であることに誇りを持てますね


京都駅で新幹線の時間待ちで三時間呑み、この旅を終えました






こうして旅は終わります。21,605歩



そしたら、奈良

2022-11-30 19:38:00 | お遊び
朝9時に奈良駅集合
鹿せんべい買って、お友だちになった鹿さんにあげます
前歯がチョット怖い


鉄板の東大寺
でかい


贔屓目かもしれませんが、鎌倉の大仏様の方が風雨にさらされている分エライような気がします


奈良出身の会社の娘に勧められた二月堂から見た景色です
申し分ない天気で気持ちいい


高速お餅つき見て、お昼はおうどん食べました






平等院にも行きました
10円玉の通りです


宇治の川岸
源氏物語宇治十帖の浮舟が流されたのに、良くぞ助かったと思うような水流です


よせば良いのに、夕方から伏見稲荷のてっぺん目指して歩き始めました
結局体力追いつかず、あと20分で頂上という四辻でギブアップ
お着物で登っているお嬢さん結構多かったな


奈良(本人は京都と言ってる)在住のマドンナ(オバサン)の行きつけの焼き鳥屋さんで宴会開始です









しこたま呑んで、27,231歩




61歳、修学旅行 とりあえず、京都

2022-11-29 09:55:00 | お遊び

横浜は雨模様
西に進むにつれ青空が見え隠れします
京都に10時半到着
いきなりお昼ご飯。長く続く駅繋がりの伊勢丹エスカレーターで登り詰めたお店で呑み始めます


銀閣寺
こんなに小ちゃいの?
高校生の修学旅行で来たらしいけど、憶えておりません


ほら、哲学の道ですよ
紅葉の最盛期でした


南禅寺に到着
前を歩くオジサン二人とオバサン一人が同級生なんです


日が暮れたので先斗町で呑み始めました





良く分からないけど、このお寺の奥にあるいもぼうって店で夕ご飯食べました







22,990歩



知らなくても良いことを知る「ある男」

2022-11-21 09:08:00 | 新作映画
所帯を持って、子供まで成した夫が事故で死んだ
でも、その夫が語っていた名前や生い立ちは全然違う人のものだった

いったい誰とこの生活を育んできたのだろう
妻は以前世話になった弁護士に、亡くなった夫の本当の姿を調べてもらう

まあ、この筋書きで最後まで貫いてもそれなりに面白いドラマになりそうだけど、テレビの2時間サスペンスで終わっちゃうような気もする。優れた原作をしっかりと映像に作り変えればこんなにも奥深い作品になるんだ。上手い役者達が要所を抑えた演技で彩り、見応えのある映画に仕上がった

亡くなった夫は、伊香保温泉の老舗旅館で生まれ育ったと言っていた。でも本当は、殺人で死刑になった父親の息子で、自分を痛めつけるためにボクサーをやっていたことがわかる。自分の履歴を塗り替えたくて、2度も他人の人生を上書きしてすり替えてた

妻はそれでも、一緒に生きていたことは本当のことだったと、死んだ夫を悼むのだ

名前という記号
過去という履歴

わたくしたちはそんなものをただ漠然と信じて生きている。時として、知らなくて良いことも知りながら
隣に住む人の真実なんて気にしていないのと同じくらいの無関心さで、今生活を共にしている連れ合いのことを見ているのかもしれない。そうだとして、ある日Aだと思っていたものがBであっても、そこにあった感情や思い出が書き換わることはない。そんな事をこの映画は描いてた

人権派の優秀な弁護士が、バーのカウンターで隣に座った人に言う
僕は伊香保温泉の旅館の息子なんですよ。家族と折り合いが悪くて飛び出しちゃいましたけど・・・
弁護士は在日三世である事を、そうやってすり替えた


ある男はわたくしの隣にいる貴方かもしれないし、わたくしかもしれない


安藤サクラは久し振りに観たけど、良い女優になって一層進化している
窪田正孝のストイックさとナイーブな優しさがこの映画を愛おしくさせている
柄本明は「うなぎ」で魅せた不気味さを遺憾なく発揮していた
清野菜名も美味しい役どころ

仲野太賀と河合優実はもうちょっと使って欲しかったかな。上手い若手役者なので
妻夫木聡はもうひと越えしていたらと残念な感想が先立つ。ダークな裏面を持った主人公の方が魅力的だから

石川監督「蜜蜂と遠雷」よりも感情が溢れていて、断然こっちの方が好きだ
向井脚本、安定の仕事でこれからも楽しみ