映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

原作「海街diary」のこと

2015-07-28 15:35:57 | お遊び
 先日鑑賞した、映画「海街diary」について色々書きましたが、

書店に就職した長男が、わたくしの誕生日祝いに原作漫画「海街diary」吉田秋生著全6巻を買ってくれました。

映画は殆んど原作漫画通りにつくられていました。主要キャラクターの四姉妹はこれまたぴったりでした。

これだけ完成度の高い原作を乗り越えるのは、是枝監督でも難しいだろうと思いました。



夏来にけらし白妙の

2015-07-25 14:45:23 | 釣り
台風が去った7月の海の日
隊長のいない渓でお魚釣り



桂川上流は若干水量が多め。
虹鱒ばかり、引っ切り無しに針がかりします。
短い竿、04の糸では40cmオーバーのモンスター獲れません。

独りぽっちで吉田うどんを食べ、雷雨で濁った川茂を眺めながらため息つく。


それが好きだということ 7月の頃

2015-07-16 17:13:36 | 旧作映画、TVドラマ
   7月の頃 「思い出の夏」


大学生の頃、毎年夏の初めと終わりには必ず観に行った映画が、7月のお話し「思い出の夏」。

早稲田松竹とか下高井戸東映なんていう名画座でやってた記憶がありますが、定かではありません。

少年の頃は、年上の女性に憧れますよね。
母への思慕なるものなのかもしれませんし、未知なる美しさへの畏怖なのかもしれません。
ミシェール・ルグランの甘美なメロディしか後世に残らないような凡作ではありますけど、潮騒が遠く聴こえる海辺のコテージで悲しみを抱えた人妻と踊るチークダンスは、少年の焦れるような日々を経験した事のある男の子には堪らない思い出なのです。
映画の主人公同様、ひと夏の終わりは少年の日々との決別でもあったのかもしれません。