雨の釣り

　来週から鮎が始まりますので、心置きなく渓流竿を振れるのも今日が最後です。

今年の上野原･大月地区ではあまり良い思いが出来ませんでした。

安めぐみさんとお話しました。

　仕事の関係で、つい先日タレントの安めぐみさんにインタビューする機会に接する事が出来ました。

　前々から清潔感のある可愛らしいタレントだと思っておりましたが、目の当たりにする安めぐみさんはイメージ通りの素敵な女性でした。主に彼女の幼少期の頃を語っていただいたのですが、一生懸命おぼろげな過去を手繰り寄せようと努力する姿勢は、お仕事とはいえ誠実で好ましい印象でした。もっと大柄な方だと思っていたのですが、意外に小柄であり変な芸能人色が無く、クレーバーで透明感のある品のよろしいお嬢さんと言う印象を強く持ちました。

　基本的にライターの方が質問してお答えいただく段取りでしたが、わたくしあまりの可愛らしさに我慢できず後半は色々なお話をさせていただき、肩肘張らない楽しい時間を過ごす事が出来ました。1時間半の至福の時は暫く小父さんの活力源になりそうです。
　ありがとう、安めぐみさん。

皐月のお魚釣り

　連休のすぐ後、ホームグラウンドの桂川に行きました。今年は少し水が多いようです。いつも川茂からオーバーフローした水がその証拠です。この時しか楽しめない落合から堰堤までの短い間を隊長と楽しんだのですが、午後三時を過ぎると足腰はガクガクなので気を使っているのに転がってしまい、結局2週間たった今でもお尻が痛くて仰向けに寝る事が出来ません。年々こんな風に萎んでいくのかと思うとやり切れませんですね。寒い四月にひきこんだ風邪が気管支炎になり、一月たっても完治しませんのも困ったものです。

　今週は大月地区で楽しみました。美山女魚を中心に岩魚、虹鱒、ウグたんと盛り沢山なのではありますが、大物には巡り会う事は出来ませんでした。来月からは鮎釣りが始まりますので、下流地区で思う存分楽しめるのも後一回です。

四万温泉と四万川お魚釣り

　今年の春は真冬に戻ったような寒い日が多く、山峡の地ではこの連休に桜花が咲き乱れていました。
染井吉野と枝垂れが同じ時期に花開くのも始めて見ました。漸く芽吹いた若芽の薄緑が初夏を通り越したような陽の光を浴びてとても美しかった。
　上州北西部に位置する四万温泉は歴史のある由緒正しい、ザ・温泉です。無色透明の源泉は熱過ぎて加水をしなければ入浴できないほどです。昭和情緒を多分に含んだ温泉街は映画やドラマに数多く使われています。

　そんな温泉地を流れる川で山女魚釣りをしました。5寸くらいの小さなサイズがほとんどでしたが、7寸8寸の美しい魚体も2～3尾お目にかかれましたので、楽しい釣行でありました。

第９地区と南アフリカ

　今年のGWはこれと言った日本映画が見当たらず、第９地区です。
発想はとてもユニークではありますが、結局宇宙人と心を通わせ会ってといった落しどころはいただけません。ラスト、愛する人に贈る花を摘む主人公の姿は滑稽でしかありませんでした。
　ただ、感心したのは、この作品の監督が南アフリカ出身者であるが故の産物であったと言う事です。わたくし達日本人にとって、遠いアフリカ最南端の地でおきたアパルトヘイトがどのようなものであったかを正確に知るすべはありませんが、この映画を観ると雰囲気が直接伝わってきますので、それだけでもこの作品の作成された価値があろうかと言うものです。