映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

今年の夏休み

2008-08-17 15:40:47 | 歳時記雑感
 今日はすっかり秋めいた涼しさになりました。
今年の夏も峠を越して、これから少しずつ本格的な秋を迎える準備に入るのですね。

 わたくしの夏休みは明日までです。長く休みすぎました。
お魚釣りはホームグランドの桂川で二日。利根川に遠征しましたが、濁りで釣りにならずやむなく支流の片品川で丸一日遊びました。一番大きな魚でも九寸止まりでしたが、それなりに楽しめました。ただ、毎日の雷雨がこの夏釣りを妨げる要因でありました。
 映画は二本。『闇の子供たち』『きみの友だち』。前者は観たことを後悔しました。後者は原作者が好きなこともありますが、心にしみるいい映画でありました。


真夏の渓

2008-08-11 10:58:30 | 釣り
 残暑厳しく、皆様いかがお過ごしですか?

わたくしは、少々早めの夏休みを頂いて、今クーラーの中快適です。

二週間続けてお魚釣りに行きました。
八月初旬のお山は天候も安定しており、西桂の辺りでは虹鱒より山女魚のほうが断然多くて、昔よく言われた夏山女魚一里一尾などということはなくて、ここぞというようなポイントはもちろん何のことないザラ瀬にも元気に餌を追う姿が見られました。ただ、川茂は沈黙の夏になってしまい、隊長が尺上一本獲っただけでした。
夜はテントの涼しさが、下界の暑さを忘れさせる幸せな一夜でありました。

打って変わって先日の土曜日は、午後から雷が鳴り出し3時過ぎには恐ろしいほどの豪雨により、川茂堰堤から濁流が唸りをあげて流れ落ちる様を目の当たりにし、あらためて自然の恐ろしさを感じました。
翌日は前日の余波で上流でも水が引かず、仕方ないので寿の堰堤まで行ってみると、なんと寿で取水をせず水門を開けておりました。これでは上流でも釣りにならないわけです。9時頃に水門が閉じられ平水に戻ると、魚達は狂ったように餌を追い、瀬の筋に2~3尾の割合で釣れるため針が切れてしまい、予定の1/3で納竿せざるを得ませんでした。


ポニョ

2008-08-01 21:23:17 | 新作映画
 最近の宮崎アニメの中ではとても好感の持てる作品でした。

『魔女の宅急便』『カリオストロの城』『天空の城ラピュタ』がわたくしのベスト3なのですが、好き嫌いは別として『風の谷のナウシカ』の作品的価値は別格だと思いますし、『となりのトトロ』が日本人に与えた安らぎは他のどの日本映画も成し得なかったすごいことです。

ポニョの良さは本当に子供を優しく可愛く描いていた点です。
ラストシーンのあの絵を観るためだけに、もう一度観てもいいかなと思わせるほど、宗介とポニョは微笑ましい愛らしさでありました。