チューブスクリーマーの完成です。途中、トーン無し、クリップ無しの基本回路の確認で音が出ませんでした。何時ものことですね。一発で音が出るのは珍しいです。と言うことで、確認作業に入りました。
でんげん+9vはOK、アースとちゅうかん4.5VもOK、では再度初段のトランジスター出力を確認、音出ています。
次は、OPアンプ初段の出力はNGで音出ません。回路を見直し特に問題無し、とかしているうちに音がでました。
かまってくれないと音出さないぞ、と言われたような感じで、どこかに接触不良でも有ったんでしょうかね。原因不明で回復です。
と言う感じで無事動作確認できました。
反省点は、無理にチビブレッドではなく、普通サイズで余裕を持って作った方が、パーツ交換その他検証には良かったですね。
チビブレッドでも、TSが作れることは分かりました。
さて音の方ですが、この回路(キットは?)ほんとに素直な音が出ますね。クリップの方はシリコン平行では渋めのおとなしい歪みで、僕的には余り使わないかな。発光LEDの方は明るい音で、迫力もある歪みで好きな音です。クリップ無しのダンブルモードは、素直な音でクリーンブースト系で、ドライブを上げると少し歪みが乗ります。
歪み無しモードも、とっても有効ですね。
本家が気に入らなかったのは多分、シリコンのクリップだからだと思いますね。オリジナルにこだわらず、モデファイしてしまえば良いですね。あの形はとっても愛嬌があって好きなので、気に入った音にして上げた方が良さそうですね。
と言うわけで、TSの基本回路の音は好みで間違いなさそうですが、オリジナルのおとなしい歪みは僕の好みでは無いようです。6モードのスーパーTSは、クリップが多種有ったので気に入った音が選べたようですね。これは、チョットの事で好き嫌いが分かれてしまう典型的な例かも知れませんね。
ポイント配線に関しては音は良いと思うのですが、太い細いは組み合わせもあり、プリント基板のスーパーチューブスクリーマーの音を聞くと、高域の立った感じは悪くないですね。多分家の中で鳴らす音量では、甲乙つけがたいかも知れません。
まあ、作りやすいプリント基板も悪くは無いということですね。
今回の試験ボードでは、ストラトの摘まみが余っていてトーンに使いましたが、何かギター関係ぽくて見た感じが好きです。
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