雨の日が多い。
まるで菜種梅雨のようだ。
本来は、3月下旬から4月上旬にかけての菜の花の咲く頃に連続して降る雨を「菜種梅雨」(なたねつゆ)と呼ぶ。
だが、私の住む里ではもう菜の花が咲いているし、2月とは思えないような陽気。
気温も湿度も高く、蒸し暑い。
菜種梅雨と呼んでもおかしくないような日が続いている。
今日も朝から雨。
ときおり激しく音をたてて降ったりもする。
こんな日は、とても山なんかには……「登ります!」(笑)
今日は佐世保に行く日。
いつものように、午前中に登山して佐世保に向かうことにする。
さて、どの山に登ろうか?
前回と同じく、遠回りになるが、多良山系と大村を経由して佐世保に行くことにする。
なぜなら、セリバオウレンが気になるからだ。
一週間前はまったくと言っていいほど開花していなくて、ようやく一株だけ見つけただけだった。
今回は果たして……
セリバオウレンに逢う前に登る山は「唐泉山」と決める。
鹿島市から黒木郷に向かう途中にあるし、林道が延びていて、雨の日でもそう苦労せずに登れるからだ。
鹿島市中心部から国道444号線で大村方面へ少し走ったところで武雄・嬉野方面へ右折。
県道208号線をしばらく走ると、ある看板が……
この周辺で映画『島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん』のロケが行われたようだ。
私の住む町でもロケが行われたが、鹿島市の方でもロケがあったと聞いていた。
〈ここだったのか……〉
映画の写真を見てみると、やはりこの家がロケに使われたのが分かる。
おっと、ロケ地めぐりをしている場合ではない。
急がなくては……
41号線にぶつかり左折。
トンネルの手前から左折して、林道を登って行く。
何度か分岐を通過し、駐車場のある登山口へ。
この道標から右折し、すこし登ると駐車場がある。
ここから登って行く。
「天然記念物唐泉山椎の天然林」の文字が……
素晴らしい自然林が残っている。
巨木と呼んでもおかしくないような大きな木がたくさんある。
雨を身に纏いながら登っていると、なんだか山に抱かれているような気分になる。
山頂には上宮が祀られている。
上宮の片隅に三角点はあった。
樹木に遮られて展望は得られないが、なんだか落ち着く場所である。
上宮の傍には、さが名木100選に選ばれている樹齢370年の椎の木があった。
樹高25m、幹回り6m、枝張り20m。
唐泉山を下山し、黒木郷へ向かう。
ここに来ると、自分の故郷に帰ったような気分になる。
山麓ではもうマンサクが咲いていた。
そして、セリバオウレンはというと……
一週間前よりずっと多く咲いていた。
たった7日間で、これほど増えるとは……
嬉しい~
さらに一週間後には、もっと花を咲かせているに違いない。
楽しみだ~
佐世保からの帰路、御船山に立ち寄る。
梅林では花が咲き始めていた。
……山が華やかになってきた。
まるで菜種梅雨のようだ。
本来は、3月下旬から4月上旬にかけての菜の花の咲く頃に連続して降る雨を「菜種梅雨」(なたねつゆ)と呼ぶ。
だが、私の住む里ではもう菜の花が咲いているし、2月とは思えないような陽気。
気温も湿度も高く、蒸し暑い。
菜種梅雨と呼んでもおかしくないような日が続いている。
今日も朝から雨。
ときおり激しく音をたてて降ったりもする。
こんな日は、とても山なんかには……「登ります!」(笑)
今日は佐世保に行く日。
いつものように、午前中に登山して佐世保に向かうことにする。
さて、どの山に登ろうか?
前回と同じく、遠回りになるが、多良山系と大村を経由して佐世保に行くことにする。
なぜなら、セリバオウレンが気になるからだ。
一週間前はまったくと言っていいほど開花していなくて、ようやく一株だけ見つけただけだった。
今回は果たして……
セリバオウレンに逢う前に登る山は「唐泉山」と決める。
鹿島市から黒木郷に向かう途中にあるし、林道が延びていて、雨の日でもそう苦労せずに登れるからだ。
鹿島市中心部から国道444号線で大村方面へ少し走ったところで武雄・嬉野方面へ右折。
県道208号線をしばらく走ると、ある看板が……
この周辺で映画『島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん』のロケが行われたようだ。
私の住む町でもロケが行われたが、鹿島市の方でもロケがあったと聞いていた。
〈ここだったのか……〉
映画の写真を見てみると、やはりこの家がロケに使われたのが分かる。
おっと、ロケ地めぐりをしている場合ではない。
急がなくては……
41号線にぶつかり左折。
トンネルの手前から左折して、林道を登って行く。
何度か分岐を通過し、駐車場のある登山口へ。
この道標から右折し、すこし登ると駐車場がある。
ここから登って行く。
「天然記念物唐泉山椎の天然林」の文字が……
素晴らしい自然林が残っている。
巨木と呼んでもおかしくないような大きな木がたくさんある。
雨を身に纏いながら登っていると、なんだか山に抱かれているような気分になる。
山頂には上宮が祀られている。
上宮の片隅に三角点はあった。
樹木に遮られて展望は得られないが、なんだか落ち着く場所である。
上宮の傍には、さが名木100選に選ばれている樹齢370年の椎の木があった。
樹高25m、幹回り6m、枝張り20m。
唐泉山を下山し、黒木郷へ向かう。
ここに来ると、自分の故郷に帰ったような気分になる。
山麓ではもうマンサクが咲いていた。
そして、セリバオウレンはというと……
一週間前よりずっと多く咲いていた。
たった7日間で、これほど増えるとは……
嬉しい~
さらに一週間後には、もっと花を咲かせているに違いない。
楽しみだ~
佐世保からの帰路、御船山に立ち寄る。
梅林では花が咲き始めていた。
……山が華やかになってきた。