10月1日(金)
もうそろそろウメバチソウが開花する頃だと思い、
天山に登ることにした。
下界は晴れていたが、
天川登山口に着くと、ガスっていた。
出発。
草刈りがされていて歩きやすくはなったが、
ツルニンジンなどの山野草も一緒に刈り取られてしまい、
淋しい道となっていた。
ゆっくり登って行く。
いつもの場所でパチリ。
ガスっていて何も見えず。
途中、雨が降ってきた。
もうすぐ山頂。
天山山頂に到着。
稜線散歩へ。
真っ先にウメバチソウの花を確かめに行くと……
「咲いている~」
開花したばかり。
やっと逢えたね。
嬉しい~
雨に咲く花。
稜線は雨風が吹き荒れていたけど、
今日、天山に登って良かった~
ずっと見ていたい気分。
稜線には、アキノキリンソウが目立って増えてきた。
見ているだけで楽しくなる。
サイヨウシャジン、
ツルリンドウ、
マツムシソウ、
キュウシュウコゴメグサは、
次第に花の数が減ってきた。
現在の主役、タンナトリカブトはピークを迎えている。
リンドウと、
ホソバノヤマハハコは、
雨が降っていたので開花していなかった。
晴れないと開かないイメージがあるセンブリだが、
雨の中でも開花していて嬉しかった。
いつもの場所へ行ってみるが、何も見えず。
本日の「天山南壁」。
センブリと違ってムラサキセンブリは全天候型で、
どんな状況でも花が開いている。
だから雨の日でも観察できる。
ムラサキセンブリは、基本、花びらは5弁だが、
稀に、4弁や、
6弁の花がある。
逢えると嬉しい。
そして、
ムラサキセンブリというくらいだから、
花の色は基本「紫色」なのだが、
「薄紫色」や、
「白」に近い花もある。
「紫」と「白」が同居した株。
こちらは、ほぼ「白花」。
そして、完璧な「白花」のムラサキセンブリ。
今日は、ウメバチソウの花も見ることができたし、
4弁、6弁、白花のムラサキセンブリも楽しむことができた。
今日も「一日の王」になれました~