一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

今ひとたびの「天山」 ……“一輪”だけの花に魅せられる……

2018年10月18日 | 天山・彦岳


10月17日(水)。
今日は、
午前中は「山」へ、
午後からは「映画」へ行くことにした。

「山」は、もう一度ウメバチソウに逢いたかったので「天山」へ。
上宮登山口から登り始める。


池には大きな鯉が泳いでいた。


今日は、「晴れ」と「曇り」がめまぐるしく入れ替わる。
変な天気だ。


あめ山分岐を通過。


美しく咲いているアキノキリンソウを見ながら、
ゆっくり登って行く。


もうすぐ山頂という所で、振り返る。
あめ山が美しい。


天山山頂に到着。


さあ、稜線散歩へ。


遠望は効かない。


直径1cmくらいの小さなマツムシソウを見つける。
でも、この花は極端に少なくなってきた。


タンナトリカブトも終盤を迎えている。


リンドウは今がピークだが、
変な天気なので、開いた花がほとんどない。


ツルリンドウは、あまり天気とは関係なさそうだ。


リンドウとツルリンドウのコラボ。
いいね~


誰にも会わない。


ヒメアザミや、


アキノキリンソウがたくさん咲いている。


センブリは、
リンドウと同じく、変な天気なので、開いた花がほとんどない。


わずかに開いた花を見つけて、パチリ。


ムラサキセンブリは、曇っていても開花している。


ツインのホソバノヤマハハコ。
倒れていた方(向かって左)もすっかり元に戻った。


背が高い方の花。


背が低い方(倒れていた方)の花。
でも、今では背の高さはほぼ同じくらいになった。


一週間前に開花したウメバチソウは、


今日もまだ美しく咲いていた。
嬉しい。


いいね~


一週間前は、このように蕾だったウメバチソウは、


なんと、開花して私を待っていてくれた。


感動。


今日開花したばかりという感じ。


蕊がまだ開ききっていない。


なんて美しいんだろう。


いつもの場所で休憩。


遠くに彦岳がわずかに見えている。


本日の「天山壁」。


これから散歩道へ向かう。


ヤマハッカの群生地があった。


オタカラコウの花がまだ咲いている。


レイジンソウと、


ジンジソウの、


コラボ。


散歩道では、数箇所でタンナトリカブトを見かけた。


こちらでは、ちょうど見頃であった。


ヒメアザミを見ながら、


ムラサキセンブリの群生地へ。


イイね~


ムラサキセンブリは、今がピーク。


たくさん咲いている。


なんて美しいんだろう。


この写真の中に、小さな小さなハートがあるけど、わかる?


一輪だけ咲いている花をパチリ。


こちらもパチリ。


群生している花もイイが、
一輪だけ咲いている花に、より惹かれる。
“一輪”で思い出すのは、佐伯一麦の小説『一輪』。
いまどき珍しい純文学の純愛小説だった。


久しぶりに、また読んでみようかと思った。


今日も「一日の王」になれました~

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