一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

くじゅう中岳……純白の世界へ……

2008年02月17日 | 山岳会時代の山行
地球の温暖化によって、日常で積雪を見ることは稀になった。 雪山に登りたいという気持ちは、非日常を味わいたいという願望に通じている。 暖かい車内で、「ジャケットは着なくてもイイんじゃない?」などと話しているうちに、マイクロバスは牧ノ戸峠に着いた。 バスから出ると、寒気がジワリと我々の躰を包む。 たったそれだけで、日常から非日常に放り込まれたことを知る。 いや、知らされる。 慌ててジャケットを着込む . . . 本文を読む
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