道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

2/25ついに4連チャンのスロージョグ13㎞(まさか…)

2023-02-25 18:03:00 | 日記

土曜日の今日は
初孫くんもお休みなので
いつもより1時間半ばかり朝寝坊

なので
ジョギングのスタート時間も結構遅れ気味

9時半過ぎ
玄関でシューズを履こうとしたとき
玄関の縦格子風のアルミ戸越しに見えた
小柄な女性のような影

引き戸を開けようとしが
鍵を掛けたままなのでもちろん開かない

おそらく
次はチャイムを鳴らすんだろうなと思って
シューズの紐を結び続けていたが…

意外にもチャイムは鳴らず
両足の紐を結び終えてから
鍵を開けて出てみると誰の姿もなく…

え?
誰だったんだ?
ウチに用事があったんじゃなかったのか?

疑問に思いながらも
玄関内でいつものストレッチを始めた

我が家は昔風の建て方で玄関も広く
伸び伸びとストレッチができるほど…

なので
夏場になると
脚立や庭仕事の道具が並ぶことになるが
それでもストレッチには充分余裕があって…

もっとも夏場は暑くて
ストレッチは玄関先の外でやるけど…


それにしても
誰だったんだろう?
さっきの人…
心当たりが全くない

小柄といっても初孫くんとは違うし…

まさか…
泥棒とか空き巣のタグイ?
そんなわけないよなぁ…

それともマボロシ?
オレの勘違いか?
いや確かに玄関を開けようとしてたし…

心に引っかかったまま
いつものスロージョグへGO!




10時のスタートで遅れたこともあったし
昨日とは打って変わってガチに寒かったから
今日は10キロくらいに抑えようかなと
そう考えていたものの…

気がつくといつのまにか
昨日と同じ13キロコースの折り返しまで…

毎度おなじみの
坐骨神経痛とシモヤケに苦しみながらも
イヤホンの音楽に合わせてステップを踏み…

腕の振りや脚の上げ方着地の仕方
胸を張ってやや前傾姿勢にと
いろんなことに気を取られながら走ってると
無意識のうちに同じルートへ足が向き…

これってひょっとして
ボケてきちゃった兆候
ちょっとヤバい状況かも…



ということで
4連チャンで同じコースの
スロージョグ13キロ

そして
4回目の今日も同じようにKO気味のデキ
まぁ4回のうちペースは1番マシだけど…

(マシとまで言えないか?)

この調子で
明日も同じコースを走れば
今日よりタイムが縮みそうな気もするが…

残念ながら
明日は大阪マラソンをTV観戦予定なので
休足日に…

毎月の目標距離200キロは
すでに達成しちゃったから
1日くらいの休足日もヨシとしよう

明日もどうやら寒い予報だし…

どうせ坐骨神経痛とシモヤケに負けて
またもや返り討ちにあいそうだし…








こうやって毎日のように走ってると
すれ違うランナーや
ウォーキングしている人など
知らず知らずのうちに結構気にかかって…

新顔?のランナーもいれば
古手の顔ぶれ?もいて…

昨日すれ違った若いお兄さんランナーや
一昨日すれ違った白髪のジイさんなど
今日もまた寒い中を走ってるなぁと
目を向けながら…

そういえば
数年前まで毎日のようにすれ違って
必ず挨拶を交わしてた散歩中のジイさん
しばらく散歩する姿を見ないと思ってたら
この間亡くなったと聞いて…

散歩してて元気なように見えても
やがて散歩できなくなってしまい
そういう時期がくればおのずと
どうしてもなぁ…



そんなこんなで
僕が走り続けできた十数年で
すれ違う人にも結構な移り変わりというか
変遷がある

ジョギング途中で見かけるランナーたち
以前はよく会ったのに
このごろはもう見かけなくなったとか…

ついこの間初めて顔を見たランナーが
いつのまにか常連?になってたりとか…

僕自身もこの十数年で結構変わった?
よなぁ〜

走り始めの頃は近場ばかりだったのに
やがて隣町まで足を伸ばし始めると
やたら距離ばかり踏むようになって…

いろんなコースを巡ったよなぁ
もう走れないほど遠くの公園とか…

今は再び近場を中心に…(せざるを得ず?)

その間いくつかのケガで不調になったり
病気で走れない時期が長く続いたり…

昔はキロ5分台で走れていたのが
今は7分前後がやっとみたいな…

もちろん
走ることだけじゃなく
プライベートでもいろいろと…



そして人間だけじゃなく
風景というか街並みの変化もかなりあって…

古い住宅が壊されて
新しい家やアパートが建ったり
空き地だったところが
造成され道路がついて住宅地になったり
いろいろと…

世の中
政治や経済だけじゃなく流行り廃り
人間関係や人の考え方なんかも
みんな変わっていくんだよなぁ…

たかだか十数年の間に…



やがて訪れるであろう
この先何年か後に
僕が走れなくなったとき…

いつも走ってた茶髪でロン毛の変なジイさん
最近走ってる姿を見かけなくなったなぁと
どこかの誰かが思うこと
そんなときがやってくるのだろうか?

そう思ってもらえるならありがたい?けど
やっぱり寂しいというか哀しいなぁ…

でも
いつかはやってくるんだよなぁ
そんなときが…

僕やカミさんが
死んでいなくなっちゃえば
僕の家も取り壊されちまうんだろうなぁ

そして
忘れ去られてしまうんだろうなぁ
否が応でも…

チャラ息子は僕のように
毎日仏壇で手を合わせてくれるだろうか?

くれないよなぁ〜たぶん…
僕以上に出来損ないだから…

せめて遺影の写真くらいは
飾ってほしいけど…

初孫くんもすぐに忘れちゃうんだろうなぁ
ヒゲを生やした変なジジイのこと…

オープンカーに乗って一緒に通園したこと
覚えててほしいなぁ〜



坐骨神経痛とシモヤケで
すっかり満足に走れなくなったいま
ふとそんなことを…

不吉な予感か?
まさか…