ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。
今回はアコギの弦について種類やゲージなどを解説します!
当初はタイトルを「徹底解説!」にしようとおもってたのですが、
僕自身もまだまだ勉強中なので、「ゆるく解説」とハードルを下げてお届けします笑
弦の太さ(ゲージ)
ゲージは大体のメーカーで4種類ぐらいに分けられます。
細い方から順に、エキストラライト、カスタムライト、ライト、ミディアムとなります。
エキストラライト
1弦:010、2弦:014、3弦:023、4弦:030、5弦:039、6弦:047
弦のテンションも非常に柔らかくて、女性や子供でも押さえやすい弦になっています。
一般的に弦は細い方が、音も細く小さくなります。
tako的に言えば、タッピングやタッピングハーモニクスが鳴りにくいです。僕はあまり使いません。
カスタムライト
1弦:011、2弦:015、3弦:022、4弦:032、5弦:042、6弦:052
エクストラライトゲージと後で紹介するライトゲージの中間に位置するゲージです。
押さえやすい弦がいいけど、音質も良い方がいい!という人にはおすすめです。
ライト
1弦:012、2弦:016、3弦:024、4弦:032、5弦:042、6弦:053
これが一般的なゲージになります。店頭に並んでいるアコギにはだいたいこのライトゲージが張られています。
エクストラライト、カスタムライトよりは弦のテンションが高いですが、低音から高音までバランスが良くて、非常に使いやすいゲージです。
僕も普段ライトゲージを使っています。
ミディアム
1弦:013、2弦:017、3弦:026、4弦:035、5弦:045、6弦:056
テンションが高く迫力のある音になります。強めのストロークやピッキングに向いています。
低音の迫力がやはり強いので、ソロギターよりは弾き語りに向いているゲージだと思います。
続いて、
弦の素材
一般的な弦の素材は「PHOSPHOR BRONZE」と「80/20BRONZE」という2種類になります。
PHOSPHOR BRONZE
主原料である銅に少しリンを加えられた素材で出来ています。見た目は少し赤みがかった色をしてます。
80/20BRONZEと比べるとややサビに強く、音の特徴として、ややきらびやかで暖かみのある音になります。
80/20BRONZE
銅80%、亜鉛20%の配合に因んで80/20BRONZEと名付けられています。
音の特徴としては、個性が無いのが個性、といったところでしょうか笑。PHOSPHOR BRONZEと比べるとやや安価です。
(番外)コーティング弦
「PHOSPHOR BRONZE」と「80/20BRONZE」にさらに特殊なコーティングを施した弦。
値段は普通の弦の2〜3倍しますがら、普通の弦の2〜3倍以上の長寿命です。コスパの面ではかなり良いです。
ただし、コーティング弦特有の音は好みが分かれます。また、フィンガリングノイズを少なくするためのコーティングでもあるため、普通の弦と比べてツルツルします。
好みは分かれますが、各社で様々な工夫がされてコーティング弦が次々と開発されています。
最後に、
おススメ弦のご紹介!
D'Addario EJ16
初心者にもオススメの弦がこちら。コーティング弦が発売される前は、この弦が最も耐久性があると言われていました。
音質も輪郭がくっきりしているキレのあるサウンドで、弾き語り、ソロギター、両方使える弦だと思います。
Elixir NANOWEB
コーティング弦の代表的な弦です。
takoは長年愛用している弦になります。
コーティングのおかげで、フィンガリングノイズが少なくタッピング奏法などでもかなり使えます。
コーティング弦を検討しているならまずこれを使ってみるのが良いでしょう!
Martin
Superior Performance MA540
2018年にリニューアルされたMartinの定番弦です。
音質はリニューアル前からほとんど変わらず、耐久性のみ向上されているようです!
D'Addario XT
ダダリオから発売されたコーティング弦です。
コーティングされているとは思えない手触りと音質です!コーティング弦嫌いの人にもオススメしたい弦です。
現在、takoが使用していますが、張ってから1.5ヶ月、ほとんど音が変わらず使い続けています。
ERNIE BALL
EVERLAST COATED
これはおすすめ、というよりかは僕が個人的に気になってるアニーボールのコーティング弦です。
日本では中川イサトさんや押尾コータローさんが使用しており、チューニングを変えても劣化しない、と評判のようです。
変則チューニングを使うギタリストは必見ですねぇ。
はい、というわけで今回はアコギの弦についてのお話でした!