tako(タコ)のアコギな日々

アコギや機材に関する事などを書いています。

【アコギ 初心者向け】続・アコギのメンテナンスグッズのお話(フレット磨き、レモンオイル、弦メンテ)

2020-02-17 12:04:00 | アコギ初心者向け記事
ども、アコギをおもちゃにするギタリスト、takoです。


さて、→前回の記事←からの続きで、今回もアコギのメンテナンス製品を簡単にご紹介します!


フレット磨き


フレットやペグなどの金属部分を磨く時に使用します。
いわゆる、研磨剤を含んでいる製品なので、金属部分以外には使わないようにしましょう。
フレットを磨く時には、指板をマスキングテープ等で保護して使うのが良いでしょう。




ちなみに、こちら↓のような研磨剤を含んだギターポリッシュでも金属部分を磨く時には使えます。



また、こちら↓のようなペーパータイプのフレット磨きがあります。
こちらはなかなか便利なので、僕も使っています。





レモンオイル


指板を磨く時に使うものです。
こちらも、クロスに少量とって磨いて使います。
実は指板ってボディよりもよく触るところなので、アコギのメンテナンスをするのであれば特に持っておきたいですね。




ちなみに、同じ指板のメンテナンスグッズとして、オレンジオイルというものもあります。僕は使ったことないのですが、指板の洗浄、というよりかは保湿・保護が目的のもののようですね。





レモンやオレンジの香りが嫌だ!という人は無臭の指板オイルもあります。






弦メンテ


さて、最後はアコギに張った弦のメンテナンスグッズです。
上画像のTONE Finger Easeはどこの楽器店にも必ず置いている、弦メンテの定番グッズです!
これを使えば弦も長持ちし、滑りも良くなる、といういいことだらけのグッズです。

さて、こちらの使い方ですが、こちらも他のグッズと同じく、クロスに一定量吹きかけて一本一本弦を包むように磨くように使います。

ちなみに、何も保護していないギターの上から、弦に向かって大量に吹き付けている人をよく見かけますが、この使い方はNGです!!!
これに使われている油はあくまで金属用なので、指板にとってはよろしくないです。




はい、というわけで、今回はアコギのメンテナンスグッズについてのご紹介でした!

せっかく買ったアコギは、大切にメンテナンスして長くお付き合いしましょう!


ではでは!




【アコギ 初心者向け】アコギのメンテナンスグッズのお話(ギタークロス、ギターポリッシュ)

2020-02-16 12:00:00 | アコギ初心者向け記事
ども、アコギをおもちゃにするギタリスト、takoです。


さてさて、今回は、アコギを手入れ(メンテナンス)する上で欠かせないいろんな商品を簡単に解説します!


さて、楽器店に行くと、なにやらスプレーやらオイルやらいろいろありますよね…。
んで、どれが何に使うものなのかもよくわからない!ってなりますよね笑


アコギのメンテナンスグッズは以下に挙げるものを持っていればとりあえず、大丈夫です!

・ギタークロス
・ギターポリッシュ
・フレット磨き
・レモンオイル
・弦メンテ

さて、ひとつひとつ説明していきます!



ギタークロス


楽器を履くための布、ですね。
一言でギタークロス、と言っても様々種類があります。
ネル製は水分をよく含むのですが、目が荒いので乾拭きなどには向きません。
スウェード製は、表面が滑らかなのでギター使用後の乾拭きに向いています。
本革製は、やや高価ですが、ポリッシュやオイルを使わずにメンテナンスが出来るものがあります。

本格的にメンテナンスをやるなら3枚は持っていた方がいいと思います。

後述する、ポリッシュ用、オイル用、普段使い(乾拭き)用、といった感じですね。

ん?普段使い(乾拭き)用って?
と、思った方。

ギターは使用後に毎回クロスで軽く拭いてあげるのが、メンテナンスの基本です。
意外と手の脂とかが弦に付いてしまい、錆びるのが早まったりします。
使用後にはクロスで弦とボディを軽く拭いてあげるだけでも、弦の寿命は変わります。








ギターポリッシュ

ギターのボディを磨く時に使うものです。
クロスに一定量吹きかけて、ボディを拭くのが一般的な使い方です。




ここで、注意なのがギターのボディの塗装により、適したギターポリッシュが異なる、という事です。

一般的に量産されているアコギであれば、楽器店によく置いてあるギターポリッシュでも概ね大丈夫なのですが、
例えば、ハイエンドのギターで適用されているラッカー塗装やオイルを木に染み込ませたオイルフィニッシュ、また、艶消し塗装の場合は、適したギターポリッシュを選ぶ必要があります。

例えば、こちら↓は楽器店でもよく見かけるギターポリッシュですが、「ラッカー塗装には使用しないでください!」という注意書きがされていたりします。


ラッカー塗装は非常に薄い塗装なので、研磨剤などが入っているギターポリッシュだと、塗装がダメになる事があるのです。


ハイエンドギターに使われてるラッカー塗装対応のギターポリッシュはこちら↓



オイルフィニッシュ用はこちら↓
どちらかというと、ワックス、という言い方が正しいかもしれませんね。



また、艶消し塗装の場合は、艶を出すようなギターポリッシュだと台無しになってしまうので、艶消し塗装を含む全ての塗装に対応したギターポリッシュはこちら↓


こちらはtakoも愛用しているギターポリッシュです。とても甘いいい匂いがします笑

ギターポリッシュは相性を間違えると、せっかくの塗装がダメになり、塗装がダメになれば音にも影響します。
もし、不安であれば、楽器店の店員に相談しながら選ぶのが1番良いでしょう。




はい、というわけで、文字数の関係で今回はここまで!

次回に続きます!


ではでは!

【アコギ 初心者向け】大型楽器店をtako的に比較してみる!(島村楽器、イシバシ楽器、黒澤楽器、イケベ楽器、山野楽器)

2020-02-12 11:56:00 | アコギ初心者向け記事
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。


さて、これからアコギを買おうと思ってる方は、どこの楽器店に行けばいいのか迷いますよね。

日本では以下のような大型楽器店があります。
・島村楽器
・イシバシ楽器
・クロサワ楽器
・イケベ楽器
・山野楽器


今回の記事では、
tako的な目線でそれぞれの大型楽器店を比較して、特徴などを解説したいと思います!
参考にしていただいて、お気に入りのアコギを手に入れましょう!


島村楽器

全国的に店舗を展開している大型楽器店です。ショッピングモールなどにも入っていて、比較的見かける事も多いのではないでしょうか?
takoは1番よく利用している楽器店でもあります。

〜楽器初心者でも入りやすい〜
店舗がショッピングモールなどに入っているので、楽器初心者にとっては入りやすく、かなり敷居の低い楽器店であると思います。
どんな楽器屋でも良い店員悪い店員がいると思いますが、島村楽器はどの店舗でも接客の感じが良い店員が多い印象です。
その一方で、店員の楽器や機材に対する知識は他の大型楽器店に比べて、あまり高くないように思います。ただし、僕個人としては、逆にそれが島村楽器のメリットだと思っていて、店員が自分の意見を押し付けてきたり、上から目線で接客してくる事はあまりありません。
(良い店員がいたり悪い店員がいたり、はどこの楽器店でも基本的には同じですが笑)
自分の意見を聞いてくれて、希望通りに対応してくれるのは島村楽器を選ぶ大きなメリットだと思います。


〜自社メーカーを展開〜
島村楽器が他の楽器店と違うのは、自社メーカーのギターを制作・販売しているところです。HISTORY(ヒストリー)やJames(ジェームズ)などが、島村楽器自社メーカーのアコギとなっています。
そんなに評判の悪いメーカーではないようなので、こちらもアコギを選ぶ候補にしてもいいのではないでしょうか。

〜様々な自社開催イベントも展開〜
また、HOT LINE(ホットライン)やアコパラなど、島村楽器主催のコンテストイベントなども開催しています。
立地の良いところに店舗がある事が多く、店内にスタジオを常設している店舗も多いので、人によっては長い付き合いとなる楽器店になるかもしれませんね。


〜(デメリット)店舗が広くない〜
ショッピングモールなどの一画に店舗を構えている事がおおいので、店舗が狭い事が多いです。
店舗にある楽器の数や種類は多くないかもしれません。


↓島村楽器 楽天市場店




イシバシ楽器



こちらも全国的に広く店舗を展開している楽器店です。

〜広い店舗が多い〜
ショッピングモールの中でも1〜2フロアを全部店舗にしていたり、建物自体を店舗としている事が多く、島村楽器と比べると、店頭にならんでいる楽器の数は多いです。


Cole Clark(コールクラーク)の輸入代理店〜
昨今、エレアコ界で人気の高まっているコールクラークの正規輸入代理店でもあります。イシバシ楽器に並ぶコールクラークの種類は、気になる人にとってはたまらないでしょう。


〜デメリットはあまり無い〜
店員の接客や知識量などは平均ぐらいだと思っています。特出する点があまり無いのがイシバシ楽器です笑
コールクラークを手にしたい人以外には、強くオススメ出来る点があまり無いんですが、無難な楽器店ではあるので、比較的誰でも入りやすい楽器店だと思います。


↓イシバシ楽器 楽天市場店





クロサワ楽器



都内を中心に展開している楽器店です。
ギターだけでなくバイオリン専門の店舗などもあります。


〜中古楽器の取り扱いが多い〜
新品だけでなく中古楽器も多く取り揃えています。初心者にとっては、中古楽器は難しいですが、気になる方は一度立ち寄ってみても良いでしょう。


〜店員の知識レベルが割と高い〜
中古楽器を扱っている事もあり、店員のメーカーに関する知識レベルが高いです。その知識量ゆえに、語る事に酔ってしまう店員もいたりするので注意ですが笑


〜Martinの輸入代理店〜
クロサワ楽器なMartinの輸入代理店でもあります。Martinだけの店舗もあったりするので、気になる方は足を運んでみるのも良いでしょう。


〜(デメリット)玄人向けの雰囲気〜
これはあくまで僕の個人的な印象であるということを先に言っておきますが、店内が割と玄人向けの雰囲気を醸し出しており、来ているお客さんも割と楽器詳しい人が多いので、初心者はやや入りにくいかもしれません。


↓クロサワ楽器 楽天市場店




イケベ楽器



イケベ楽器も都内を中心に展開している楽器店です。



〜楽器の種類毎に店舗がある〜
イケベ楽器は楽器の種類毎に店舗を構えているのが大きな特徴だと思います。
エレキギター専門店、エレキベース専門店、ドラム専門店からDJ機材専門店やエフェクター専門店もあります。
もちろん、アコギ専門店もあります。
↓こちらは僕も頻繁に行っているアコギ専門のお店です。



〜店員がプレイヤー寄り〜
店員の接客は感じの良い人が割と多いと思います。また、店員の知識レベルは割と高いと思います。クロサワ楽器も店員の知識レベルが高いと先述していますが、僕の印象として、クロサワ楽器はギターの性能や仕組みなどのクラフト寄りの知識なのだとしたら、イケベ楽器はプレイヤー寄りの知識がある店員さんが多いと感じます。
初心者の人でも、弾きやすい弾きにくいという相談についても、プレイヤー目線で答えてくれる店員が割と多いと思います。


↓イケベ楽器 楽天市場店




山野楽器



山野楽器はハイエンドな百貨店の中に入っていたり、銀座に本店があるなど、割と敷居の高い場所にある事が多い楽器店です。


〜上品な店内と店員〜
店舗の雰囲気としては、上品で大人に雰囲気の店舗が多いです。お客さんも年配の方が少なくなく、少し入りにくい雰囲気ではあるかもしれませんが、丁寧な接客をしてくれる店員が多く、一度入ってみれば割と安心できる楽器店ではあります。


〜Taylorの正規輸入代理店〜
山野楽器は、人気エレアコメーカーTaylor(テイラー)の正規輸入代理店です。Taylorが気になっている方は是非行ってみてはいかがでしょうか?


〜(デメリット)店舗のギターの種類は多くない〜
山野楽器は、どちらかというと鍵盤楽器や金管楽器を豊富に置いてある楽器店のイメージがあり、街中で見つけた山野楽器に入ってみるとギターが置いていない、ということがよくあります。
ギターを探しに行くのであれば、あらかじめその店舗にギターがあるかどうか確認してから行った方が良いと思います。




はい、というわけで、今回は大型楽器店について比較してみました。
あくまでtakoの個人的な印象や見解が入っているので、あらかじめご了承ください笑


ではでは!!

【アコギ 初心者向け】リズム感の練習に必須!メトロノームを語る!

2020-01-12 12:09:00 | アコギ初心者向け記事
ども、アコギをオモチャにする男、 takoです。


今回はリズム感を養うために必須のメトロノームについてのお話!

メトロノームの種類から、オススメまで、個人的な意見を基に解説していきます!



まず、メトロノームには2つの種類があります。
・振り子式
・電子式

それぞれのメリットとデメリットを解説します!

振り子式


真ん中の棒が左右に触れながら、チーン、カッ、カッ、カッ、と音を鳴らしリズムを刻む、THE・メトロノームですよね。
振り子式の1番のメリットは振り子の動きを目で見ながらリズムをとれるところです。
何か動きに合わせて、リズムをとるって1番リズム感を養う上で効果的です。
バンドの中でも、みんな立ち止まって弾いてるわけではないですから、メンバーの動きを見ながら合わせる練習としても良いです。
デメリットとしては、繊細な機材なので、持ち運びが容易ではない、というところと、平らな場所でないと使えない、といったところでしょうか。



YAMAHAやSEIKOの振り子式メトロノームが一般的ですね。







あと、これ↓はとあるアーティストさんが使ってたものなんですが、コンパクトなサイズで持ち運びしやすそうで、かつオシャレだったので、これもオススメです。↓




電子式メトロノーム


電子式メトロノームは、電子音(クリック音)でテンポを刻むメトロノームです。
メリットは、振り子式とは違い、場所を選ばず持ち運びも容易なところです。




また、電子式には様々なタイプのものがあり、用途や場面に合わせて様々な種類から選べます。
譜面台や洋服に挟むクリップタイプなどもあります。アコギ用なら、クリップタイプのチューナーにメトロノームが内蔵されているものも多いです






個人的に良いなと思うのが、イヤホンタイプの電子式メトロノームですね。
楽器を弾きながらだと、メトロノームのクリック音って聴こえにくいんです。
しかし、イヤホンタイプなら、耳に直接クリック音が聞こえるので、楽器の音量を気にすることなく、リズムをとることが出来ます。


↑これ、複数台あれば、赤外線でクリック音を同期させる事も出来るそうです。バンド練習なんかの時にはすごく使えそうですね。


しかし、個人的には電子式メトロノームは苦手です。というのも、デメリットとして、振り子式とは違い視覚的にリズムをとることができず、完全に耳でリズムをとることになります。
早いテンポならいいですが、テンポ60ぐらいの遅いテンポだと耳だけだとわからなくなります。
耳だけで、テンポをとるのって意外と難しいんですよ。




というわけで、2種類のメトロノームについて解説しましたが、ざっとまとめると、それぞれのメリット・デメリットは以下のような感じです。

・振り子式メトロノーム
メリット
…視覚的にリズムをとることができる
デメリット
…繊細なので平面など使える場所が限られており、持ち運びも慎重にする必要がある

・電子式メトロノーム
メリット
…使える場面は選ばず、持ち運びは容易。様々なタイプから選べる。
デメリット
…視覚的にリズムをとることが出来ないので、やや合わせづらい



個人的な結論としては、

初心者で1人でリズム感の練習をするのであれば、視覚的にもリズムの感覚を覚える事が出来る振り子式がオススメです。


というわけで、今回はメトロノームについてのお話でしたー


ではではー!



【アコギ 初心者向け】チューナー無しでチューニングする方法!②(1つの弦から耳でチューニングする方法)

2020-01-03 11:20:00 | アコギ初心者向け記事
ども、アコギをおもちゃにする男takoです。


前回の記事(→https://blog.goo.ne.jp/takoguitar800/e/2e42823593d28c5fe76e73dbb2852e2f)では、音叉を使って、耳を鍛えて基準となる音とうなりを聞き取るトレーニングについて解説してしました。

今回は、1つの弦から他の5弦を調整する方法です。


今回のお話を進める前提として、5弦Aの調弦は正確である、という前提でお話を進めます。この話がわからない人は前回記事を読んでください。


では、1つの弦から他の弦を調整するというのは、簡単に言うと、それぞれの弦で音程が同じところがあるので、耳で聞きながら順番に合わしていく、ということです。


詳しく説明していきます。

僕なりの表現で大きく分けると、方法は2つです。
・実音でチューニングする
・ハーモニクスでチューニングする


○実音でチューニングする
単純に弦を鳴らしてチューニングする方法です。
EADGBEのレギュラーチューニングの場合、弦同士では下記のように同じ音となる関係があります。

6弦5フレット=5弦開放弦
5弦5フレット=4弦開放弦
4弦5フレット=3弦開放弦
3弦4フレット=2弦開放弦
2弦5フレット=1弦開放弦


この関係を使って、5弦から他の弦をチューニングする手順は以下の通りです。

①5弦開放弦と同じ音になるように6弦5フレットを鳴らしながら、6弦をチューニングする。

②5弦5フレットと同じ音になるように4弦開放弦を鳴らしながら、4弦をチューニングする。

③4弦5フレットと同じ音になるように3弦開放弦を鳴らしながら、3弦をチューニングする。

④3弦4フレットと同じ音になるように2弦開放弦を鳴らしながら、2弦をチューニングする。

⑤2弦5フレットと同じ音になるように1弦開放弦を鳴らしながら、1弦をチューニングする。


この方法は、同じ音かどうかをただ耳で聞きながらチューニングするので、練習は特に必要ないですが、耳がかなり鍛えられていないと、正確なチューニングは難しいです。
ざっくりとチューニングしたい時は有効ですが、あんまりこの方法に慣れると耳が鍛えられないので、出来れば次に紹介するハーモニクスを使ったチューニングをマスターして欲しいです。



○ハーモニクスでチューニングする
ハーモニクスの音を聞いてチューニングする方法です。

先ほどの方法と同じように同じ関係になる音を比較しながらチューニングする事になるのですが、大きな違いは前回記事(→https://blog.goo.ne.jp/takoguitar800/e/2e42823593d28c5fe76e73dbb2852e2f)で書いたうなりを聞き取りチューニングします。
ウワァンウワァンウワァン…と聞こえるうなりが無くなるように、1つ1つの弦をチューニングしていくわけですね。


EADGBEのレギュラーチューニングの場合、弦ごとのハーモニクスには下記のように同じ音となる関係があります。

6弦5フレットハーモニクス
=5弦7フレットハーモニクス

5弦5フレットハーモニクス
=4弦7フレットハーモニクス

4弦5フレットハーモニクス
=3弦7フレットハーモニクス

6弦7フレットハーモニクス
=2弦開放弦

5弦7フレットハーモニクス
=1弦開放弦


この関係を使って、5弦から他の弦をチューニングする手順は以下の通りです。


①6弦5フレットハーモニクスと5弦7フレットハーモニクスを鳴らし、うなりが無くなるように6弦をチューニングする

②5弦5フレットハーモニクスと4弦7フレットハーモニクスを鳴らし、うなりが無くなるように4弦をチューニングする

③4弦5フレットハーモニクスと3弦7フレットハーモニクスを鳴らし、うなりが無くなるように3弦をチューニングする

④6弦7フレットハーモニクスと2弦開放弦を鳴らし、うなりが無くなるように2弦をチューニングする

⑤5弦7フレットハーモニクスと1弦開放弦を鳴らし、うなりが無くなるように1弦をチューニングする


④と⑤はうなりが聞こえにくいかもしれませんが、訓練すれば聞こえるようになります。

この方法では、ハーモニクスを鳴らす練習は必要になりますが実音でチューニングするよりも正確なチューニングが出来ます。
これが瞬時に出来る様になれば、ライブ中のチューニングをするときにも便利です。


ちなみに、ハーモニクスでチューニングする場合、一部の変則チューニングにも対応出来ます。


ドロップD(DADGBE)
レギュラーチューニングから、
6弦7フレットハーモニクスと5弦12フレットハーモニクスを鳴らし、うなりが無くなるように6弦をチューニングする
と6弦をDに合わせられます。

ダドガド(DADGAD)
レギュラーチューニングから、
①6弦7フレットハーモニクスと5弦12フレットハーモニクスを鳴らし、うなりが無くなるように6弦をチューニングする
②4弦7フレットハーモニクスと2弦12フレットハーモニクスを鳴らし、うなりが無くなるように2弦をチューニングする
③3弦7フレットハーモニクスと1弦12フレットハーモニクスを鳴らし、うなりが無くなるように1弦をチューニングする
こうすると、6,2,1弦を1音下げてDADGADチューニングが耳で出来ます。





はい、というわけで、今回はチューナー無しでチューニングする方法を解説しました!
これが出来るといろんな場面で使えますので、ぜひマスターしてみてください!


今回は文字ばっかですいません!!笑



ではではー!