tako(タコ)のアコギな日々

アコギや機材に関する事などを書いています。

【アコギメーカーについて語る⑥】エレガットを選ぶならGodin(ゴダン)!!

2020-01-31 12:27:00 | アコギメーカーを語る
ども、アコギをオモチャにするギタリストtakoです。


アコギメーカーについて語るこのコーナー、第6回となります。


今回は、Godin(ゴダン)というメーカーについてのお話です!






画像を見ていただくと、見た目にはアコギに見えないのですが、立派にエレアコです。
ゴダンは、1988年にカナダで誕生したメーカーです。当時、今ほどエレアコが一般的では無かった時代にいち早くエレアコの可能性を見据えていたメーカーだったのだと思われ、今でもその目を引くデザインは新世代ギターとして注目を集めていました。

ゴダンのエレアコに対するコンセプトは、

1. ライブでの使用を前提に企画設計
2. リアルなアコースティックサウンドをプロデュース
3. 他の楽器からの持ち替えでも違和感のない演奏性

です。
ライブで使う事を想定し、ハウリング対策としてサウンドホールのないソリッドな表面、エレキギターからの持ち変えをしやすいように、薄いボディ、そして、生音を追求した高品質なピックアップとフィードバック対策、がゴダンギターの特徴です。
そのこだわり抜かれたエレアコは、誕生から30年経った今でも根強いファンの多いメーカーです。



ゴダンギターのエレアコには、スチール弦タイプとエレガットタイプがあるのですが、個人的にはゴダンを超えるエレガットには出会った事はない、というのがゴダンに対する僕の印象です。
今後エレガットギターを買うのであれば、僕はゴダン一択になりますね。


このゴダンエレガットを愛用しているアーティストさんにRANDOLF ARRIOLAさんというギタリストがいます。



動画を見ていただくとわかるように、ゴダンエレガットの音の品質もさることながら、様々なエフェクトをかけてもキレイに音に乗るのがわかり、非常に使いやすいエレガットであることがわかりますね。




さて、
ゴダンのエレガットにはDuetシリーズとMultiacシリーズの2つのシリーズがあります。


Duetシリーズ





デュアルPUを搭載、2種類のP.U.を表面のツマミで自在にブレンドし魅力溢れるトーンを作り出せるシリーズです。
ゴダンエレガットの定番モデルですね。









Multiacシリーズ



さて、見た目はDuetシリーズと変わらないのですが、MultiacシリーズはローランドのGR-55ギターシンセまた全GK製品に対応しており、専用のケーブルをギターに接続出来る専用のプラグが付いています。






ナイロン弦サウンドとギターシンセサウンドが個別に又は両方のサウンドをコントロールすることで、クリエイティブなサウンドを作り出せます。
このモデルはぜひギターシンセと共に手に入れたいですね!













はい、というわけで今回はゴダンエレガットについてのお話でした!

エレガットの購入を考えている人にはぜひおススメしたいですね!

ではでは!





シグネイチャーモデルについてのお話

2020-01-30 12:16:00 | アコギの話題いろいろ
ども、アコギをオモチャにする男、takoです。


さて、みなさま「シグネイチャーモデル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

ギターに限らず使われるこの言葉なのですが、シグネチャー【signature】とはそもそも"署名"という意味で、著名人の名前を冠した製品の事をシグネイチャーモデルと言います。

ギターの世界においては、メーカーがアーティストの愛用しているモデルに単に名前をつけて制作していたり、ギターにこだわりのあるアーティストには、アーティストがオーダーメイドで作ったギターの性能に近づけて制作したものを安価で販売したりなど、様々な形が見られます。



そんなファンなら喉から手が出るほど欲しいなるようなアコギのシグネイチャーモデルをいくつかご紹介します。


MARTIN ( マーチン )
000-28EC Eric Clapton Sunburst




指板にさりげなくエリッククラプトンのサインが入っていますが、シグネイチャーモデル感は薄いので、誰にでも使えるアコギである一方で、いわゆる名を冠しただけのアコギ、とも言えます。
Martinの定番モデル「OOO-28」を基に、エリッククラプトンの功績を称えて制作されたモデルです。
ギターの神様、エリック・クラプトンの名前が冠されているこのモデル。








Kazuyoshi Saito 
J-45 ADJ 2020 Edition


シンガーソングライターの斉藤和義さんが、ギブソンのクラフトマンと綿密なディスカッションを重ねた結果誕生したギターです。
斉藤和義さんは日本人で初めてギブソンのシグネイチャーモデルを発表したアーティストで、2013年に最初にシグネイチャーモデルを発表してから、この2020年モデルはギブソン×斉藤和義のシグネイチャーモデル第6弾となります。

斉藤和義さんのこだわりが詰まったこのモデルはまさしくシグネイチャーモデルと言うのに相応しく、ファンならぜひ手に入れたいモデルですね!





James J-AC/DM NAM
南澤大介シグネチャーモデル


島村楽器のプライベートメーカー、james(ジェームス)から発売された、「ソロギターのしらべ」でおなじみのソロギタリスト 南澤大介さんのシグネイチャーモデルです。
ソロギター初心者向けに開発されており、随所で南澤さん本人の好みの仕様となっています。
他のシグネイチャーモデルと比べても、かなり安価なので、ソロギター入門のアコギとしては非常にコスパが良いと思います。







というわけで、今回はシグネイチャーモデルについてのお話でした!
ファンならそのアーティストと同じアコギを使ってみたいですよね。
好きなアーティストのシグネイチャーモデルが発売されればぜひ手に入れてみたいものです!

ではでは!

【フリー素材 画像】CDジャケットやフライヤーにはunsplush が便利!

2020-01-29 13:12:00 | 雑記・その他
ども、アコギをオモチャにする男、takoです。


フリーで音楽活動をやっていると、どうしてもCDジャケットやフライヤーなど画像や絵を使う機会が多くなります。

ネットで落ちている画像をそのまま使ったりすると、著作権侵害にあたる可能性もありますし、かと言って自分で一から写真を撮ったりするのも結構手間ですよね。



そんな中、僕がよく使っている「unsplush」というサイトでは、クオリティの高い写真が自由に使えます。ライセンスCC0(Creative Commons Zero)で商用利用も可能です。



毎日10枚ほど新しい写真がアップされているようで、高品質の写真を眺めているだけでも時間が過ぎてしまいます。











こんなクオリティの高い画像がフリーで使えるなんて嬉しいですよね。
他のフリー素材のサイトだと、画像にライセンスの表記があったりして少し使いづらかったらするのですが、unsplushの画像にはライセンス表記が無いので、そこも使いやすい点ですね。


また、unsplushのアプリがあります。フライヤーを作ったりジャケット作成をスマホで済ませたい人には嬉しいですね!



簡易なフライヤー作りやチラシ作りであればかなり使えます!
ぜひぜひ試してみてください!



ではでは!

【アコギ オススメCD紹介⑤】Erik Mongrain エリック・モングレイン 「Fates」

2020-01-28 13:13:00 | オススメアコギCD紹介
ども、アコギをオモチャにする男、takoです。

オススメのアコギCDをご紹介するこのコーナー、今回で第五弾となります!

過去の記事は→こちら


今回ご紹介するのはこちら!



Erik Mongrain 
エリック・モングレイン 
「Fates」



エリック・モングレインはカナダ出身のギタリストです。
YouTubeでは「AirTap!」「PercusienFa」などのギターを膝の上に置いて弾くラップ・タッピング奏法で話題になった方です。






ラップ・タッピングスタイルが話題になりがちなんですが、CDで聴くとその楽曲は非常に複雑ながら繊細で、「自然」を思わせるような造詣の深い楽曲が特徴だと思います。


彼の最近の楽曲はかなり難解な曲が多いのですが、本作「Fates」はエリック・モングレインのデビューアルバムであり、割ととっつきやすい楽曲が多いです。彼の高い音楽性とポップさが見事にマッチしている名盤です。





では、オススメ曲の紹介です。

トラック4
Fusions
疾走感あふれるアップチューンです。ただのストロークかと思いきや、細かいテクニックが多用されており、聴けば聴くほど奥が深い曲です。


トラック8
Confusion #8
パーカッシヴなグルーヴ感がなんとも言えない渋い曲です。
とにかくカッコいい笑


トラック9
Interpretations
"解釈"というタイトルからもわかるように、深く思考していく様子をイメージして吸い込まれてしまいそうな美しいメロディの曲です。





はい、というわけで、今回はエリック・モングレインのデビューアルバム「Fates」のご紹介でした!

ではでは!




【個性派ギタリスト オススメエフェクター 】Electro-Harmonix Freeze エレクトロハーモニクス フリーズ

2020-01-27 12:10:00 | アコギ以外の機材の話題
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。


今回は、アコギの話題っぽくはないんですが、僕の使っているエフェクターでひとつかなり気に入っているものをご紹介します!


こちら!


Electro-Harmonix Freeze
エレクトロハーモニクス
フリーズ



さて、どういったエフェクター かと申しますと、半永久的にサスティーンを伸ばすことが出来る、というものです。

サスティーンとは、演奏によって楽器が音の発生を開始した後に聞こえる余韻の事を指すのですが、ギターなどの撥弦楽器ではこのサスティーンの伸びがたびたび課題となります。


ロングサスティーンを作り出すエフェクターなどもありますが、限界があります。
しかしこのfreeze、なんと、サスティーンを無限に伸ばすことができる、他に類をみない個性的すぎるエフェクターなのです!
その無限サスティーンの上から演奏をさらに重ねられるし、また、無限サスティーンの音にフランジャーや歪み系などのエフェクトをかけると、独特の音となり可能性も無限です!

モード切り替えのスイッチとサスティーンの音量調節のつまみだけなので、シンプルです。

【Fast】
スイッチを踏んでいる間だけその時点の音を継続させる。
【Slow】
スイッチを踏んでいる間だけ音を継続しますが、エフェクト音はフェードインして、スイッチを離すとエフェクト音はフェードアウトします。フェードスピードは設定可能です。
【Latch】
スイッチを踏んだその時点の音を継続し、離しても音は継続したままです。もう一度踏むと新たに踏んだ時点の音に切り替わります。音を消すにはスイッチを素早く2度踏みます。

FastとSlowは踏みながら演奏しなければいけないですが、使い勝手は良いです。
Latchは、少し使いこなすのには練習がいりますが、使いこなせばインパクトのある一曲が出来上がるかもしれません。


使用例として僕の演奏動画を載せておきます。


↑しょっぱなのハーモニクスをfreezeさせて、フランジャーをかけた音を、そのままルーパーに取り込みました。
また5:05〜あたりからのストロークパートでLatchの機能を使いfreezeをかけて厚みを出しています。


いかがでしょうか?
本来はエレキギター用のエフェクターなのですが、エレアコでも十分使えるエフェクターだと思います!






というわけで、今回は僕のお気に入りエフェクターfreezeをご紹介しました。
かなりクセのあるエフェクターですが、認知度がそんなに無いと思われるので、使いこなせばかなり個性が出せるエフェクターだと思います!
ぜひチャレンジしてみてください!


ではでは!