tako(タコ)のアコギな日々

アコギや機材に関する事などを書いています。

【アコギ 初心者向け】チューニングには必須!チューナーいろいろ!

2019-12-30 14:29:00 | アコギ初心者向け記事
ども、takoです。

今回はチューナーに関するお話です。

チューナーとは、楽器の音程を調整するための機材です。初心者の時には、音程がまずわからないので、アコギを買ったらこれは必須アイテムです。

チューナーも色々と種類があるので、それぞれ解説していきます。


○スタンダードチューナー

スタンダードなチューナーのタイプです。チューナーのマイクに向けて音を出して、チューニングします。
このタイプは比較的チューニング出来る音域が広く、アコギ以外の楽器にも使えまず。また、付属機能が付いている事が多く、電子メトロノームが付いていたり、より正確なチューニングのためのコンタクトマイクが付いていたりします。
しかし、なるべく周りに音がない環境で使わないと、外部の音が入ると正確なチューニングが出来ません。なので、ライブ中に使ったりするのは難しいかもしれません。


定番商品はKORGやYAMAHAあたりでしょう。









○スマホアプリのチューナー
今では、スマホアプリなんかでもチューナーがありますが、これは、先述したスタンダードチューナーと同じでスマホのマイクに向けて、音を出してチューニングします。
チューニングの正確さはスタンダードチューナーよりも劣りますし、環境の影響も受けやすいので、メインで使ってる人はあまりいないでしょう。
チューナーを忘れた、などのトラブル対策にスマホに入れてる人は多いと思います。




○クリップ式チューナー


アコギのヘッドに挟んで使うチューナーです。
ヘッドに挟むだけ、という手軽さが特徴です。クリップ式チューナーのほとんどは画面にバックライトが付いているので暗い場面での視認性もよく、また、ヘッドの振動を認識して音を調整するので、マイクとは違い外部の音に影響を受けにくいです。
メリットだらけで、人気のタイプですが、製品によっては決まった音程しかチューニング出来ないものがあります。例えば、アコギ専用のクリップ式チューナーであれば、EADGBEしか認識しなくて、半音下げやDADGADなどのレギュラーチューニング以外に対応していないものがあります。
安価なものの中に、たまにこういうタイプのチューナーがあるので、安価なクリップ式チューナーを購入するときはご注意ください。


あとこれはあくまで個人的な意見ですが、下の画像のような首がついてて画面がいろんな角度に調整出来るタイプはやめた方がいいです。


このタイプ、一見便利なんですが、長く使っていると首の部分が劣化してきて、決まった角度に固定出来なくなってきます。
ヘッドに付けてチューニングしようと思ったら、だらーんと画面が下向いちゃって、チューニングしようにも画面が見えなくてイライラ!って事があります(というか、ありました笑)





個人的にクリップ式でオススメなのは下記のBOSSのチューナーです。クリップのグリップもしっかりしていて、ライブ中も見やすいです。






○エレアコ備え付けのチューナー


エレアコを買ったのであれば、エレアコそのものにチューナーが付いてるものもあります。
エレアコ本体の音を検知してるので、クリップ式と同じく外部の音による影響は受けにくいですが、チューナーのメーターが見にくくてチューニングしにくいものが多いです。このメーターが見にくいと、「あとどれだけ音を上げ下げすればいいのか?」というのが視覚的にわかりにくいです。
ある程度チューニングに慣れてくれば、これでも充分なんですが、やはり初心者のうちは、スタンダードチューナーやクリップ式チューナーの大きなメーターを見ながらチューニングの感覚を養った方がいいでしょう。



○ペダル式チューナー

シールドで繋いで足下に置くタイプのチューナーです。エレキギターの奏者がよく使っていますが、エレアコなどでも使えます。ギターからアンプまたはPAまで繋ぐ経路の間に繋ぐもので、シールドを通して出力された音をそのまま検知するので、外部の音には一切影響受けず、チューニングの正確さは高いです。
また、製品のほとんどにミュート(消音)機能が付いているので、ライブ中にチューニングしてる音がお客さんに聴こえなくなるのが大きなメリットです。

ただ他のチューナーとくらべやや高価なのと、生アコギには使えないのがデメリットになります。








はい、というわけで、今回はチューナーについてのお話でした!

ではでは!




【特殊奏法 アコギ】僕が影響を受けたギタリストたち②

2019-12-29 12:23:00 | 影響を受けたギタリスト
ども、アコギをおもちゃにするアコギタリストtakoです。


今回は、僕が影響を受けたor憧れているギタリストの紹介、第二弾です!




Daryl Kellie




ダリル・ケリーさんです。

特殊奏法を用いながらも、アコースティックギターの味そのものを生かしている楽曲に非常にセンスを感じます。
歌も上手いです!



lukas jury




派手な奏法こそありませんが、パーカッションとフィンガーピッキングが絶妙にマッチした楽曲を弾かれる方です。
個人的には、これが1番モテる弾き方だと思ってます笑




城 直樹




ギターぶっ壊れるんじゃないか!?と思ってしまうほど、豪快な演奏をする方です。
ここで紹介する他にも、非常に優しい曲も弾かれるので、かなり楽曲の幅が広いですね。





Mike Dawes




マイク・ドーズさんです。
とにかく、技の引き出しの数とその奏法をただの技に終わらせない楽曲センスは脱帽です。
この方のアイデアはかなり参考にさせてもらってます!(出来ないけど笑)








Luca Fiore




アコギ一本で1人バンドを作り上げてしまっています。
スラム奏法だけではなく、ギターソロも表現しており、弾き語りのバリエーションを広く大きくしています。





はい、というわけで、影響を受けたギタリストや憧れのギタリストのご紹介でした!

ではでは、また第三弾でー!!笑




【個性派アコギタリスト必見】面白い・変わったアコギのアクセサリー、アイテム3選 ②

2019-12-27 11:43:00 | アコギの話題いろいろ
ども、アコギをおもちゃにするアコギタリストtakoです。


さて、以前、変わったアコギのアクセサリーやアイテムをご紹介しましたが、今回はその第二弾です!


またまた、色々と面白いアクセサリーやアイテムをご紹介します!





グライダーカポ


このグライダーカポ、弦を押さえる部分と反対側がローラーになっています。
何が出来るかというと、ネック上でカポが転がるように移動させられるので、曲中でカポの位置を変えて転調が簡単に出来るのです。
ネック裏から親指一つで移動させられるので、少し練習は必要ですが、使いこなすと転調の曲も自由自在です。








パーシャルカポ


 
ぱっと見、普通のカポなのですが、これ、レギュラーチューニングに取り付けるだけで、開放弦をドロップDやオープンAなどに変えることが出来るカポなんです。

下の図を見ていただくとわかるように、6本の弦全て押さえるのではなく部分的に押さえられるんです。







厳密に言うとドロップDやオープンAにはならないんですが笑
でも、簡単に不思議な響きにすることも出来るので、使いこなせば面白そうです。







MASAYOSHIピック





あの山崎まさよしさんが監修したオリジナルサムピックです。
普通のサムピックと何が違うかといいますと、通常のサムピックは親指に対して真横に直角にピック部分がついているんですが、この山崎まさよしさんのサムピックはピック部分に少し角度がついており、指弾きからストロークまで自然な手の角度で弾くことが出来ます。

普通のサムピックでアルペジオとか弾くと、普段の自分の手の形とは少し違う形で弾くことになるんですが、このサムピックだと、通常の指弾きと変わらないフォームで弾けます。
絶妙な角度にこだわりが感じられますね。これに慣れちゃうと、他のサムピックが使えなくなりますよ笑





はい、というわけで、こんかいも個性派・こだわり派ギタリストが欲しくなるようなアイテムのご紹介をさせていただきました!

ではではー!






【アコギメーカーについて語る②】誰もが憧れるMartin

2019-12-26 11:16:00 | アコギメーカーを語る
ども、アコギをおもちゃにするアコギタリストtakoです。


アコギメーカーについて、個人的な意見を語るこのコーナー。第二弾は、アコギファンなら誰もが知ってるMartinについて。




いまだにマーティンなのか、マーチンなのか、読み方がよくわからないメーカーですが笑
創業から200年経っているという、アコギ界を代表する老舗メーカーです。
アコギと言えばMartin、と言う人も多いですよね。

個人的な好みとしては、Martinは生きた化石のようなメーカーだと思っていました
生音は一般受けするようなアコギらしい音なのですが、エレアコにはあまり力を入れていない、という印象。
伝統の製作方法を語り継ぎ、生アコギにこだわり続け、ライブや動画配信での使用を想定していない、現代のシーンの波に乗っていない、そんなメーカーだと思っていました。


僕は基本的にエレアコ派なので、Martinのエレアコはキラキラシャキシャキし過ぎてて、音があまり好きになれなかったのです。今考えれば、この音って後述するフィッシュマンのピックアップ特有の音色だったんですが。


フィッシュマンと30年以上もリレーションシップを築いているらしく、フィッシュマンのピックアップをMartinは使い続けています。
そんな中、フィッシュマンはMartinの生音をスピーカーを通しても再現したいと考えて、ピックアップシステムを試行錯誤してきたわけです。


そして、2016年にフィッシュマンは新しいピックアップシステムAura VT Enhanceを開発しました。


このシステム、なるべくMartinの本体に細工をしないような設計になっているようです。生音でもスピーカーでも、どちらでもMartinの音色を壊さないように工夫がされているようですね。ピックアップシステムは、インブリッジピエゾとボディの振動を拾うトランデューサーで構成されており、その音をミックスして出力されます。これにより、Martinエレアコでもボディヒットなどを交えたパーカッシブな演奏が可能となったのです。



ピックアップ性能もかなりこだわったものなのですが、ここからさらに驚きなのが、このピックアップの開発をきっかけに、Martinの伝統的なスタンダードシリーズをエレアコ化したというのがすごいんです。いわゆる、D-28 とかOOO-28とかのシリーズですね。スタンダードシリーズの最高峰がD-45です。


このAura VT Enhanceというピックアップシステム、まだ弾いた事がないんですが、もし音質が気に入れば、アコギファン憧れのD-45をスピーカーを通して大音量で鳴らせる日が来るかもしれませんね。


以下、Martinエレアコのラインナップです。









これらのモデル、楽器屋で見つけたら是非試奏して、楽器屋さんに許してもらえたら、ボディヒットとかも試してみたいですねぇ笑



ハイ、というわけで、僕が知らないうちに驚きの進化をしていたMartinについてのお話でした。

過去の記事はこちら
YAMAHA

ではではー。




【特殊奏法 アコギ】僕が影響を受けたギタリストたち

2019-12-25 13:18:00 | 影響を受けたギタリスト
ども、takoです。

最近、「誰に影響受けてるんですか?」という質問をありがたい事によくいただきます。


言葉で説明するのも難しいので、ここで紹介して、実際に動画を見てもらうのが良いと思いまして、実際に僕が影響を受けたギタリストや憧れのギタリストをご紹介します!


Thomas Leeb



トーマス・リーブさんです。
この方、音楽大学のギター専攻の大学教授をされている方でその技術は素晴らしいです。
この曲のようなパーカッシブな曲が多く、ボディヒットだけではなく弦を叩くクラップ音も織り混ぜて演奏します。
簡単そうに弾くんですが、かなり繊細な楽譜になっており、絶対弾けませんね笑





T-cophony




ティーコフォニー、と読みます。
タッピングだけで一曲作ってしまうスタイルに衝撃を受けて、タッピングの練習を始めるきっかけとなった人です。





Jon Gomm




ジョンゴムさんですね。

ホントに縦横無尽にギターを弾きこなすスタイルに衝撃を受けました。まるでアコギを遊び尽くすかのように、そしてすごい楽しそうに弾く感じも素晴らしいんですよね。




Erik Mongrain




エリック・モングレインさんです。

演奏テクニックはもちろんですが、この人の作る曲を聴くと、風景や情景を思い浮かべてしまうような不思議な魅力があります。
こんな曲を作りたい、と曲そのものに憧れているギタリストです。







 

Petteri Sariola


ペッテリ・サリオラさん。
今ソロギター界で流行りのスラム奏法の第一人者です。
日本の押尾コータローさんとも交流があり、数年ごとに日本ツアーも行っています。
日本にもファンは多く、ソロギターを語る上では外せない方です。










はい、というわけで僕が大好きなギタリストたちのご紹介でした!


ではでは!