快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  今月16日の新月とその前後期間に起きた主な変化

2018-04-24 07:58:12 | 地震 津波
 今月16日の新月とその前後期間に発生した事と言えば既に記事にした通りで、まず4月15日から発生したトカラ列島の群発地震、そして4月19日に発生した霧島連山硫黄山の噴火、更には21日から始まった草津白根山の火山性地震の増加でした。
 地震の方はと言うと、M4.5以上の有感地震は、

2018年4月22日 2時02分ごろ 父島近海 M4.9 最大震度2
2018年4月20日 19時45分ごろ 釧路沖     M4.5 最大震度2
2018年4月19日 20時38分ごろ 岩手県沖 M4.7 最大震度3
2018年4月14日 15時13分ごろ 愛知県西部 M4.6 最大震度4
2018年4月14日 4時00分ごろ 根室半島南東沖 M5.4 最大震度5弱

 M6以上は有りませんでしたが、少ない方では無かったと思います。
 そして4月20日以降の有感地震の傾向がそれ以前とはやや異なる傾向のようでした。

2018年4月23日 22時41分ごろ 浦河沖         M4.0 最大震度1
2018年4月23日 13時27分ごろ 青森県東方沖     M3.5 最大震度2
2018年4月23日 7時05分ごろ 島根県東部     M2.7 最大震度1
2018年4月23日 5時49分ごろ 新島・神津島近海 M4.3 最大震度3
2018年4月23日 5時45分ごろ 新島・神津島近海 M3.0 最大震度2
2018年4月23日 1時01分ごろ 島根県西部     M4.1 最大震度3
2018年4月22日 20時47分ごろ 新島・神津島近海 M1.9 最大震度1
2018年4月22日 20時36分ごろ 新島・神津島近海 M2.6 最大震度2
2018年4月22日 20時30分ごろ 新島・神津島近海 M3.9 最大震度3
2018年4月22日 16時56分ごろ 千葉県南東沖     M4.2 最大震度1
2018年4月22日 11時42分ごろ 青森県東方沖     M3.1 最大震度1
2018年4月22日 2時02分ごろ 父島近海     M4.9 最大震度2
2018年4月21日 18時47分ごろ 千葉県東方沖     M5.1 最大震度3
2018年4月21日 10時32分ごろ 西表島付近     M2.9 最大震度1
2018年4月21日 4時36分ごろ 長野県南部     M2.6 最大震度2
2018年4月20日 19時45分ごろ 釧路沖         M4.5 最大震度2
2018年4月20日 10時56分ごろ 奈良県         M2.5 最大震度1
2018年4月20日 8時57分ごろ 山梨県東部・富士五湖 M3.6 最大震度2
2018年4月20日 4時55分ごろ 長野県南部     M2.7 最大震度1

 これについては地磁気の乱れが関係していたのかどうか、と言う見かたも有りますがどれだけ影響してたのかはわかりません。

引用開始(一部抜粋)

http://swc.nict.go.jp/contents/index.php

2018/04/22 15:00 更新
担当 川原

太陽活動は静穏でした。
引き続き今後1日間、太陽活動は静穏な状態が予想されます。
地磁気活動は静穏でした。
4月20日0時21分に発生した急始型地磁気嵐は、21日1時頃に終了しました。
引き続き今後数日間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。
4月22日0時50分に高エネルギー電子の臨時警報を発令しました。

引用終了

 この「4月20日0時21分に発生した急始型地磁気嵐」とは何が原因なのでしょうか。
 夏に向けて大きくなりつつある新月とどれだけ関係が有ったのかは現在の所わかりません。
 そして今月11日に発生した大分県の土砂崩れが有りますが、この件が地震や火山性活動、或いは地殻変動と関係があるのかどうかも現状では未だわかってません。

仕組みとアプローチ -  今回は新月の5日後から草津白根山の火山性地震が増加

2018-04-23 07:03:58 | 地震 津波
 今年1月25日に記事にした草津白根山と月齢との関係ですが、今回は噴火ではないものの記事で書いた傾向に沿って今月16日の新月から5日後の21日から火山性地震が増加したようです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/305.html

平成30年4月22日07時00分 気象庁地震火山部発表

<草津白根山の火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を切替>
【白根山(湯釜付近)】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表 
 湯釜火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

【本白根山】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続
 火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
<噴火警戒レベル2(火口周辺規制)が継続>
火山活動の状況及び予報警報事項
【白根山(湯釜付近)】
 昨日(21日)19時頃より、湯釜付近を震源とする火山性地震が増加しています。また、昨日から、傾斜計でわずかな変化が観測されています。
 これらのことから、白根山(湯釜付近)では火山活動が高まっていると考えられ、今後、湯釜火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

【本白根山】
 本白根山では、火山活動の状況に変化はなく、火口付近の地震活動は減少しながらも継続しています。当面は1月23日と同様な噴火が発生する可能性は否定できません。

引用終了

 次回の新月は5月15日、それも今年夏に向けて次第に大きくなって来る新月であり、月の引力の影響は次第に大きくなって行くものと見られます。
 月齢との関係は傾向に過ぎないので必ずしも100%再現されるとは限りませんが、果たして5月以降はどうなるでしょうか。
 

仕組みとアプローチ -  火山性活動の変化でも水圧破砕法と同様な原理が自然界で発生する可能性

2018-04-22 12:53:56 | 地震 津波
 前回の記事で特に春になって暖かくなって来た時期に、水圧破砕法と同様な原理が自然界で発生して地震や地滑り、土砂崩れなどがおきている可能性について書きましたが、それ以外にも例えば火山性活動の活発化や活動エリアの変化などで、地熱の分布や地下水の分布や流路、温度分布などに変化が生じた場合も同様なパターンで地殻の境界面が滑りやすくなる事が状況によっては有り得ると思われます。
 この場合は季節とは関係なくこうしたメカニズムが発生する事も有るのかも知れません。

仕組みとアプローチ -  水圧破砕法と同様な原理が自然界で発生して地震や地滑り、土砂崩れなどがおきている可能性を考える

2018-04-21 22:09:16 | 地震 津波
 今月19日に記事にした通り、シェールガス採掘時の水圧破砕法(フラッキング)によって地震が起きている可能性が指摘されているようですが、別に人間が水圧破砕法を用いなくても、北半球では特に4月から5月、南半球では特に10月から11月は地下水脈に温度上昇した雨水などが流れ込み、地殻も温度上昇期に入って地下水の温度上昇、そしてその熱膨張によって地殻のストレス境界面が滑りやすくなって地震、地滑り、土砂崩れなどが発生しやすくなる事が有ると考えています。
 地下水脈の含有される地下水の量と状況にもよるのかも知れませんが、特に内陸部の横ずれストレスエリアはこの時期、この観点からに限っては注目かと思われます。
 

仕組みとアプローチ -  霧島連山の硫黄山噴火 これで最近4年以内に九州で6つの火山が噴火

2018-04-20 06:56:51 | 地震 津波
 既に多くのニュースなどで報道されている通り、霧島連山の硫黄山が昨日噴火しました。

引用開始(一部抜粋)

http://www.jma.go.jp/jp/volcano/forecast_05_20180419065545.html

火山名 霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺) 噴火警報(火口周辺)
平成30年 4月19日15時55分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台

**(見出し)**
<霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表>
 えびの高原の硫黄山から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げ>

引用終了

 先月29日の記事、サブタイトル「阿蘇山、霧島連山、桜島、口永良部島、諏訪之瀬島が4年以内に噴火した事をどう見るか」で、こう書きました。
 「薩摩硫黄島で今後噴火が有るかどうかはわかりませんが、仮に噴火した場合、4年以内に6つの火山が噴火と言う事になり、こんな連発噴火が過去に有ったのか?と言う事にもなって来ます。
 中世以前の資料が十分でないのではっきりとはわかりませんが、5つの火山が4年以内に連発したと言う事だけでもやはり不気味な感じはします。」
 そして薩摩硫黄島ではなく霧島山の硫黄山ではありますが実際にここ4年以内に6つの火山が噴火と言う事になりました。
 個人的に現在まで調べられた資料に限ればの話ですが、過去にこれだけ連発した事例は見当たりません。
 更に以前の記事で書いた事と同様に、今後、薩摩硫黄島、諏訪之瀬島の火山性活動が反時計回りの順で活発化するのかどうか? そして時計回りで霧島連山より北側や東側で島根県西部の地震のような目立つ地震が発生するのかどうか? ですが今回はどうなるのでしょう。