快気分析

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自然災害 仕組みとアプローチ -  海山列の延長ラインとその周辺エリア そして新たな活断層

2017-02-24 20:19:03 | 地震 津波
 去年12/25の当ブログ記事、サブタイトル「鳥取県中部や熊本の地震と阿蘇山噴火 そして震源域がジャンプする理由」と2/26の記事、サブタイトル「紀南海山列のほぼ延長上に該当する地震」のあたりで海山列関連の事を書きました。
 今回はこの周辺の地震と新たな断層の発生に関連する事に書いてみようかと思います。
 真相がどうなのかはまだ証明されていませんが結論から書きますと、筆者は「海山列の延長線上の上層を通過するように動く地殻やプレートとその周辺では新たな断層が発生しやすい」と考えています。
 「地表近辺の地殻から遥か下にある深層のコブ(海山がユーラシアプレートの下に潜ったもの、或いは元々ユーラシアプレートの下にあったもの)の上を、より上層に有るプレートや地殻が乗越える場合、その場所や周辺のエリアで発生する歪の場所は少しずつ移動するだろう」、と言う事がその理由です。
 前回の記事でも引用しましたが、この中で、

引用開始(一部抜粋)

https://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news890144364.html

 一方で、去年10月、鳥取県中部でおきた地震のように、事前に分かっていない「未知の断層」による地震も相次いでいることから、地震調査委員会では日頃から十分対策を行って欲しいとしている。 

引用終了

 この去年10月、鳥取県中部でおきた地震は新しい活断層なのかどうか、今後の調査結果が待たれます。
 こうしたケースは国内ではユーラシアプレートだけでなく、フィリピン海プレート、北米プレートにも、そして海外では他のプレートでも同様に発生し得ると考えています。
 ただこれらはいずれも多々有る新たな活断層発生メカニズムのごく一部のタイプに過ぎず、これ以外にも他のメカニズムで新たな活断層が発生するものが多種多様であるのは言うまでも有りません。


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