くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

鬼子母神の【木菟らーめん】

2005年12月10日 | ラーメン万歳!
都内で唯一残った都電荒川線鬼子母神駅の直ぐ近くにあるこの店は、かつて【大観】という名で中華料理を振舞っていたそうです。
しかし、その店主が没した後、東京メトロ13号線(新線池袋渋谷)建設工事等と相俟って、店を閉めていたそうなのですが、確か今春,娘さんが“ラーメン屋”として装いも新たに開業した、それがこの【木菟(みみずく)らーめん】なのです。

鬼子母神の表参道より脇道に,地下鉄工事のフェンスに両脇を囲まれた道を少し行ったところに店はあります。

ここは食券制で、店に入って直ぐ左手にあるそれから、「注文」をとります。
この日食したのはラーメンですが、ここは普通盛から大盛(2玉=400g)までお値段均一500円!なので、勿論大盛にしました。
その食券を店主に渡し、備えの新聞など読みながら待つこと5分ほど・・・大振りのどんぶりによそられて、注文のお品がやってきました。

まず一口目、いつもの通りスープから・・・
透明度の低い、多少濁り気味のそれは、醤油ベースに魚介系スープを加えたもので、実にあっさりとしながらも結構旨味のあって、ぐいぐいと行ける味です。

それに絡む麺は、細身で軽くウェーブが掛かっており、味の主張は感じられなかったですが、モチモチ感が活きるほどの茹で加減で、スープが良く絡んで、一啜りで二味が楽しめました。


ほか、このラーメンに興を添えるのは、ふんだんな若布,軽く甘みの有るメンマ,刻み葱,そしてチャーシューです。
これは、はちと堅仕上げですが、醤油の味が良く沁みていて、食い応え十分です。

ここにラーメン、総評としては実にシンプルです。
ゆえに、ふとしたときに食べたくなるんですよね・・・。

但し、とても熱々で出てきますので、猫舌の方は火傷などされぬようにご注意ください。

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