くない鑑

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仲秋の筑波山

2011年08月09日 | くない卿見聞記
日本一広大な関東平野の中で、場違いの様に突出している孤高の山、筑波山
その姿は、空気の清んだ特に冬の日、遮るモノのない(開けた)ところならば都内からも拝することが出来ます。
日々、通勤に地下鉄東西線を利用していますが、上の条件に合致した日は、西船橋南砂町の地上高架区間を走行中の車内からよく見えます(たぶん/笑)。
見えた時は、何だか得した気分がします。

この筑波山に、“チバラキ”の多くの小学生は、一度登るようです。
それほど低くは無い山だとおもうんですが、平野部に突出していて目立つと言うのと、子供の脚力に適した山は、筑波山か鋸山くらいしかありませんから(笑)
私は、残念ながら(適性年次に)岡山東京に居ましたので登る機会がありませんでしたが、(法的に)オトナになって車の免許を持ち、遠距離の移動がし易くなったので、最近自力で行ってます。
チバラキの小学生が遠足気分で行けるほど、家からさほど遠くないので、気分転換をしに行きます。

直近は、タイトルのとおり仲秋。
暦の上では立秋を迎え、夜になると家の周りでは秋の虫の音が聞こえていますが、これは昨年神無月の頃。
大学時代からの友達と行って来ました。

家から筑波山は、ほぼ真北。
途中、常磐線ので合流し、筑波山がよく見える麓の蕎麦屋で一息入れて...

中腹の筑波山神社で往復の無事+αを祈願。

そして、いよいよ筑波山の頂目指して向かいました!

山頂まで、一番楽して行くのはケーブルカーを利用する・・・ことでしょうが、それではつまらない!ので、一先ずロープウェー口まで歩いて向かいました。
歩いて・・・と言っても、道は登山道

整備されている・・・とは言っても、きれいに舗装されているわけではなく、道標や登山路の看板があったり、坂道が階段状になっている・・・と言った類。
筑波山社の脇手から民家の間を抜け、脅しの様な急峻な、舗装されている坂道を登っていくと、その入口に至ります。

最初の頃は比較的多くの人がいましたが、途中、山頂へと続く登山道と別れた後からは、めっきり少なくなりました。

季節は仲秋。
夏の酷暑も漸く収まり、受ける風が冷たくも感じる頃。
寒さに備えてパーカーを羽織って筑波山に挑みましたが、歩を進める度に体が温まり、10分もしたら、羽織ってきたことを後悔するほど熱くなりました(^^ゞ

筑波山神社から登ること40分ほど。
ロープウェー(女体山側下)のつつじヶ丘駅に到着。
ここから、尾根伝いに山頂目指して歩くのは・・・陽が傾いてきたので断念。
秋の日は釣瓶落とし、、、2年前の勢州霧山城攻めで十分思い知りましたから(^^ゞ
ロープウェーで山頂を目指すこととしました。

歩いて行けば40分ほど掛かるコースも、ロープウェーを使えば僅か6分...。
何だかあっけない感じすらしますが、宙に浮いているかのようなロープウェーからの眺望は、格別です。

ロープウェーの女体山山頂駅から天辺までは登って数分。

突き出した岩の上に立って眺める景色は、とても素晴らしいかったです。

南側、遮るものが一切ないので、遠くまで見渡せます。

眼下にはロープウェーも。距離、意外とありました。

西は男体山。夕陽がきれいです。

ここから、西側の男体山までは歩いて15分程。
陽が随分と傾いていましたが、まだ、まだ行ける・・・と向かい、更にその天辺目指して登って行きました。

女体山の賑わいに比べて、こちらは随分ひっそりと、物悲しいほど薄暗く閑でした。。。

男体山から降りた頃には陽も暮れ、点き始めた明かりが眩く目立ち、とてもきれいな景色でした。

ただ、山頂ゆえか随分と冷えだして、脱いでいたパーカーを着こみ、ケーブルカー山頂駅前のコマ展望台で暫しの休息と暖を取りました。

ここから麓まで、出来ることなら歩いて行きたかったんですが・・・陽もすっかり暮れてしまったので、ケーブルカーを使って下山。
この時、筑波山では紅葉のライトアップがされていて、ケーブルカーも眺望ポイントで車内の明かりを消して減速、停止してくれました。
ライトアップの写真はあまり撮れませんでしたが(^^ゞ

車両の後部に陣取ったので、ある意味、いいショットが撮れました(笑)

麓に降り着いた頃には、夜も本格的に始まっていました。

しかし、紅葉のライトアップがされていたので、賑わいは結構ありました。


関東平野の中で突出している筑波山。
その眺望は、陽のある内もいいですが、夜は夜で、またきれいでした。


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2 コメント

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Unknown (いしん)
2011-08-14 00:51:16
ちばらぎの人は必ず制覇しとかないと、世間話も成立しません。おめでとう!これで通過儀礼も無事完了です(笑)

今回くない殿が行った御幸が原コースと異なる、とっておきのルートをいずれご案内したいですねえv渓流沿いの気持ちいい穴場コースですが、もちろん普通の人が普通にハイキングとして楽しめます♪

(ちなみに自分は、麓→男体山→麓→女体山→麓の二往復ランが定番)
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見所一杯?! (記主くない)
2011-08-18 22:53:19
▽いしん様
コメント、ありがとうございます。
けど、レスが遅くなりまして申し訳ございません。。。
これで、私も正真正銘のチバラキ人です(笑)
しかし、渓流沿いの気持ちのいい♪コースがあるとは、知りませんでした。
普通の人でもハイキングとして楽しめるのならばなおのこと。
是非是非攻めてみたいですね。

けど、片道一筆書きで、私は十分です(^^ゞ
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