いつの間にか出来た「海の日」。
世間一般は3連休ですが、職場は(月曜日、実は)営業してます。
けど、さすがに平日程は混雑ないという見込みから当番出勤になっていますが、今回はそれから逃れることができました。
そこで、初夏の上杉まつりで米沢へ出陣した折に見付けて気になっていた、「上杉博物館」の企画展を見に行こう!と発心。
ただ行くだけではつまらない・・・と、野岩の祭友さんたちにお声掛けをしてご一緒していただきました。
出発は13日の午前3時半。
今回お世話になる福島の祭友さん宅へ8時に全員集合!に間に合わすべく、本当は3時に出るつもりだったんですが、、悲しいかな、毎度のことでして、ちょい反省で(^^ゞ
千葉(北総)から東北へ向かうルートとしては磐越道を通るのが一般的で早いんですが、ここ、何だかイヤなんで(^^ゞ
今回はそれを敬遠して東北道に。
それも、ウチから北へほぼ一直線上に在る矢板から乗ることにして、それまでは一般道を使いました。
夜明け前の道なので交通量も少なく快適なドライブで、矢板まで2時間ちょっとで着きました(休憩なし)。
3連休の初日なので、東北道の渋滞をある程度覚悟していたんですが杞憂だったようで、交通量は確かに多く感じましたが、詰まることなく順調に流れていました。
一般道では休憩無しできたので那須高原でまずは小休止。
この先、最後に福島松川で小休止をして、集合時間前(の福島市内)に着きました。
ここから野州の祭友さんの車に乗り換えて、目指す置賜米沢へと向かいました!
福島から米沢までは1時間ほど。
天気は雨でした。
家を出た時は晴れて酷暑となりそうな気配がありましたが、那須に至ってから雨になり、時折激しく降ってました。
お陰で、那須以北ではとても涼しく、連日酷暑を体感していた身にとっては実に快適でした。
米沢に着いて、真っ先に上杉神社へ参詣。
この後、地元米沢在住の方と合流して目当ての上杉博物館へ!
常設展示内上杉文華館で本年度1年間に渡って私が敬慕して止まない上杉治憲公の特集が組まれていて、今回はその内の1つ、七家騒動(※注)の史料を見に一目散に向かいました。
展示されていた史料は3点ほど。
先の5月、上杉まつりの翌日にも来て観て感じたんですが、もうちょっと、もうちょっといろいろな史料を観たかった・・・です。
ただ、幕末の写しですが、強訴の七重臣が治憲公へ提出した言上書の内容と騒動のあらましの記録を観ること出来たのはよかったです。
---------------
※注)七家騒動
安永2年6月27日に起きた主流派に対する反主流派の7重臣による強訴事件。
御館治憲公の押込隠居まで目論み挙行されたが、大殿(先代)重定の阻止と、大目付等監察衆による調査で強訴(言上書)の内容を否定し、虚偽と裁定。
結果、これに最も強硬だった須田伊豆満主(江戸家老)と、今回、伝来の甲冑が展示されていた芋川縫殿延親(侍頭)が切腹。須田、芋川の父子らは押込め処分で事実上の改易。
千坂対馬高敦と色部修理照長(いずれも奉行=国家老)が隠居閉門、知行の内半知召上げ。
長尾兵庫景明、清野内膳祐秀、平林蔵人正在(いずれも侍頭)は隠居閉門、知行の内三百石召上げとなり、このこの三か月後には、藩医隠居の藁科立沢が姦謀教唆で斬首されて、この騒動は一件落着を見る。
ちなみに、強訴の七家は、いずれも戦国時代に名を馳せた武将の後裔で、高録の上士層。
---------------
目的を果たした後も引き続き博物館内の常設展示と、特別展として開催されていた秋山庄太郎の写真を観てから伝国の杜を後にしました。
ここで、祭友さんたちとは一旦別れ、私は独り米沢城二の丸址に在ります松岬神社に詣でてから、上杉家の至宝が展示されている稽照殿に行きました。
建物の構造上空調が利かないのか、館内は結構蒸暑かったですが(^^ゞ
米沢には何度も来ているんですが、開館時間に来ることが中々できなかったので久しぶりに、治憲公や藩祖謙信公が遺した至宝を観ることができました。
ただ、ここで気になったのは、直江山城が遺した兜の有名な“愛の前立”に関してしつこいくらいに注釈があったこと(笑)
俗説が余程堪忍ならないようです。解ります解ります、ええ、解りますとも。私も、ここでその鬱憤を晴らしましたから(^^ゞ
稽照殿はそれほど広くはないので、比較的短時間でここを出て、祭友さんたちが休んでいる(であろう)上杉城史苑に入りました。
案の定、ここのカフェでお茶されてましたので、それをよいことに、私は暫しお買いもの(^^ゞ
ここで試食して美味かったので毎度買う米沢ラーメンと、今回は合わせて冷やしラーメンも購入。
勿論試食して買ったんですが、家で作っても美味かったです。
カツオだしベースのスープが、冷えてても旨味が感じられてよかったです!
あと、酒類のコーナーでは地元の酒蔵さんが提供している地酒の試飲をしていたので、それぞれ一杯づつ、運転しないんでいただきました。
5種類くらいいただいたと思いますが、どれもこれも美味くて!どれにしようか迷ったんですが、その中で小瓶の地酒があったのでそれで2種類。
祭友さんへの献上酒と私飲用に買いました。
小さい酒蔵さんだそうで、米沢以外では中々飲めない、いい地酒が買えましたv。
ほんのちょっといい気分になったところでラウンジへ行き、祭友さんたちと合流。
時刻も昼近くだったので、どこかで食事を・・・と、外へ。
米沢牛とラーメン、いずれがいいか天秤にかけて・・・結果、ラーメンに振れて、その名店のある南陽の赤湯へ向かいました。
着いたのは、赤湯駅から少し離れたところに在る【龍上海】の本店です。
・・・が、このレポは別に設けて記すとしてβ(_ _ )、、、
満足の一杯を平らげた後、“パラダイス”と言われているらしい東置賜の「高畠ワイナリー」へ向かいました。
ここ、前々から興味はあったんですが中々来ることが出来なかったところ。
しかも今回は非運転手!
ワイナリー内の試飲できるワインを片っ端から飲みました(^^ゞ
全般的には甘目が多い・・・と感じましたが、その中で美味しい!と思ったのが山形が誇る名産のさくらんぼを原料としたワイン。
甘味と酸味が程よくあって美味かったです。
あと、試飲ができなかったのが残念なんですが(笑)
白桃のワインはどんなのなか、味の想像が出来ずに興味がありました。
・・・けど、それは買わず。最近夜食にヨーグルトを取ることもあるので、その付け合せにと、さくらんぼのソースを買いました。
ワイナリー内の産物や工場(施設)の見学とした後、屋外で売っていたソフトクリームを(各々)購入。
3種類ほどあった中で、私はワイナリー1のワインである“「まほろばの貴婦人」を贅沢に使っている”というソフトクリームを買って食べました。
そのお味は・・・うーん、うーん・・・とても美味い、普通のソフトクリームにしか、私には・・・(^^ゞ
いや、美味いんです、実に美味いんですが・・・アルコール分は全く感じませでした。
試飲し過ぎて味覚がおかしくなったのかもしれないです・・・ね。
前々から気になっていたワイナリーを存分楽しんで、身を後部座席に委ねて次に向かったのは米沢市街。
希望としては、白布などへ攻め入りたかったんですが、時刻は夕方。
この後のことを考えてそれを止め、ファミレスで暫しお茶をしてから、残念無念ながらも地元の祭友さんを自宅近くで解放し、福島へ戻りました。
祭友さん宅に着いたのは18時か19時頃。
ここで、主の祭友さんがご用意してくださったお料理と、米沢から祭友さん宅へ戻る途中(福島市内)で買った「照井」というお店の餃子を肴に酒宴を開始。
祭友さんがラベルの松永久秀が気になって買ったという奈良の地酒“春鹿”等をいただきながら、この日を終えました。。。
・・・ええ、途中でエコモードになったのはデフォルトで(マテ)
中にまで雨脚の強さが伝わってくる程の雨が降っていたことは、よく覚えています。
※編集ミスを修正して、再度上げ直してます。
世間一般は3連休ですが、職場は(月曜日、実は)営業してます。
けど、さすがに平日程は混雑ないという見込みから当番出勤になっていますが、今回はそれから逃れることができました。
そこで、初夏の上杉まつりで米沢へ出陣した折に見付けて気になっていた、「上杉博物館」の企画展を見に行こう!と発心。
ただ行くだけではつまらない・・・と、野岩の祭友さんたちにお声掛けをしてご一緒していただきました。
出発は13日の午前3時半。
今回お世話になる福島の祭友さん宅へ8時に全員集合!に間に合わすべく、本当は3時に出るつもりだったんですが、、悲しいかな、毎度のことでして、ちょい反省で(^^ゞ
千葉(北総)から東北へ向かうルートとしては磐越道を通るのが一般的で早いんですが、ここ、何だかイヤなんで(^^ゞ
今回はそれを敬遠して東北道に。
それも、ウチから北へほぼ一直線上に在る矢板から乗ることにして、それまでは一般道を使いました。
夜明け前の道なので交通量も少なく快適なドライブで、矢板まで2時間ちょっとで着きました(休憩なし)。
3連休の初日なので、東北道の渋滞をある程度覚悟していたんですが杞憂だったようで、交通量は確かに多く感じましたが、詰まることなく順調に流れていました。
一般道では休憩無しできたので那須高原でまずは小休止。
この先、最後に福島松川で小休止をして、集合時間前(の福島市内)に着きました。
ここから野州の祭友さんの車に乗り換えて、目指す置賜米沢へと向かいました!
福島から米沢までは1時間ほど。
天気は雨でした。
家を出た時は晴れて酷暑となりそうな気配がありましたが、那須に至ってから雨になり、時折激しく降ってました。
お陰で、那須以北ではとても涼しく、連日酷暑を体感していた身にとっては実に快適でした。
米沢に着いて、真っ先に上杉神社へ参詣。
この後、地元米沢在住の方と合流して目当ての上杉博物館へ!
常設展示内上杉文華館で本年度1年間に渡って私が敬慕して止まない上杉治憲公の特集が組まれていて、今回はその内の1つ、七家騒動(※注)の史料を見に一目散に向かいました。
展示されていた史料は3点ほど。
先の5月、上杉まつりの翌日にも来て観て感じたんですが、もうちょっと、もうちょっといろいろな史料を観たかった・・・です。
ただ、幕末の写しですが、強訴の七重臣が治憲公へ提出した言上書の内容と騒動のあらましの記録を観ること出来たのはよかったです。
---------------
※注)七家騒動
安永2年6月27日に起きた主流派に対する反主流派の7重臣による強訴事件。
御館治憲公の押込隠居まで目論み挙行されたが、大殿(先代)重定の阻止と、大目付等監察衆による調査で強訴(言上書)の内容を否定し、虚偽と裁定。
結果、これに最も強硬だった須田伊豆満主(江戸家老)と、今回、伝来の甲冑が展示されていた芋川縫殿延親(侍頭)が切腹。須田、芋川の父子らは押込め処分で事実上の改易。
千坂対馬高敦と色部修理照長(いずれも奉行=国家老)が隠居閉門、知行の内半知召上げ。
長尾兵庫景明、清野内膳祐秀、平林蔵人正在(いずれも侍頭)は隠居閉門、知行の内三百石召上げとなり、このこの三か月後には、藩医隠居の藁科立沢が姦謀教唆で斬首されて、この騒動は一件落着を見る。
ちなみに、強訴の七家は、いずれも戦国時代に名を馳せた武将の後裔で、高録の上士層。
---------------
目的を果たした後も引き続き博物館内の常設展示と、特別展として開催されていた秋山庄太郎の写真を観てから伝国の杜を後にしました。
ここで、祭友さんたちとは一旦別れ、私は独り米沢城二の丸址に在ります松岬神社に詣でてから、上杉家の至宝が展示されている稽照殿に行きました。
建物の構造上空調が利かないのか、館内は結構蒸暑かったですが(^^ゞ
米沢には何度も来ているんですが、開館時間に来ることが中々できなかったので久しぶりに、治憲公や藩祖謙信公が遺した至宝を観ることができました。
ただ、ここで気になったのは、直江山城が遺した兜の有名な“愛の前立”に関してしつこいくらいに注釈があったこと(笑)
俗説が余程堪忍ならないようです。解ります解ります、ええ、解りますとも。私も、ここでその鬱憤を晴らしましたから(^^ゞ
稽照殿はそれほど広くはないので、比較的短時間でここを出て、祭友さんたちが休んでいる(であろう)上杉城史苑に入りました。
案の定、ここのカフェでお茶されてましたので、それをよいことに、私は暫しお買いもの(^^ゞ
ここで試食して美味かったので毎度買う米沢ラーメンと、今回は合わせて冷やしラーメンも購入。
勿論試食して買ったんですが、家で作っても美味かったです。
カツオだしベースのスープが、冷えてても旨味が感じられてよかったです!
あと、酒類のコーナーでは地元の酒蔵さんが提供している地酒の試飲をしていたので、それぞれ一杯づつ、運転しないんでいただきました。
5種類くらいいただいたと思いますが、どれもこれも美味くて!どれにしようか迷ったんですが、その中で小瓶の地酒があったのでそれで2種類。
祭友さんへの献上酒と私飲用に買いました。
小さい酒蔵さんだそうで、米沢以外では中々飲めない、いい地酒が買えましたv。
ほんのちょっといい気分になったところでラウンジへ行き、祭友さんたちと合流。
時刻も昼近くだったので、どこかで食事を・・・と、外へ。
米沢牛とラーメン、いずれがいいか天秤にかけて・・・結果、ラーメンに振れて、その名店のある南陽の赤湯へ向かいました。
着いたのは、赤湯駅から少し離れたところに在る【龍上海】の本店です。
・・・が、このレポは別に設けて記すとしてβ(_ _ )、、、
満足の一杯を平らげた後、“パラダイス”と言われているらしい東置賜の「高畠ワイナリー」へ向かいました。
ここ、前々から興味はあったんですが中々来ることが出来なかったところ。
しかも今回は非運転手!
ワイナリー内の試飲できるワインを片っ端から飲みました(^^ゞ
全般的には甘目が多い・・・と感じましたが、その中で美味しい!と思ったのが山形が誇る名産のさくらんぼを原料としたワイン。
甘味と酸味が程よくあって美味かったです。
あと、試飲ができなかったのが残念なんですが(笑)
白桃のワインはどんなのなか、味の想像が出来ずに興味がありました。
・・・けど、それは買わず。最近夜食にヨーグルトを取ることもあるので、その付け合せにと、さくらんぼのソースを買いました。
ワイナリー内の産物や工場(施設)の見学とした後、屋外で売っていたソフトクリームを(各々)購入。
3種類ほどあった中で、私はワイナリー1のワインである“「まほろばの貴婦人」を贅沢に使っている”というソフトクリームを買って食べました。
そのお味は・・・うーん、うーん・・・とても美味い、普通のソフトクリームにしか、私には・・・(^^ゞ
いや、美味いんです、実に美味いんですが・・・アルコール分は全く感じませでした。
試飲し過ぎて味覚がおかしくなったのかもしれないです・・・ね。
前々から気になっていたワイナリーを存分楽しんで、身を後部座席に委ねて次に向かったのは米沢市街。
希望としては、白布などへ攻め入りたかったんですが、時刻は夕方。
この後のことを考えてそれを止め、ファミレスで暫しお茶をしてから、残念無念ながらも地元の祭友さんを自宅近くで解放し、福島へ戻りました。
祭友さん宅に着いたのは18時か19時頃。
ここで、主の祭友さんがご用意してくださったお料理と、米沢から祭友さん宅へ戻る途中(福島市内)で買った「照井」というお店の餃子を肴に酒宴を開始。
祭友さんがラベルの松永久秀が気になって買ったという奈良の地酒“春鹿”等をいただきながら、この日を終えました。。。
・・・ええ、途中でエコモードになったのはデフォルトで(マテ)
中にまで雨脚の強さが伝わってくる程の雨が降っていたことは、よく覚えています。
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