くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

鬼子母神の【ひなの郷】

2006年07月28日 | 美味しいもん!
職場の方2人と昼食を取った後、コンビに経由で職場へ戻る途中,お1人が急に立ち止まって、「あっ!」と驚いた声を上げられました。
私たちは先行していたので、その方へ振り返ってみると、何かを発見された様子で、近寄ってみると...
その前には、一軒のクリーニング屋?!かと思ったら、甘味処でした。
しかもここ、笑点大喜利メンバーでピンクの着物の三遊亭好楽師匠の娘さんが営んでいるお店だったのです。

以前、大喜利の中でで好楽師匠が宣伝しているのを見て、何処にあるのかな・・・とは思っていたのですが、それ止まりで、結局探しはしませんでした(^^ゞ
それがこの日、目白通りから明治通りへ抜ける鬼子母神脇の一本道を歩いていたら、偶然にも見つけた!のです。
昼明けまで時間はあったのですが、入ろうかどうかを暫し店先で相談しあっていたのですが、結局発見された方が「奢ってくれる。」ことで一決し、遠慮なくそのご好意に甘えて、入店しました♪

お店は、鬼子母神
都電荒川線鬼子母神前停留所からは徒歩2,3分。
目白通り(高田1)から明治通りへと抜ける道,鬼子母神西参道商店街沿いにあります。
(ゆえに)個人商店が軒を連ねる一角にあるこの店は、周囲と同様,こじんまりとしたお店です。
商品は、お店に入ってすぐ右手のショーケースから,おはぎや鯛焼きに餡蜜などが並んでいて、私はその中から1品,餡蜜を選びました。
お持ち帰りだと、値段は一個280円なのですが、ここで頂く場合は、50円増になります。
なぜそうなるのか,深くは訊ねず説明もその時は受けませんでしたが、頂いている折、その理由が判りました。が、その前に。

店内で頂く・・・といっても、最大で8名程度。
飲み屋か寿司屋みたいなカウンター席が3つと、座敷が1つ。
しかもそこは、この時店主の“休み処”と化していたので、実質的に食べることの出来る“席”は、カウンターの3席のみ・・・でした。
これについて、店主は「大丈夫です!」って言ってました。けど...ねぇ(笑)

注文のお品は、ショーケースに用意されているものを転用。
お皿に移して提供されました。
ちなみに、お連れさんは「みつまめ」が食べたくてそう注文したのですが、聞き手は店主に「くずきり一つ。」と伝達。
注文(みつまめ)と伝達(くずきり)が全く違う内容だったので、注文主がすぐさまこれに反応して「違います,みつまめです!」と反論すると、店主から「くずきり入り」のみつまめと説明を受けて、一同納得しました。
くずきりとみつまめでは、全く違いますからね,食べ方なども。

さて、話は戻して、私が注文した餡蜜のお味は...
ちょい甘味が強調されているかな?!とは感じましたが、その他は、ほんのりと柑橘味がしてさっぱり感があり、結構なお味でした。
ただ、それよりもなによりも、とても感動的だったのがここのお茶なんです。
黄緑の透明感のあるこれは、みつまめと対照的に、さっぱりとしながら、渋みが程好くて実に美味~いお茶でした。
店主曰く・・・
「お菓子が美味しくても、お茶でがっかりするところが多いので、そうならないように、選びました」
・・・とのこと。
なるほど!仰せご尤も。
お茶好きには嬉し~いお言葉です!!
ホントに,お茶が美味しければ、全てが丸く収まる気がします。
ただ、お茶は葉がよければいいと言うものではなく、淹れ方一つで味が左右されますので、余計に,店主の心意気がよく、嬉しかったです。

昼食後,昼休みの終りが差し迫った状況下で入店。
さほどゆっくりと、寛ぐ時間は無かったのですが、店内の至る所,カウンターまでに、パウチされた、(特に)落語家との写真や御花が多く飾られていていました。
店主とも、まだ開店からまだ2ヵ月半なので商魂逞しく、宣伝など織り交ぜながら、軽く会話も楽しんできました。

ちなみに店主,好楽師匠に結構似ていました。けど、とっても綺麗なお方でした。
それと...
この店、19時には閉まってしまうのに、壁には酒のメニューが幾つか。
・・・というのも、来店する落語家などが、甘味よりも酒を注文するからだそうです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 川中島への道 | トップ | 和装で浴衣!?な3着目:ス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

美味しいもん!」カテゴリの最新記事