くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

やっぱり感動した!

2010年02月16日 | オススメ!
時代劇専門チャンネルで、いまから19年前の大河ドラマ「太平記」を昼と夜の12時から放送していました。
ここんところ、残業続きで夜遅く帰ってましたが、夜の放送には何とか間に合わせて、(放送に気付いてから)ほぼ毎回、欠かさず見てました(笑)
そして、昨日が最終回(尊氏の死)。
予算の都合か時間が無かったのか、太平記中最後の激戦、観応の擾乱は、過去の合戦シーンとナレーション(山根基世アナ)であっさりと進んでしまいましたが、その分、物語のキーパーソンだった将軍尊氏(真田広之)とご舎弟直義(高島政伸)、そして、側近中の側近だった一色右馬助(大地康雄)等の最期に時間を割いていました。
この中で、特にいいのが直義の最期。
兄である将軍尊氏公と対立して、最期は毒殺されてしまうんですが、そのシーンがもう、涙無くして見られません。
兄である尊氏公の意図を察して、静かに覚悟を決める直義と、毒の含まれた茶菓子を食してもがき苦しむ直義に、「弟を殺してしまった!」と泣き叫ぶ尊氏公。
この本放送時、私は中2でしたが、このシーンを見て大泣きしたのを、今でも鮮明に記憶していますが、今回また見ても、大泣きはしませんでしたが、ちょいうるっとしました。

太平記は、いま改めて見ても面白くて、秀逸なドラマだと思います。
確かに、幾分(以上の)脚色されてはいますが、それを引いて見ても、まだまだ余りある程、面白いです。
原作や脚本もさることながら、それを演じたキャスト陣が素晴らしい!
挙げればキリがないですが、例えば片岡仁左衛門の後醍醐天皇など、涙が出るほど「はまり役」です。

近年の大河には全く、かけらすらない、見応えあるドラマ。
もう、見られないですかね...。

p.s.
20日の21時から、テレ朝で伊達騒動を描いた「樅の木は残った」をやるみたいですね。
駅に貼ってあったポスターには、田村正和が大きく出てましたが・・・どんなのか、ちょい楽しみにです。

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2 コメント

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Unknown (武骨録管理人)
2010-02-16 14:03:12
陣内孝則がバサラ大名(佐々木道誉?)を
演じてませんでしたっけ??

太平記はOPの音楽が怖かった記憶があります(^^;
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やみつき (記主くない)
2010-02-16 22:09:17
▽武骨録管理人さま
コメント、ありがとうございます。
そうです、陣内孝則が佐々木判官高氏を演じてました。
これもまたピッタリでした。
>OP
小さい子だと、きっと夢に出てきますよ(笑)
烏天狗の面が出たり、火が噴いたりしますからね。
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