ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No1739 篠崎宏樹(コーエイ工業小田原)vs依田昇三(緑)

2010年08月12日 06時44分49秒 | ボクシング
(’95全日本L・フライ級新人王決定戦)
 東のMVPで6戦全勝の高校3年生篠崎と、西の敢闘賞依田という、行き成り注目の三賞対決で今大会がスタート!

 初回長身フットワーカー篠崎がリズミカルなジャブを突いていけば、依田も良く踏み込んで常に前に攻めてはペースを導く。4R依田のしつこい攻撃をフットワークでかわし続ける篠崎だが、どうしてもその動きはバックステップばかりでポイントには繋がらず、依田としてもまっと篠崎に出てきて欲しい所だろう。

 6R篠崎は行き成りの左フックで依田をロープへ飛ばすが、強気な依田は怯む事無く、逆に依田の右を顎に貰った篠崎の足がフラつき、続く連打でロープを背負いジリ貧のまま試合終了。

 私の採点は依田も、オフィシャルは三者三様の引き分け、しかしレフェリーが優勢とした依田が勝者扱いで無敗の篠崎を蹴散らし、新人王に輝きました。

 若きMVPが引き分けとはいえ敗者扱いで挫折を味わう姿は、スカッとしますね。