ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No1735 竹内幹雄(緑)vs青島大介(相模原ヨネクラ)

2010年08月08日 21時35分47秒 | ボクシング
(’94全日本フライ級新人王決定戦)
 サウスポーのボクサータイプ竹内と、オーソドックスなファイター青島との喧嘩四つな一戦。

 初回右のガードを顎の横にピタッと添えて左ストレートに備える青島、対する竹内はフットワークを使ってストレートを放つが、青島のプレスに得意の距離を作れない。2R竹内の左ストレートを十二分に警戒する青島へ、キレのあり踏み込みある左を打っていく竹内。

 3R接近戦になっても身体全体のパワーで突き放し左ストレートを打つ竹内だが、強引に中へ入って手数で勝負する青島の強引さに、自分のボクシングが出来ず行き成りの左はミートしない。4R竹内のパンチにはキレと勢いが感じられるものの、あくまでも前に出る青島の攻めにインファイトの展開が続く、お互い決定打には乏しく竹内は下がる際はもっとサイドへ動きたい所だ。

 5R接近戦でも常に相手の顎の下に頭を位置しボディも繰り出してきた青島だが、竹内がサイドへ動くとついてこれず距離が出来てくるが、強気な竹内はどうしても攻めるにしろ下がるにしろ直線的な動き故、相手をいなすボクシングが出来ない。6R共に決定打は無いものの、終始手数勝負の展開は、青島のペースのまま試合が進み、竹内は左ストレートの活路を見出したい所だったが、接近戦では当たるハズもなく試合終了のゴング。

 私の採点、それからオフィシャルも3-0で青島を支持しましたが、かった青島もこれといった決め手が無く、勝利全てが判定という結果がまた一つ加わりました。

 (追伸)
 昨日、サンフレッチェvsガンバ戦を観戦にいきました。
 安田や平井といったガンバの左サイドにいいようにやられた、サンフレッチェの完敗でしたが、そんな中でストヤノフ選手がブルガリア代表に復帰との報、ロシア戦で頑張ってくれたまえ。