1960

1960年生まれの中小企業に勤めるサラリーマン。多感な頃にアメリカ文化に憧れて育ちました。光陰矢の如し、もうすぐ・・・

67.Alden 975 -Long Wing Blucher- (海外通販購入記)

2017-07-10 22:31:15 | ファッション
昨年秋、いつかは手に入れようと思っていたオールデン975が気になりだした。女房にその旨話したところ、誕生日プレゼントとして買っていいよとのこと。

もともと海外と国内の価格差を考え、旅行で渡米した際に買おうと思っていたのだが、ここ数年は国内旅行しか行けず、この先も子供の学校や仕事の都合、何より我が家の経済的なことを考えるとアメリカ旅行は無理そうである。

女房曰く、10万円以上する靴だから早く買わないと、私のような高齢者は履ける機会がどんどん無くなってしまう。もし元気で過ごせるのがあと10年だとしたら、毎年1年間で1万円以上かかる計算になるとのこと。

何だか変な理屈だが、とにかくお許しが出ているうちに買ってしまおうと、横浜近辺で心当たりのショップを色々見てみたが、975自体の在庫が少なく欲しいサイズ"7D"が無い。最後は青山のラコタハウスに行くしかないのかと考えたが、ラコタハウスの価格は今国内でも1番高く¥130.000-以上である。

そこでネット検索の末、通販購入を検討する。しかし、国内だと送料が掛かかるうえ、実際のものが確認でき無い分何もメリットが無い。できれば海外購入価格で少しでも安くしたいが、とはいえ海外通販を行うには英語力が不安である。

そんなときに便利なのが、ハワイの"レザーソウル"。ここ数年は訪れることができないでいるが、ハワイを愛する私はこれまで何度もハワイを訪ねており、ブログにも記載のとうり"レザーソウル"でオールデンやウエストンを何度か購入しており、信頼できるうえ日本語で通販OKである。

そして春間近の3月初旬、"レザーソウル"に購入希望の旨のメールを送ったところ、すぐに返信がきた。だが、あいにく在庫が無く入荷次第再度連絡をくれるとのこと。

約2週間後、入荷があったので所定のフォーマットにクレジットカードや送付先等の記載を行い、返信して下さいとのこと。

そして待つこと10日間程度、ハワイから待ちわびたオールデン975が到着した。





価格は、関税がかかってしまったが送料/手数料を含め合計¥106,730−。国内価格よりは2〜3万円は安価で購入できた。

と、これで全て終わりであればよかったのだが、一点問題が・・・。

右足踵部の革に切れたような傷があるのだ。



オールデンはアメリカ製であり、品質の多少の雑さ加減は"アジ"として捉えるべき。よく言われることだが、この位の傷も"アジ"の範疇なのか。他の箇所はとても綺麗なのに・・・。





結局やはり気になるので、"レザーソウル"に写真を添付して交換依頼のメールを送付した。翌日ハワイから電話が入り、送料等を負担してくれたうえで交換してくれるとのこと。但し、また入荷待ちになるとのこと。娘の入学式、またその日の写真撮影の際に履こうと楽しみにしていたのだが、しょうがないとあきらめた。

10日間程経った後、新しい入荷があったとの連絡があったが、今度は内側に染料の染み出しがあるので、確認して欲しいとのこと。添付されている写真を確認したが、染み出し自体は内側なのでそれ程気にならない。それよりは、他の箇所に見える傷のようなものが気になるので確認して欲しい旨を伝えると、再度次の入荷を待つことをお薦めしますとのこと。

今更焦ってもしょうがないので、納得できるものが入荷するまで待つこととする。

そして季節は変わり、夏を感じ始めた7月初旬。新しいオールデン975が入荷した旨の連絡があった。しかも、気になる箇所もなく綺麗なものとのこと。

待ち遠しい日々が一週間程過ぎ、新しいオールデンが到着した。

今度は気になる箇所もなく、綺麗である。





その後、最初に送られてきた傷のあったオールデン975をハワイ宛てに返送し、その際にかかった送料約$50-が購入したクレジットカード経由で返金された。

結局最初に購入希望連絡を行なってから、全ての手続きが完了するま4ヶ月を費やした。今回はレアケースと思われるが、やはり海外通販では面倒なことになることもある。ただ、"レザーソウル"は誠意ある対応を行なってくれるので安心である。

やっと手に入れた感のあるオールデン975は、今のところビフォアメンテを行なっただけでまだ履いていない。なんとなく、綺麗に磨いていつまでも飾っていたい気分である。





おそらくこれが私の最後のオールデンになるだろう。








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