1960

1960年生まれの中小企業に勤めるサラリーマン。多感な頃にアメリカ文化に憧れて育ちました。光陰矢の如し、もうすぐ・・・

62.new balance 993 (new balance-4)

2011-02-27 01:03:22 | ファッション

Imgp4461 年明けに横浜ランドマークタワーで行われたバーニーズニューヨークのバーゲンで買った”ニューバランス993”。

           

ニューバランスは他にも3足持っているので4足目である。

         

実はスニーカーを履く機会はほとんど無く、特に秋冬のシーズンはほとんど履かない。

           

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それなのにニューバランス以外も含めると沢山のスニーカーを持っており、主に夏のシーズンにショートパンツにあわせて履いている(ジーンズやチノパンに合わせるのが一般的だが、どうも私の場合はダサクなってしまう)。

     

                            

ニューバランスはショップに飾られている姿がカッコよく見え、不思議と何足買っても新しいものが欲しくなってしまう。

                

私には”N”のマークがアメリカ東海岸の香りがするというのか、汗臭いスポーツのイメージよりも少しインテリっぽいイメージがある(東海岸に行ったことはないが・・・)。

 

                       

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特に”MADE IN USA”や”MADE IN ENGLAND”の文字が目に入ると、余計にカッコよく見えてしまうのは私だけ・・・。 

          


61.「なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日」 門田隆将

2011-02-19 21:02:07 | 本と雑誌
なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日 (新潮文庫 か 41-2) なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日 (新潮文庫 か 41-2)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2010-08-28

          

以前より注目していた光市母子殺害事件。

          

通勤電車の中で本を読むことの多い私は、この本を買うのを最初は躊躇った。仕事帰りの電車内で暇つぶしに読むにはあまりにも重い内容だからである。

           

この事件は発生当時の被害者と同じ家族構成を持つ私には、とてもショッキングであった。

          

本中の当時23歳と11ケ月の母子が惨殺される場面は、自分が本村さんの立場であったらと想像すると平常心ではとても読めない。

          

こんな酷いことができる人間が世の中に本当にいるのか、またなぜ加害者が18歳であったというだけで死刑をまぬがれるのか、事件発生から10年以上経つがニュースを見て割り切れない気持ちになることが度々あった。

    

その後、2008年に差し戻し控訴審で死刑判決が出たが、現在も控訴中であり刑は執行されていない。

                  

この本の”あとがき”で、現在加害者は29歳となり贖罪に目覚めた旨の記載があるが、やはり彼の犯した罪は許されるものではない。


60.「一瞬の光」 白石一文

2011-02-13 15:53:28 | 本と雑誌
一瞬の光 (角川文庫) 一瞬の光 (角川文庫)
価格:¥ 780(税込)
発売日:2003-08

             

大企業で順調に勝ち組人生をおくる三十代後半のサラリーマン。ある日知り合った女子大生と会社の派閥抗争の中で、自身の存在価値を見つめ直そうとする。

                  

「私という運命について」に感動したので、同じ作者の本を選んだ。

          

ストーリーが面白く引き込まれていったが、なぜ主人公がDVを受けて育った不幸な女性”香折”にあれほど引かれたのか?。”香折”を助ける方法は他になかったのか?。

           

この物語の根幹に関する部分でさえ、私にはすっきりと理解し難い部分が残った。

(主人公が最終的に全てを捨て、眠り続ける”香折”を選んだことが答えなのだろう)


59.「愚行録」 貫井徳郎

2011-02-11 20:27:50 | 本と雑誌
愚行録 (創元推理文庫) 愚行録 (創元推理文庫)
価格:¥ 735(税込)
発売日:2009-04-05

                     

幸せそうな家庭に起こった一家四人惨殺事件。

       

物語全てが隣人や友人が語る被害者家族のエピソードであり、全て語り口調となっている構成が不思議に引き込まれてしまう。

      

人はみんな周りの人間に影響され、色んなことを考え悩んでいる。憎悪、嫉妬、蔑み、湧き上る感情は抑えられない。それらが人の語り口調で表現されている為、その言葉の裏さえ考えてしまう。

       

とにかく構成が面白く、読み始めると止まらない。

                   

若い頃に憧れたことのある大学の内情がこの本の通りであったとすると、少し気味が悪い気もするが・・・。