1960

1960年生まれの中小企業に勤めるサラリーマン。多感な頃にアメリカ文化に憧れて育ちました。光陰矢の如し、もうすぐ・・・

81.VW ゴルフトゥーラン Part-2

2019-02-16 09:34:55 | 
7年乗ってきた、愛車ゴルフトゥーラン 。昨年12月に前輪の辺りから異音がするようになったことから、VWディーラーへ修理見積もりを依頼。



結果、故障箇所も多くかなりの重症のため、修理するまで乗らない方がいいとのこと。また修理費用もかなりの高額になるとのことで、買換えを勧められる。



この初期型ゴルフトゥーラン1.6E、かなり気に入っておりまだまだ数年乗るつもりで半年ほど前にタイヤを新品にして、車検を受けたばかり。

悲しい気持ちで帰宅して家内に相談したところ、翌日が日曜だったのでとりあえずディーラーに再度行って在庫の中古車を見ることに。

そして翌日ディーラーで2017年トゥーランの中古車を試乗して一応見積もりを出してもらうが、念の為新車購入時の見積もりも合わせて出してみるとのこと。

新車購入の場合、今年中(2018年12月中)の車両登録でコンフォートラインであれば40万の値引きをして貰えるとのことで、ローン時の支払い月額を比較すると大差がない結果に。ディーラーの営業担当は2019年も車の仕様は変更無しであることから、今がチャンスとのこと。

その場で家族会議となり、家内曰くあなたの年齢で我が家の経済状況を考えるとおそらく生涯最後の車となるであろうから、新車を購入しようかとのこと。

思わぬ展開に戸惑ったが、年内に車両登録となると直ぐにでも決断しなければならず、新車に乗りたいのは勿論のこと。そしてほとんど衝動買い同然だったが、これまでの旧式トゥーランを気に入っていたこともありて新車購入を決意。

色はアトランティックブルーメタリックとピュアホワイトで迷ったが、家内も推奨の結局ピュアホワイトにした。



ただし登録を急いだ割には納車は年明けとなり、1月12日の土曜日となった。

その後、走りに満足して楽しく運転していたのだが、
3月頃にVWよりトゥーランの仕様変更が発表された。

今までコンフォートラインではオプションだった安全装備等が標準装備になるとのこと。

2019年版では仕様変更はないって言ってたけど、営業さん嘘だったの?。


80.痔の手術-3(裂肛/肛門狭窄/肛門ポリープ)

2018-12-04 18:55:21 | ブログ
いきなりショッキングなタイトルですが、9月に痔の手術をしました。
(Part-3)


[松島病院での入院生活]
松島病院での入院生活は、覚悟していた程辛くはなかった。

以前も二度同じ時期に東京の慈恵医大病院で、大腸と胃のポリープ切除手術を受けそれぞれ一週間程度入院したことがあり、その時は初めての入院でなんと1日¥27,000-の個室だった。部屋から東京タワーが一望でき、バス/トイレ付きのホテルのような病室で病状も深刻な状態ではなかったことから快適な入院だったのを覚えている。

今回は1日¥5,400-の4人部屋で痛みを伴う手術入院の為憂鬱だったが、慣れれば何とかなるものだ。窓際のベッドだったのがラッキーだった。

また、患者のほとんどが痔の手術で入院しているので、みんな同じだと思うと変に安心感があり、特に恥ずかしさを感じ無いのがいい。驚いたのは女性の患者が案外多いことで、痔のイメージとは程遠い若くて綺麗な女性もいた。

① 病院での一日
毎朝6時に体調等のチェックがあり、8時に朝食、それから医師の診察があり、終わってからお風呂に入れる。昼食は12時、夕食は18時。15時に少しだがクッキーや煎餅のおやつが配られる。お見舞いは14時〜19時の間。一日に数回看護師の見回りがあり、便の回数や硬さ、飲んだ水の量、薬のチェック等がある。

② 食事
食事は病院の食事にしては美味しくて充実している。また入院初日にメニューが配られ、三食共に2種類のメニューから選ぶことができる。
(メニューを写真付きで紹介しているブログが沢山有りますので、詳しくはそちらを検索して下さい)。

③ お風呂
お風呂は個室で下から泡が出る装置が付いた浴槽に入り、お尻を泡に当てることで術後の痛みを和らげ治癒を促する。勿論シャワーも付いており、中にトイレまである。お風呂係の人に聞いたところ、泡の刺激で便意をもよおす人がいるそうだ(お風呂については写真付きで詳しく紹介しているブログもありますので、詳しくはそちらを検索して下さい)。

④ フロートレイ
入院の際に松島病院独特のフロートレイを購入すると前述したが、トイレで排便の後はこれでお尻を洗う。術後はウォシュレットは使用禁止でこのトレイにお湯をためて使用する。トイレにはこの為の水栓も付いている。また、治療の一環として排便後以外にも一日に何度かトレイを使用しての座浴がノルマとされている(フロートレイについても使用法を含め写真付きで紹介しているブログが有りますので、詳しくはそちらを検索して下さい)。

⑤ 病院スタッフ
病院のスタッフは全員プロフェッショナルで安心できる。前述したが看護師は綺麗な女性が多く、どんな質問にも丁寧に答えてくれる。また、手術室スタッフは術後に手術の際の様子など聞き取りを行なっており、少しでも患者の意見を聞いて改善しようという意気込みが感じられる。退院前日には薬剤師が病室まで来てくれ、退院後の薬について丁寧に説明してくれた。


[術後の最初の排便について]
3つの恐怖のうちの最後、術後の最初の排便については信じられないことにほとんど痛みはなかった。

手術翌日は便意を感じたらどうしようと怖かったが、前日の手術当日に何も食べていなかったせいか排便はなかった。ただお腹がはりゴロゴロしておならが出るので薬を貰おうとしたところ、腸が正常に動いているのを止める必要はないと貰えなかった。

術後2日目の朝早くに少し便意を感じた。どうせオナラしか出ないだろうと思ったが、1日4回以上をノルマとされている座浴を済ませてしまおうとトイレに行ったところ、急に強い便意がきて少しだけ黒い便が出た。少し血が滲んでいたようだったが、痛みはなかった。

それから2時間程度経過後、また便意がありトイレに行ったところ驚く程大量の便が出た、ただ不思議な程排便の際の痛みはなかった。

但し、排便後の痛みがある。他の患者も看護師と話していたが、やはりそうらしい。くしゃみをした時など、肛門に力が入る為激痛が走る。

とはいえ私の場合は我慢できる程度であった為、手術の日の夜以外は痛み止めの薬を飲まなかった。


[退院]
予定通り10日間で退院となった。遠地からの入院の場合は2週間の入院となるらしく、それは何かあった場合にすぐに来院できるかどうかによるものらしい。

いざ退院となると、毎日の自宅でのケアや緊急時の煩わしさを考え、もう少し入院していたくなるから不思議である。入院前は手術もあり、あんなに憂鬱だったのに‥。

退院時に院長の問診を受けた。とても話しやすく、安心感があった。私が対応して貰った医師の中で話しやすく説明がよくわかったのは、院長とベテラン女医の2人である。


[その後]
退院後に何度か通院が必要となった。10月から11月にかけて計4回の経過診察を受け、12月初旬に術前検査と同様の圧力検査を受けた。圧力検査の担当は今回も若い綺麗そうな女医であったが、もう何度も医師や看護師にお尻を診せていろんなものを入れられたりしたので恥ずかしさはなかった。

その後に検査結果を含めて診察を受けた。傷は完治しており状態もいいので、今回で診察も終わりとのこと。ただ内圧検査の結果、肛門の内側の筋肉の締まりが術前検査の時より落ちているとのこと。最近オナラが我慢できにくくなったのはこのせいらしい。内側の筋肉は自分で鍛えるのは難しいらしいのでどうしようもないが、外側の筋肉の締まりが逆に強くなっているので充分補えるらしい。最後に肛門の筋肉を鍛える方法が書かれた紙を貰った。

最後の診察で状態も良く診察は終わりですと告げたのは、2回目の診察でもう手術しないと治りませんと冷たく言った若い医師だった。最後の検査でお尻の筋肉が緩くなったとは少し心配だが、これで全て終わりである。

痛みを伴い憂鬱だった夏、手術に怯えた秋、そしてもう今年もクリスマスシーズンである。病気になるといつも思うが、健康であることはなんと幸せなことか。最初にも書いたが、痔で悩んでいる人がいたら早めに専門医を受診して積極的に治すことを勧めます。

普段生活習慣病の為通っている病院の主治医が言った「今苦労してるなら、後腐れのないよう治して貰った方がいいですよ」との言葉を思い出す。

最後に松島病院の皆様、ありがとうございました。

79.痔の手術-2(裂肛/肛門狭窄/肛門ポリープ)

2018-11-10 13:14:44 | ブログ
いきなりショッキングなタイトルですが、9月に痔の手術をしました。
(Part-2)


[入院(手術前日)]
いよいよ入院の日、昼食を済ませて指示通りに1F受付へ。同じように今日から入院する人が何人もいた。

その後看護師に案内され4Fの病室へ、4人部屋だが私のベッドは窓際で空が見えた。私の場合空が見えるかどうかが気分を左右する大きな要因になる。10日間も入院する予定の為、本当についていた。

部屋で院内貸出しのパジャマに着替えて尿検査の後、明日の手術の執刀医の診察を受けた。優しそうな年配の先生である。術前検査の日の説明とは違ってくるが、眠っている間に終わるような麻酔を使用してくれるとのことだった。

診察が終わり、3F売店で指示された入院セットと飲料水を購入して病室へ戻り看護師から術前説明を受ける。明日の手術の開始時間は後で連絡してくれるとのこと。

明日の手術後から翌朝までは安静が必要で、麻酔を使用する関係から上半身を起こすことも禁止とのこと。術後4時間程経過後に下半身の感覚が戻り、それ以降はストローを使用して横になったまま水を飲んでもいいとのこと。

また、入院セットに含まれる術後の排便の際に使用するフロートレイの説明を受けた。松島病院独特のものらしい。

そして恐怖の尿管カテーテルについて、看護師に聞いてみた。やはり基本的にはベッドの上で用意された尿瓶を使用して排尿するが出ない場合は尿管カテーテルを入れることになり、ほとんどの患者がそうしている(カテーテルを入れることになる)とのこと。隠れてトイレに行こうとする患者もいるが、危険なので絶対にやめて下さいとのこと。カテーテルを入れるのは痛いですかと聞くと、「痛いです」とはっきりと答えた。

夕食の後、下剤を飲んだ。慣れない病院のベッドであり、明日の手術のことを考えるとなかなか寝付けない。夜の間に5回トイレに行ったが、下部内視鏡検査の際に飲む下剤と比べると思ったほど出なかった。


[手術]
いよいよ運命の日がやってきた。朝6時30分からは水も飲めなくなり、看護師がきて最後の下剤の坐薬を入れられた。

メガネが印象的なとても可愛くて優しそうな看護師に、切れ痔なので中が痛いと説明し優しく挿入してくれると期待したが、「痛いですね」と言いながら一気に入れられた。

坐薬挿入後、何度かトイレへ行くが全てが出尽くした感覚は無かった。その旨看護師に伝えると、手術中に便が出て来なければいいので気にしなくてもいいとのこと。

その後、手術着に着替えエコノミー症候群防止のストッキングを履いた(パンツは脱いでパジャマのズボンを履きます。上は浴衣のような形です)。

そして、点滴が開始され部屋で待機。予定では10時開始だが、看護師曰く執刀医は早く終わらせる先生なので多分早まるだろうとのこと。それってベテランだから手際がいいのかせっかちなだけなのか、急がなくてもいいので落ち着いて執刀して欲しい。

落ち着かない時間を過ごしていると、女房が来てくれた。やはり不安な時に家族の顔を見ると心強い、手術が終わるまで待っていてくれるという。

そのうち看護師が来て、いよいよ手術室から呼ばれたとのこと。

看護師に付き添われ2Fの手術室へ。途中トイレは大丈夫ですかと聞かれ、尿意はなかったがこれが術前最後の機会だと思うと済ませておかなければと思い2Fのトイレへ、時間がかかったが少ししか出なかった。

そして手術室前の待機室へ、狭い間隔でカーテンで仕切られたストレッチァーに横になり、点滴が追加された。この点滴は眠くなる点滴ですかと尋ねたところ、違うとのこと。また手術室に入ってから気分が落ち着く点滴を使用するが眠るほどのものではない、ただ眠ってしまう人も稀にいるとのこと。

眠っている間に終わるのではないと思うと少し怖くなったが、待機室の中には何人か同じように待っている人がいて看護師と話している。自分だけではないと思うことで少し落ち着いた。トイレは大丈夫ですかとまた聞かれたが、さすがに大丈夫ですと答えた。

手術待機室は少し肌寒く仕切りのカーテンの間隔が狭いことから、手術前の緊張がより一層高まった気がした。

そしていよいよ手術室へ、中へ入ると何か予想と違い広い厨房のような感じがした。3人の看護師がより沿ってくれ緊張をほぐすように話しかけてくれた。そのうち麻酔医が側に来て、気分の落ち着く麻酔をしますと微笑みながら言ったまでは覚えている。眠ってしまったわけではないが、それからの記憶がはっきりしない。病室に戻った際の様子を後で女房に聞いたところ、しきりに手術は痛くなかった、側に付いてくれた3人の看護師が話しかけてくれたので気持ちが落ち着いた、と話していたそうだ。そして眠そうなので少し眠ったらと言うと、眠ってしまったと‥。


[手術後の一夜]
術後に眠ってから起きると、看護師が側にいて血圧を測ってくれた。痛みについて聞かれたので、耐えられない程ではなかったが少し痛かったので、痛み止めを貰って飲んだ。夕食代わりのゼリーが置かれていたが、飲む気にはなれずまた眠ってしまった。

そして夜中に目が覚め、少し尿意を感じたのでテーブルの上に置かれている尿瓶を手に取り排尿に挑戦した。横になったまま行うので、こぼしてしまいそうでやりにくい。少し頑張っているとチョロチョロと出てきてくれた、そして中々止まらない。このままだと溢れてしまうのでないかと心配したが尿瓶に半分以上入ったところで止まった。これで恐怖の尿管カテーテルは免れたと思うとホッとした。

早速ナースコールをして看護師を呼んだ。今夜担当してくれている看護師はとても綺麗で優しい感じだ(松島病院の病床担当の看護師さんは綺麗な人が多い)、オヤジのオシッコの処理を頼むのは恥ずかしい。すぐに来てくれた美人看護師は、「よく出ましたね〜」と褒めて(?)くれた。

数時間後、また目が覚め尿意を感じたので再度尿瓶に排尿した。今度も尿瓶に半分以上は出た。またナースコールをしたところ、機械を使用して残尿を測定するという。術後はT字帯というふんどしのようなものを付けているが、寝ている間にお尻の痛みもありかまっていられないことから、恥ずかしい状態だった。美人看護師は手際よく下腹部に機械を当てて測定を行い、残尿は無かったようで「ゼロ」と機械の値を読みあげた。これで完全に尿管カテーテルの恐怖から逃れられた。もし測定して残尿があったら、どうなっていたのだろう。これまであまり自信のなかったわがMy Sonだが、初めて褒めてやりたい気になった。

そして、また痛み止めを貰って飲んだ。耐えられない痛みではないが、痛みが強くなると眠れないのがいやだった。

やがて目が覚めると夜が明けており、美人看護師が来て病床の仕切りのカーテンを開けて「朝になりましたよ」と笑顔で起こしてくれた。「やはり、術後の最初の夜が一番辛いのですか?」と聞くと、そうだとのこと。

もう起き上がってもよくトイレにも行けるが、最初は看護師が付き添うのでナースコールしてくれとのこと。わざわざ来て貰うのも悪い気がしたので、それなら今行こうと立ち上がった。少しフラフラしたが平気で歩けた。美人看護師が腕でも組んでくれないかと期待したが(馬鹿なオヤジ!)、後ろから着いて来てくれるだけだった。トイレに入ってから少し時間がかかったので、「大丈夫ですか?」とドアをノックされた。

術後1日目の朝を迎えて、痛みも耐えられない程ではなくオシッコも出た。これで3つの恐怖のうち2つはクリアできたようだ。

(Part-3へ続く)




78.痔の手術-1(裂肛/肛門狭窄/肛門ポリープ)

2018-10-21 09:39:48 | ブログ
いきなりショッキングなタイトルですが、9月に痔の手術入院をしました。

これまでも何度か痔の痛みを経験していましたが、私自身まさか手術が必要な事態になっているとは思いもよりませんでした。

気をつけていたつもりでも、手術が必要となる「肛門狭窄」という病気があることを知らず、ただの切れ痔だと自分で判断して市販の薬で治ることから大したことはないと考えていたのが間違いでした。

今考えれば、発症頻度が高くなり始めた数年前に専門医を受診していれば手術が必要な状態にまではならなかったのではないかと後悔しています。

もし今このブログを読んでいる方で痔の痛みで苦労されている方がいたら、早めに専門医の診断を受けることをお勧めします。

今なら手術しなくても治るかもしれない。今なら簡単な手術で治るかもしれない。そして痛みを伴う憂鬱な毎日から解放されるかもしれません。


[経緯]
若い頃より腸が弱かった為、たまに下痢や便秘をして痔になることがあった。稀に痛くて苦労することもあったが、いつも自然治癒していた。

一度30代中頃に家の近くの病院を受診したこともあったが、坐薬を処方してもらいすぐに治っていた。

また、40代頃になると自宅トイレもウォシュレットになっていたことからか、痔になることも少なくなっていた。

それが数年前より排便の際に切れ痔になることが多くなり、市販の坐薬を使用することが多くなった。薬を使用すると痛みもあまりなく治っていたので、排便の際に少しでも違和感を感じると坐薬を使用して対処し、自分では気をつけているつもりだった。

それが今年6月頃から排便の際に軽い痛みを覚え、いつものことと市販の坐薬を使用したが今回はなかなか治らなかった。また排便の時のみであった痛みが、7月末頃には常時続き強いものになってしまった。

場所がお尻だけにためらいもあったが、痛みもありさすがに心配になったので病院へ行こうと決意する。


[惠仁会 松島病院]
以前に初期の大腸癌を内視鏡手術で切除した経緯があり、その後に定期的に検査が必要となる下部内視鏡検査を住まいの近くの横浜で受ける場合はいい病院があると聞いていたのが、戸部に有る「松島病院」だった。
(結局、現在も内視鏡検査は手術を行った慈恵医大病院で行っているが‥)

肛門疾患では国内有数の専門病院であり、自宅から電車で近いこともあり、7月末頃に受診をした。

(10月時点で現在まだ通院中ですが、近くにこの病院があり、この病院で手術/入院できてとても良かったと思っています。松島病院の医師の先生方、看護師さん、薬剤師さん、栄養部やその他スタッフの方々、お世話になりました。とても感謝しています。)


[初診]
松島病院はいつも混んでおり予約診療制でないことから時間がかかる場合があるとの案内があったので、推奨されているWeb診断表を事前に作成して病院に行った。

最初は事前作成の診断表を元に看護師の問診を受けてから、医師の診察を受けた。

混んでおり忙しいからか、この時の医師の診察は少し冷たく感じた。

診察室に入ると看護師の指示で横たわりズボンとパンツを下ろし、タオルを上に掛けた状態で待機。

医師が来ると、話を聞くより先に肛門の触診をされ、激痛が走った。

結果、まさか手術までは必要ないだろうと勝手に思い込んでいた私には少しショックな説明がされた。

・肛門が人差し指も入らない程狭くなっている。
・手術が必要な可能性もある。
・とりあえず2週間分の薬を処方する。
・薬で痛みがとれなければ手術を考えた方がよい。

往生際が悪い私は薬で治る可能性もあるのかを確認したところ、あるとのことだったのでその可能性を信じることにした。

その後、S状結腸の内視鏡検査や肛門の超音波(エコー)検査を受けたが、肛門内に深い潰瘍ができているのか、検査前の浣腸を含めてどれも耐えきれない痛みを感じた。

極め付けは最後の肛門の超音波検査。浣腸時の管から内視鏡検査のカメラと段々と太くなる挿入物、超音波検査のそれは直径2センチ位はあるように見えた。思わず「先生、それを入れるんですか?」と聞いてしまった。


[2回目の受診]
初診から二週間が過ぎ、医師の指導通り禁酒して薬を続けたが状態は変わらなかった。

会社もお盆休みになり二泊三日の温泉旅行に出掛けることになっていたので、この旅行でゆっくりと温泉に浸かり静養すれば治るかもしれないとの期待を持ち、薬を処方してもらおうと2回目の受診を行った。

だが、今回診察してくれた医師は冷たく言い放った。「治りませんよ、2週間薬を続けても駄目だったんですよね。肛門が狭くなり、便が通りにくいから切れ痔になっている。もう手術するしかありませんよ」
触診の痛みに耐えながら、その医師の言葉に打ちひしがれた。

とりあえず、血圧が高く薬を飲んでいるので主治医の了解が必要になるとのこと。主治医宛の手紙を渡すので、それに必要事項を記載して貰ってきて下さいとのこと。

手術の決心はまだついていなかったが、いつも飲んでいる血圧と高脂血症の薬も少なくなっていたので、帰りに主治医の病院を受診して、その旨を説明する。

主治医は手紙に必要事項を記載しながら、松島病院には自分の学校の先輩もおり、その分野では一流の医師が揃っている。今、苦労しているのであれば、後腐れのないように治して貰った方がいいですよとのこと。


[3回目の受診]
お盆休みも終わり、悔しいが温泉で温まっても医師の言った通り状態は変わらなかった。また、たとえ痛みは治まったとしても原因となっている肛門狭窄を治さなければ、また切れ痔になってしまう可能性が高い状況は変わらない。やはり主治医の言う通り、後腐れないように手術しようと決めた。

一旦そう決めるとせっかちな性格の為早く済ませてしまいたい気持ちになり、主治医に記載して貰った手紙を持って3回目の受診を行う。仕事の関係もあり、できれば9月中に全てを終わらせてしまいたい。

今回の医師は2回目と同じ先生だった。簡単に手術の説明を受け、採血を行い窓口で術前検査と病室の予約を取って下さいとのこと。

病室は9月18日入院で、差額¥5,000-の4人部屋を予約した。個室でなければ差額無しの5人部屋でよかったのだが、そうするともう一週間以上待たなければいけないとのこと。

ところがこの日の病院内での血圧測定で、血圧が高く測定されてしまった。測り直すと正常値に戻ったが、看護師曰く一度でも異常値が出ると手術可否について医師の判断が必要とのこと。結局、一週間後の術前検査の日まで自宅での測定値を記録して、その結果で手術の可否を判断することになった。一週間の間に血圧が高くなると、予約も取り直しである。


[術前検査]
一週間後、術前検査を受けた。血圧は正常値であったので、このままいけば予定通りに進みそうである。

術前検査は最初に6Fの広くて綺麗な部屋で肛門の内圧検査を受けた。検査をしてくれたのはマスク越しだが綺麗そうな女医であり、お尻を見せるのが少し恥ずかしい気がした。

初診の日の検査の激痛を思い出し、痛みについて聞いてみた。痛みが激しいと肛門に力が入らず検査できないそうである。血圧の問題はクリアしたのにここでまたつまずくわけにはいかないと痛みに備え身構えたが、違和感があるだけで痛みはなかった。

その後にレントゲン撮影、心電図検査等を受け、最後に2Fの診察室で医師から説明があった。予定通り9月18日入院、翌19日に手術である。手術の際に眠ってる間に終わるような麻酔をかけてくれとお願いしたところ、眠るまではいかないが少し意識が和らぎ気分が落ち着く程度の麻酔を使用するとのこと。

早く済ませてしまいたい気持ちと、入院当日がやって来なければいいと思う気持ちが交錯していた。


[3つの恐怖]
受診時や検査時に激痛を伴った経緯から、またWeb検索で関連情報を調べた結果、手術を受けるにあたって恐れていたことがあった。

① 手術
特にWeb上で手術自体が痛いとの記載はなかったが、やはり肛門を切る、特に肛門狭窄の手術は肛門の筋肉を切り広げるとのことだったので、術後に緩くなってしまったらと、いろんなことを考えた。

また、術後の痛みについては看護師の説明でも痛くないとは言えないとのことだったので、辛いだろうと考えていた。

② 尿管カテーテル
尿管を入れられるのではないか‥。Web検索によると、もしそうであれば入れるのも抜くのもかなり痛いとのことであった。

③ 術後の排便
切れ痔の酷い時の排便は激痛を伴うことがあった。当然、術後の排便も同様に相当な痛みを伴うものと想像した。


(Part-2へ続く)

77.FIFA World Cup 2018 -Part3-

2018-07-04 21:05:53 | サッカー
対ベルギー🇧🇪戦。

日本は良くやった。感動した。勇気をもらった。次のW杯の糧となった。世界を驚かせた。

いろんな賛美の言葉がテレビやネットを賑わせていますが、まだまだそんな気持ちにはなれません。

只々、悔しくて、悔しくてたまりません。

勿論ベルギー🇧🇪に簡単に勝てるとは思ってなかったけれど、後半20分を過ぎて2-0で勝っていたのだから、何とか逃げ切れなかっただろうか?。

「たられば」になってしまうが"フェライニ"に交替してベルギー🇧🇪の狙いははっきりしていたのだから、槙野か植田を入れて3バックとしてマンマークをさせる手はなかっただろうか?。1点返された後の交替でも間に合った筈。

ポーランド🇵🇱戦ではブーイングに耐えて、次ステージへの勝負にこだわったのだから‥。今回も2点差の時点でベルギー🇧🇪の出方を見てもう少し守備的に戦う手は無かっただろうか。攻撃は最大の防御、ベルギー🇧🇪相手に守備だけで逃げ切れないのはわかっているが‥。

「この経験を生かして4年後の進化を信じよう」というが、また4年も待てない。決して若くはないので、W杯を見れる回数も限られるのだから。

悔しい‥‥。