6時間程前にスペインが勝利し、FIFAワールドカップもいよいよ決勝戦のカードが決定した。3位決定戦を含めあと2試合を残すのみとなり、寂しい気がする。
決勝戦はスペイン対オランダ、どちらが勝っても初優勝となり歴史に残る一戦になるであろう。
ベスト4決定時にはドイツが優勝するであろうと思っていたので、この一戦はどちらが勝つのかまるで予想できない。ただ面白い試合になることだけは間違いない。
● 日本代表
我らが日本代表はベスト16である。世間でもいわれているが、よくやったと思う。ただ、パラグアイ戦は勝てる試合だったので悔しさが残る。できればベスト8までいき、スペインと戦って欲しかった。
● イングランド代表
期待していたイングランド代表も、日本と同じくベスト16で終わった。何とルーニーは無得点である。決勝トーナメントの組み合わせをみると、初戦のアメリカに勝っていれば(キーパーが後ろにそらさなければ)、ベスト4までは行けたかも知れない。
● リオネル・メッシ
メッシは活躍したが、印象を強く残すまでには至らなかった。終わってみればルーニーと同じく無得点である。ただ今大会を盛り上げたプレーヤーの一人であることは間違いない。ディフェンダーをひょうひょうと抜けていくあのドリブルは、ワールドカップの舞台でも輝きを放った。
思い返すと素晴らしい試合が数多くあった。素晴らしいプレーが数多くあった。それらはワールドカップという舞台であるがゆえに一段と輝きを放ち、観ている者を興奮させた。
次のブラジル大会までは、また4年も待たなくてはならない。とても長い気がする。
我らが日本代表は、それまでにどのような進化をみせるか。4年の間に欧州でプレーする選手が増え、一段とチーム力が強化されることを祈ってやまない。
決勝戦は月曜日の朝である。午前3時に起きるとその日一日の仕事が辛そうで、それだけが憂鬱である。