IVYファッションの洗礼を受けて育ち、”MADE IN USA”が好きな私には、やはりオールデンの靴は魅力があります。
ローファーは好きで3足持っていますが、サイズ選択が悪いのか、私の足には合わないのか、日本で展開されている値段に相応しい履き心地とは言えません。もともとローファーに履き心地を求めるのは無理があるのかも知れませんが。
バーガンディコードヴァンのローファーは、5年前にハワイの”Neiman Marcus”で購入。
$420-位だった。
オールデンはものによりコードヴァンの質感が異なるが、ニーマンマーカス発注であるからか(中敷に”Neiman Marcus”のロゴ表示あり)、綺麗に揃った革であった。但し、最近甲の部分のホールド感が緩くなり踵が抜けてしまう。
一番最初に買ったのが、ブラックカーフのローファー。11年前にこちらもハワイで購入。今はもう無いカラカウア通りの”LIBERTY HOUSE”で$285-だった。
5年程前に横浜シップスに持ち込みオールソール交換を行ったところ、履き心地が急によくなった。オールデンの純正パーツを使用しなかったのがよかったのかも知れない。最近2度目のオールソール交換を実施。渋谷ユニオンワークスで3枚目の写真の通りレザーソールではなくビブラムのラバーソールに交換した。
2枚目の写真は小指の付け根辺りの部分で革が破れてきた様子。内側から補強の革を張っているがかなり大きく亀裂が入っており、今回のソール交換が最後になるかも知れない。11年も履いているので仕方がないが、それゆえに愛着もあるので捨てるのは惜しい。実際ローファー3足の中で履き心地が一番いいと感じるのはこのローファーである。購入価格は一番安かったのだが。
購入を失敗したかも知れないと感じているのがこのブラックコードバンのアンライナーのローファー。4年前に横浜ビームスで購入。オールデン日本上陸20周年記念モデルのビームス100足限定別注モデル。25周年 が近くなってきていたからか、セール価格(¥68,000-位だったと思われる)で購入。
購入時にサイズ”7D ” か”61/2D” かで迷い、試し履きの際に”61/2D”でも爪先部分は痛く感じなかったこと、また、他に持っている2足のオールデンのローファーが、どちらも”61/2E”であったことから、”61/2D”のサイズを購入。
購入後、実際に履き始めると甲の部分に痛みを感じたが、アンライナーなのでワイズに関しては履いているうちに革がすぐに伸びるだろうと、考えていた。
ところが昨年、ソールとアッパーの縫い合わせ部分で革が破れてきてしまった。私の場合は基本的に秋冬のシーズンにはローファーを履かず、このローファーは足が痛くなることもあり使用頻度は極めて低く、ソールをみるとまだまだ綺麗な状態なのに破れてしまった。
早速ユニオンワークスに持ち込んだところ、オールソール交換しか修理の手段は無く、修理してもまた同じようになる可能性があるので、預かって修理の可否自体を検討しなければいけないとのこと。できれば購入店舗に依頼したほうが、後々問題がないのではとのことであった。
それならばと購入した横浜ビームスに持ち込むと、次長の**さん曰く、珍しくはない修理でありラコタに出すよりビームス横浜がいつもお願いしているところに出すほうが安上がりですよとのことで、薦められるがままに修理を依頼。
その後、1ケ月程経過後に修理完了の連絡有り。結局、やはり横浜ビームスお奨めの店も修理はできなかったとのことで、ラコタでオールソール交換を行ったとのこと。修理価格は約¥20,000-位だった。
あまり履いていない状態で壊れており、今後また数回履いただけで同じことが起こった場合、その度にオールソールをしなければいけないと考えると、とても履く気にはなりません。その旨をビームス横浜次長の**さんに話したところ、保証は何も無いとのこと。サイズ選択を間違えたか。確か購入時に接客して貰い、サイズ選択を相談したのもこの次長さんだったのだが。
(その後数回履いており、同じように破れてきてはおりませんが。)
アンライナーのローファーは至極の履き心地と期待していたので、非常に残念な一足でした。