1960

1960年生まれの中小企業に勤めるサラリーマン。多感な頃にアメリカ文化に憧れて育ちました。光陰矢の如し、もうすぐ・・・

56.「私という運命について」 白石一文

2010-11-27 21:45:12 | 本と雑誌

私という運命について (角川文庫) 私という運命について (角川文庫)
価格:¥ 740(税込)
発売日:2008-09-25

              

女性にとっての恋愛/結婚/出産/家族について・・・。

    

主人公の女性と、彼女を取り巻く家族や恋人の人生が、スピード感あふれるタッチで描かれている。

    

主人公の義妹からの手紙を読む場面では、辻一成の「愛をください」以来、また通勤電車の中で涙ぐんでしまった。

      

運命というものが本当にあるのなら、人はそれに従って生きるのみなのか?。たとえそれが、こらえようの無い悲しみを含んでいたとしても。

     

ラストもよかった。