「平家の郷」常務 朽木敬之のブログ

宮崎創業1983年 
ハンバーグ専門店「平家の郷」
www.heikenosato.jp

人がおもしろいからだ。

2009-07-15 01:04:01 | Weblog
 今日はいつもお世話になっているM氏と食事をしてきました。随分ご無沙汰していたので、いろんなことを話し、あっという間に時間が過ぎてしまった。

 そんな話の中心には常に社員のみんながいた。部下の成長が何よりも嬉しいこと、部下に教えることがありながら、部下に勇気づけられ、教わることも多い。何かを伝えることを通じて、実は自分が気付かされることがある。

 いつか彼らが、何かを伝える立場になった時に、本気で語って欲しいし、諦めずに、伝え続けて欲しい。その瞬間に伝わってなくてもいいんだ。何かを感じて、数年後に「あぁ、こんなこと言ってたな~」と。それだけでいい。

 今を本気で生き抜くことが大事なんだ。でも、全ては将来のため。その繰り返しでしかない。ゴールは自分で決めたものでしかない。アール・ナイチンゲールは言う。「人は、本当になりたいあなたになる」と。自分がこうなろうと信じ続けて、それに向かって走ってて、ふと気付いた時に、あの時になりたい自分にもうなっていることがある。そんな今の自分には、次になりたい自分が備わっていたりする。

 過去はいいじゃないか。どんな過去だろうが、どんな失敗だろうが、悔やむことも、悲しむことも、過去を楽しむことも、今の自分にとっては変えられないもの。ただ、気付く事象に過ぎない。だからこそ、前を向き、次になりたい自分を探し続ける。

 仲間と接して最も感じる気持ちは、「あぁ、こいつが頑張れば、数年後にスゴくなるだろうな」と。それが楽しみで楽しみで、嬉しくて、絶対にそうなってもらえるように何かを伝えたいなと切実に想う。

 本気にならなければ、誰も応援してくれない人生。本気でやらなければ成長しない人生、本気で語らなければ伝わらない言葉、本気でやらなければ失敗しない人生、本気でやらなければ無味乾燥な生き方。絶対、本気な人といれば楽しい人生、カッコイイ生き方、一人じゃない人生、魂の入った言葉。

 以前、「新聞がおもしろいのは、人がおもしろいからだ」というようなキャッチコピーがあった。その通りだと思う。人生がおもしろいのは、本気の人と一緒に熱くなることができるからだと思う。小さな頃、時間を忘れて日が暮れるまで遊んでいた子供のように、本気になると楽しくて楽しくて仕方ない。童心を忘れぬよう、明日も楽しもうと思います。

 今日はある店で営業終了後に配水管が詰るという事故が起こった。Kさん、Iさん、遅くまで本当にご苦労様です。みんなが頑張ってくれることが嬉しく、また感謝。