「平家の郷」常務 朽木敬之のブログ

宮崎創業1983年 
ハンバーグ専門店「平家の郷」
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人が伸びる究極の方法。

2009-07-03 01:05:39 | Weblog
 人が伸びる一番の方法。これは究極的には1つしかないんじゃないかと思う。

 勉強しようが、セミナーを受けようが、何をしても成長する方法があるとしたら、それは、「先生(役)になる」ってことしかない。これさえやれば絶対に成長するし、逆にこれをやって成長しない人はいないんじゃないか。ただひたすらにこれを繰り返すことしかない。

 俺はこれは日本の教育の手法として充分に活用すべきことだとも思う。そのスキーム作りは非常に難しいかもしれないが、それが最も学習力を上げる一つの手法だと思う。

 ティーチングしたり、コーチングしたりとあるが、一つの答えとしては「ティーチングを任せること」が一番早く、確実に成長できるんだと思えてきた。これはうちの教育手法として確立していきたい。やり方はこれから考えていかねばならない、人前で先生役をさせるのか、ツーマンセルにするのか、どんな形にするかはいろいろと考えていく。

 「自分が吸収したこと=誰かに伝えれること」にならなければ、それは本質的には身に付いていない。例えば、役職が上がると人は伝えることをベースに吸収し始める。社長は常に自社の戦略に活かせないか、活かせるとしらら、それをどう伝えるべきかを考える。突っ込まれることはないか、自分が把握してないことはないか、そこも考える。

 吸収したことを自分の頭の中で理論構築し、そこに間違いがないかを自問自答する。多くの人が、話すことを前提にしたものであれば、それは事前に自分の頭の中で反復したものである。そして、知識が足りないことについては、勝手に勉強を始めるものである。

 先生役がいるってことは生徒役がいて、生徒がいかに吸収できるかが大事だ。「人前で話すこと」と「人に教える」は次元が別である。自分がホントに理解したことでなければ、それを誰かに伝えることは出来ない。生徒がポカーンとしてたら、「あ、俺自身が理解できてないのかも」となるはずだ。しゃべりが上手くても知識がなければ意味がない。

 ここで、一つトレーニング方法を。自分の家、もしくは職場を駅からどう来ればいいか、全く知らない人に電話で伝えることをイメージして欲しい。上手く話せるか、必要な情報を正確に伝えれるか、何分で何メートル歩けるか知識を持ってるか。たったこれだけで、自分の中で理論構築のトレーニングになると思う。伝えられない人は、伝え方が下手か、知識&情報が足りないか、自分の中での明確な課題が見つかる。これが地図でなくても、同じ課題が見付かる。地図を伝える時に知識が足りないと思った人は、どんなことを教える時にも知識不足が課題になると思う。使う脳みその回路は、何を伝える時でもほぼ同じはずだから。

 昨日は「おもてなし」について、今日は「教育」について、今後の展開が見えてきた。5部署の展開を明確に持ち、仕組み作りを進めようと思う。全てにおける成長のために、先手先手でいく。変化が起き始めるのは半年後、いつの間にかみんなが見違えるように成長し、カッコ良くなっているはずだ。

 成功は成長の果実。成長が先で、成功が後。この原理原則は変わらない。成長の前に成功する人は絶対に長続きしない。みんなで幸せになるためには、みんなが仕事を通じて成長することが大事。今日、うちの会社で新たな変化のスタートを切った。成功者は結果が出るまでやり続ける。俺たちも目標に対して執念持って成し遂げよう!共に伸びよう。共に感動を共有しよう!