ハリーと楽しむアジリティー

ミニチュア・プードル ハリーとアジリティーを楽んだ日々の想い出

ワンコは、生けるロボットなのかな?愚考を巡らせた一日

2013-07-13 13:28:29 | 日記

7月13日(土)10:00-11:30 近畿大学工学部広島キャンパスでの公開講座

「ペンから生まれたロボット(ロボティクス学科 柴田瑞穂講師)」を聴講して

★   近畿大学工学部広島キャンパス公開講座

近大工学部広島キャンパスは、東広島市高屋町にあります。キャンパスを2分するように走っている幅広い公道があります。公道の両側にはモルタルタイルの歩道がありますが、夕方早い時刻から日陰になるので、夏にはハリーの良い散歩コースになります。

【案内図】

【桃李橋 とうりばしを渡って】

【メディア館】

【ハリーの散歩道 西日が遮られ5時前から木陰になる歩道 頭上を横切っているのが桃李橋】

前回、6月8日(土)に、公開講座の「惑星科学~月について学ぼう」を聴講させていただき、目から鱗のワクワクするような楽しい「お勉強」を体験させていただきましたが、今回は、「ペンから生まれたロボット」を受講させていただきました。

【公開講座】

【ペンから生まれたロボット】

受講料無料にもかかわらず、大学事務局からご丁寧な案内状と案内図を事前に送ってきていただきました。誠にありがとうございます。

★   講義の趣旨とカレル・チャペックの『ロボット(R.U.R.)』

この講座の説明文には、「ロボットという言葉は、小説家カレル・チャペック氏の戯曲から生また。本講義では、様々な著作家が生みだした想像上のロボット技術と現在の科学技術とを比較しながらこれからのロボット技術の可能性について考える。」となっていました。

そこで、カレル・チャペックについて事前に調べてみたら、次のようなことが分かりました。

①  第2時世界大戦の頃にチェコスロバキアで最も人気のあった国民的作家

②    戯曲『ロボット(R.U.R.)』において、「労働」を意味するチェコ語: robota (もともとは古代教会スラブ語での「隷属」の意)から ロボット という言葉を作ったと言われているが、カレル・チャペック自身は「兄ヨゼフが作った言葉」と主張している。

③ 彼は、ロボットと言う言葉を生み出したことに少々苦い思いを抱いていて、「歯車、光電池、その他諸々の怪しげな機械の部品を体内に詰め込んだブリキ人形を、世界に送り出すつもりは作者にはなかった」と述べている。

★ 実際に講義を聞いて  ン … 柴田瑞穂先生は男性だった

初めに 本日の講義内容

①    ロボットとは ②    工学としてのロボット ③    ロボットのこれから

講義中に「?」マークがでたら皆で考えて参加する。

 

第1章 ロボットとは

元々、ロボットはペンから生まれたもの・・・人間の想像力

カレル・チャペック戯曲『ロボット(R.U.R.)』 「労働」を意味するチェコ語: robota

人間の労働の代わりのイメージと、ロボットは、「悲しい」を最初に作った。 これが大変にセンセーショナルであった。 その後、アイザック・アシモフ(生物学者)が「我はロボット」を書き、ロボットのイメージが変わった。

すなわち、ロボット3原則

第1条 人間を害しない。  第2条 人間の命令に服従しなければならない。 第3条 ロボット自身の体を守らなければならない。

 時系列的に見て

R.U.R.1920年、機械式コンピューター1936年、我はロボット1950年、産業用ロボット1961年

(日本では)

鉄腕アトム 1950年、ドラエモン 1961年

 第2章 工学としてのロボット

「機械」「電気・電子」「情報」の総合でロボティクスがなっている

(工学としてのロボット)

 

【極めて簡単な水中ロボット】

第3章 ロボットのこれから

好奇心と想像力

コンピューターが、安価で小型化している

加速度センサーなどのセンサーも同様

加工機械も同様なものができてきた

★   ワンコは、非機械のロボット?(私見)

犬好き人間である私が、ロボットについて考えるとき、ロボットよりもっと先にワンコがいるじゃないかと、ワンコについても思いを巡らさないわけにはいきません。

1957年11月3日、ソ連のR-7ロケットに乗って1匹のライカ犬が宇宙に旅立ち、初めて宇宙飛行(片道飛行、帰還しないことが前提の旅)した生物として世界中で話題となり、米・ソの宇宙開発戦争の幕開けとなりましたが、犬族は長い歴史の中で、人の手足となり、また、命をかけて人に成り代わって様々な役割を果たして来ました。

猟犬、番犬、害獣駆除犬、ソリ犬、荷車引き犬、牧畜犬、回収犬、山岳・水難・災害救助犬、軍用犬、警察犬、警備犬、麻薬・危険物探知犬、盲導犬、介護犬、セラピー犬、愛玩犬、スポーツ犬などです。

 馬、牛、象なども限られた範囲・機能で働いて人類に貢献してきた家畜は他にもあるけれど、これらの動物は現代では列車、自動車、バイク、荷役機械、農・林機械などにほとんど取って代わられています。

犬だけが、多様な分野で今でも大活躍をしているオールマイテーの働く家畜ではないかと思います。カレル・チャペックが恥じた「機械の部品を体内に詰め込んだブリキ人形」のロボットの以前に、実は「生けるロボット」としての犬がすでに存在し、人の労働や暮らしを補い、潤わせてくれていたと考えます。

そしてこの「生けるロボット」としての犬は、人のごとくに心を持ち、人と共に喜び・悲しむ存在で、人も犬に心を通わせます。だから「フランダースの犬」には、何度見ても泣かされてしまいます。

 【働く犬たち】

 【ロボット犬のこと、言ってるんじゃないよ】

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿