私は、地域の老人の勉強講座に参加して、衰えた頭に毎月、何らかの栄養補給をしていますが、先般、郷土史研究家の井上康秀先生の白鳥伝説のお話しを聴かせていただきました。
私たちの地域で歴史的に重要なのが、中世の地頭領主「平賀弘保」と「白鳥神社」ですが、平賀氏については昨年までにお話を聞かせていただいて、今回の白鳥伝説が残っていました。
古事記(及び日本書紀)によれば、日本武尊=倭建命は、現在の三重県で亡くなったようですが、その魂が八尋の白鳥となって天に舞い上がり、西に飛び去ったそうです。日本武尊の化身の白鳥が四国地方を経て、最後にたどり着いたのが私たちの町、高屋町の白鳥山だということです。
松の枝に止まっていたところ、白い犬に吠えられて驚いて別の枝に飛び移り、更に雉の鳴き声に驚いて飛び去ったのが、白鳥の最後とのことです。
以後、白鳥山付近では白犬を飼ってはいけないこととなり、この付近にだけ雉も生息していないという伝説です。
戦国時代の英傑「平賀弘保」も凄いが、古事記(及び日本書紀)記述のある日本武尊=倭建命の化身の終焉の地となれば、これは凄い地域だったのですね。
(郷土史研究家 井上先生のお姿)
(白鳥伝説)
(白鳥神社・白鳥山マップ)
(遠景)
(車道入口)
(車道の標示 随所に表示があり迷わず登れる)
(今日は大雨、神社を前にして通行止め 残念)
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