ハリーと楽しむアジリティー

ミニチュア・プードル ハリーとアジリティーを楽んだ日々の想い出

組石の造成を実地見学

2015-09-29 23:09:07 | 日記

【日本綿の果実が実った】

 

 仙石庭園の周囲は、秋たけなわです。晩稲の稲穂もたわわに実り、ボランティア仲間で地元農家でもあるSさんが育てた日本綿の実が、日に光っています。

【仙石庭園10月11日 開園 の吊り下げ広告】

 仙石庭園は「10月11日開園」と世にアピールしていて、今日、JR山陽本線の電車に乗ったら、「仙石庭園10月11日 開園」の吊り下げ広告が目に飛び込んできました。

【果樹園駐車場に新しい組石を造成する】

 公称「オープン」に向けて、果樹園駐車場も整備を急いでいる最中です。先日、山名先生に声をかけていただき、果樹園駐車場に新しい組石を造成する作業を身近に見学させていただく機会を得ました。

【福富町の土場から何石か到着】

 元々この駐車場の奥に置いていた使い残しの岩石を活用して、駐車場の一角に新たに組石を築くという趣旨ですが、駐車場の残石だけでは先生のイメージに不足なので、早朝に福富町の土場から何石か持って来て、元々有った石とこれらの取り寄せた石を合わせて石組みをする構想でした。

【岩石を吊るのは危険な作業】

 使った重機は、主巻の定格荷重が25トンのラフテレーンクレーンでした。岩石は鋼材などと比べて重量目測、重心の見極め、ワイヤーのかけ方が難しくて滑りやすく、10数トンの重量物を扱うとなると、大変危険な作業でした。

 作業中、山名先生の「石の下に入るな!」という叱責が何度も飛びました。石を立てて吊る時には、先生の指示でワイヤーの急所に太い木材を噛ませます。噛ました木材は、吊り上げて巨石が宙に舞うとき、メキメキと音を立てて破壊されるので、ワイヤーの絞める力のもの凄さが、まるで我が身体を絞めつけるかの如く身に染みます。

【巨石を不安定に立て、根元を固める】

 巨石を不安定に立てて配置し、根元を礎石で固めます。このとき、微妙な傾きを注意深く先生が指示します。

 その日は、大型クレーンでないとできない粗々の配石だけでしたが、それでも見事な組石になりました。多分数日後には土を盛ったり、サツキ等の植生を付けたりして、最後に岩松や苔で飾るのかな。

【見事な組石になった】

 一日がかりの難工事でしたが、実際に作業を見聞出来て、仙石庭園の各石はこのようにして一つひとつ造成されてきたことがわかり大変有意義な一日でした。


10月11日 仙石庭園が開園

2015-09-26 20:23:56 | 日記

 秋深まり、明日は中秋の名月です。夜の天気が気になりますね。仙石庭園周辺の雑木林から芝栗がいっぱい落ちてきて、三つ葉アケビが真っ赤に実っています。野道に咲いた彼岸花は終わりかけていますが、ツリガネニンジンの大群落があって紫色の小さな釣鐘のような花々が風に揺れています。

 仙石庭園は、東広島市在住の山名さんという病院オーナーの方が個人で開園している同市高屋町にある石庭です。

 全国の銘石・奇石・組石を回廊しつつ鑑賞でき、全体として庭園形式をとっています。岩石の種類や量の多さは他に類を見ないものです。

(庭園全容:ホームページhttp://senseki.org/about/index.html 「石の都、仙石庭園へようこそ」)

 私は、ここのボランティアガイドの一員として関与させていただいて岩石や石庭について学ばせていただいており、生き甲斐のひとつとなっていて、思っただけで楽しくなって、胸がおどります。したがって当blogでも、今まで次の記事をはじめ多くの記事を書いてきました。

  仙石庭園に多目的棟が完成(2015-09-05)

  日尾山上神代八幡神社(仙石庭園の多目的棟のスギ材の故郷)(2015-07-22)

  仙石庭園 ボランティアガイド(2015-06-03)

  仙石庭園の梅(2015-03-20)

  仙石庭園の今(平成27年早春)(2015-03-08)

 それなのに、今さら「10月11日 仙石庭園が開園」と聞かされると、皆さん驚くでしょうね。もちろん仙石庭園はすでに開園されていて、多くのお客様に訪れていただいています。

 このたびの開園は、庭園入口にある多目的棟「神石殿」が完工するなど、玄関口が整えられ、広く庭園を世間にアピールできる形で公表できる状態になったという意味の「オープン」です。

 苑主の山名先生からいただいたポスターに基づき、あらためて仙石庭園のあらましをお知らせさせていただきます。

【アクセス】

 


広島中央森林公園で栗拾い

2015-09-22 17:43:37 | 日記

【広島中央森林公園センターハウス付近】

 今日は、ハリーの散歩を兼ねて広島中央森林公園を散策しました。

 好天のシルバーウイークもすでに4日目です。公園センターハウス付近にも、人々がいっぱい来ていました。

【カマズミ】

【ヤブラン】

 ハギ、フジバカマやオトコナエシの大群落の他にも、赤いカマズミの実やヤブランの花が印象的でしたが、私にはススキの根元であちこちに咲くナンバンギセル(思ひ草)が特に可憐に感じられました。

 【ナンバンギセル(思ひ草)】

  道の辺の 尾花が下の 思ひ草 今さらさらに 何をか思はむ

                                                        作者不詳(巻10-2270)

 【クリ】

 

 こんなに人が多いので、「もう栗はないかな」と思ったけど、まだありました。小熊みたにちょっと木を揺すったら、ボロボロ落ちてきて、そこそこ採れました。

【計量したら400グラム以上】

 計量しようとしたら、ちょっと邪魔が入ったけど、400グラム以上ありました。


今日のハリーの散歩道で出会った 秋の七草

2015-09-18 20:04:21 | 日記

今日のハリーの散歩道で出会った 秋の七草

 秋の七草は、万葉集にある山上憶良の歌が起源と言われています。「草」に限定しなければ、栗や柿も秋の代表的な植物ですね。 個人的には、ハリーの散歩道でよく見かけるので、可憐なツリガネニンジンや身近なイタドリなんかも加えたい。

【 番外の身近な秋の植物  栗 柿 イタドリ ツリガネニンジン】

 

 萩の花 尾花(ススキ) 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌(キキョウ)の花  (万葉集・巻八 1538)山上憶良(やまのうえのおくら)

【ハギ】

 【ススキ(オバナ)】

【ライバルのセイタカアワダチソウ】

 ススキ(オバナ)はどこにでもあるが、現代では帰化植物のセイタカアワダチソウが最大のライバルです。

【咲いてないクズ】

 クズは、散歩コースに沢山生えているが何故か今日のところ花が咲いていなかった。

 なでしこは、どこにもありそうで、不思議とこれだけが今日の散歩コースになかった。

【女郎花 オミナエシ】

【男郎花(オトコエシ)】

 「をみなへし」は、現代では「女郎花」と書くけど、この近辺にはむしろ「男郎花(オトコエシ)」のほうが沢山咲いている。

【フジバカマ】

 フジバカマは、どこからか種が飛んできて、我が家の庭に半野生で生えている。

【キキョウ】

 キキョウは、花の命が短くて日々更新しているが、今日も花が咲いていて良かった。スターのハリーがオオトリで画像に出現するに相応しい美しい花です。

【スターのハリー】


国勢調査、早速IT回答で報告

2015-09-10 19:28:45 | 日記

 【昨日までは、国勢調査IT回答ページが使えなかった】

 この調査、私としては従来まであまり印象になかったが、今回は苦手なインターネットで回答したので、ちょっと気になってブログ記事に書いてみました。

 国内に住んでいる全ての人を調査対象にしていますが、犬は対象外、ハリーについては家族同様に暮らしていてもやっぱり埒外のようです。(ハリーは、残念がっているかな?)

【今日から、回答できる画面が出てきた】

 調査票の提出日は、一応10月1日~7日とされているが、インターネット回答はそれよりも早く9月10日(木)~9月20日(日)でした。

【回答項目も少なく、意外と簡単な国勢調査、そのIT回答】

 統計調査の結果は、国や様々な方面で広く利用されていて、国や国民にとって非常に重要な役割を果たしています。正確な統計の存在は、近代的で民主的な国家の基盤みたいなものです。

【早速初日に、報告しました】

 特にこの国勢調査は、いろんな法令の「法定人口」などに使われ、また、人口、世帯、産業構造等の実態を正しく明らかするということが、間接的メリットとして私たち国民生活に跳ね返って来ているようです。

 この調査に協力することは国民としての大切な義務なので、回答期日の初日に、早速報告できて良かったです。