ハリーと楽しむアジリティー

ミニチュア・プードル ハリーとアジリティーを楽んだ日々の想い出

関川の石…続き

2017-12-25 14:40:55 | 日記

先般、徳島で開かれたアジリティー競技会に参戦するついでに、伊予土居町を流れる関川の河原に下りて、採石して帰りました。

その時の橄欖岩ですが、ベージュ色でかんらん岩らしくない色彩でした。でも、タガネで叩いたら、中は緑色からオリーブ色でした。

美くしい銀色に輝く角閃石がありました。これは絹雲母という鱗片状の白雲母の仲間で、マグネシオホルンブレンドとも呼ばれています。早速タイに加工して、先週の忘年会に絞めていったら、話題を作れました。

あと、曹長石角閃石片岩の小さいカケラも、点紋が鮮やかで結構楽しいループタイになりました。


関川の石を見に行く

2017-12-19 15:29:44 | 日記

 四国中央市旧土居町を流れる関川の河原は、多種多様な珍しい石に出会える場所です。多分全国一です。

 このたび、ハリーのアジリティー参戦を兼ねた旅行、孫連れ旅行でここを訪れました。

 関川を語るには、何といっても「暁雨館」。四国中央市土居総合庁舎隣接の素晴らしい施設です。美しい建物と、美しい岩石庭園のこの館には無料で入れて、関川の鉱物・岩石の展示を観ることができます。

 関川の石については、暁雨館のパンフレットを流用してご説明します。

(暁雨館)

無料なのに、お茶までいただけます。

関川の説明

 河原に着いてビックリ。 エクロジャイトかと思える石、単斜輝石岩かと思える大きな石がありました。でも、これと同じような石で、持ち帰れるくらい小さいのが見つからなかった。今回は子連れで、短時間の採石なので十分に探せませんでしたが、よく探すとエクロジャイトも見つかるような気がしました。

(河原には、珍しい石がいっぱい でも今日は子連れで来たので、どこまで拾えるか)

(エクロジャイト岩みたいな巨石)

(単斜輝石岩みたいな巨石)

(だん橄欖岩 黒色粒はクロム鉄鉱)多分苦土かんらん石からできているのかな

(石英のような石)

 左のは方解石かと思って持ち帰ったけど、ナイフで傷がつかないくらい硬い。粗くキラキラ輝く石の粒からできているので、多分粗粒ゾイサイトかな。

 右の2つは、真紅の紅簾石石英片岩様の石ですが、ウーン…紅色の石英緑簾石片岩かも知れません。

 (角閃石の仲間)

 曹長石の点紋が鮮やかです。黒雲母片岩かもしれません。シルバーに輝く石(マグネシオホルンブレンド)もあります。あとで、ループタイに加工しようと思います。

 (ざくろ石角閃石片岩類)

 鉄磐ザクロ石のオレンジ色が鮮やかです。ゾイサイトが脈うっています。

 ゾイサイト、緑簾石、緑泥石などの岩石

 左の石は単斜ゾイサイトでしょうか 緑泥石、緑簾石などの石でしょうか

 銀色に輝く(マグネシオホルンブレンド=絹雲母の微細な鱗)角閃石、美しいゾイサイトなどの石たちと、灰ばんザクロ石スカルンのような石。 右側の淡い緑色と白色が混ざったスカルンみたいな石は、始め透輝石かと思って持ち帰りましたが、多分「灰ばんザクロ石スカルン」でしょうか?