ハリーと楽しむアジリティー

ミニチュア・プードル ハリーとアジリティーを楽んだ日々の想い出

アジリティー用手作り道具 その2

2012-11-30 17:14:42 | 日記

 先般は手作りのハードルとスラロームをこのブログの記事としてアップしましたが、今日はタイヤとロングジャンプを追加で掲載します。
 このタイヤ・ロングジャンプは、ハードルほど、安くて、作りやすいなどの独創性があるとも思いませんが、あえて恥を忍んで人目に晒します。

 タイヤジャンプの枠に用いたのは、ホームセンターで売ってる園芸用ラティスです。600×900のサイズで、1,280円です。スタンドは698円×2セットです。ラティスの中の斜め材を除去して枠だけ使います。私の場合4隅の部分だけ鋸で切り取って補強用筋交いとして使いましたが、今考えると無駄な手間で、この補強は必要ないと思います。

 

失敗は、赤色のビニールテープで飾り巻したことです。日の当たる軒下に保管してたら段々汚くなりました。余計な手間をかけずに、単に斜め材を除去するだけで良いのでは。

 タイヤ部分は、プチプチプッチンの梱包材料です。丸めて片一方を突っ込んで輪にしました。輪を丸く保つために外側に園芸用品の温床骨材を1本使いました。これを紐で括ってまとめました。

 吊り下げは、チェーンでなく紐を使いました。

 アジリティー規程では、「開口部の直径は、45~60㎝とし、地面から開口部中央までの高さは、SとMを55㎝、Lが80㎝とする。」となってますが、私のはチョッと小さい。大型犬には使えません。大型犬には大きいサイズのラティスを使って梱包材を2つ連結してください。練習用には小さいほど飛ぶのが難しいので小型犬には問題ない。

ロングジャンプは、薄い杉板で作りました。当初は正規品くらいの厚手の板が家の倉庫に沢山あったので、これを使おうかと思ったのですが、それでは重量が重くなるので、薄い杉板を買って作りました。

 アジリティー規程では「ユニットは、幅1.20m、奥行き15㎝で、少し傾斜があり、最も低いユニットの高さを15㎝、最 も高いユニットの高さを28㎝とする。」となってるけど、収納するときに重なるように3本のうち2本は少しづつ短く作りました。車に収納するときに便利です。

 


アジリティー用の手作り道具

2012-11-28 22:18:41 | 日記

 私とハリーは、週に1回、アジリティー施設でレッスンを受けてますが、最近は、週の間に1~2回ほど短時間の練習を近所の公園でやることにしています。
 週に1回の練習なら、単なるお稽古事にすぎないが、週の間に何回か練習できればスポーツ練習の域と言えるのではないでしょうか。
 動画サイトで見た名選手の見事な走りを鑑賞して楽しんでいますが、いつも、その模倣をしたくなって、うずうずします。
 そんなとき、近くの公園に行って、名選手のハンドリングの一部を試したり、出場した競技会でのコースの一部を切り取ったり、その時々にやってみたいと思う練習用シークエンス図を作って走ります。
 以前、手作り道具について、このブログに掲載しましたが、結構キーワードとして「検索」していただいていて、好評なので、再度ハードルとスラロームのつくり方を掲載します。
 この代物、材料が量産品で安いこと、軽いこと、簡単に制作できること、現場で組み立てが容易なこと、見かけがきれいなこと、風で倒れにくいこと、犬を傷つけないことを念頭に考案しました。
 まず、1本のロープに60センチ間隔の印を付けます。それを両側にペグを打ち込んで引っ張ります。


 その、紐の印に沿って両端のペグと合わせて12本のペグを軽く打ち込み、そのあとで紐を外します。


 そのペグに、パイプを被せるとスラロームの出来上がりです。


 ハードルのウイングは、百円均一で売ってるネットです。幅広のものと幅の狭いものが有るが値段は同じ105円×4枚です。
 2枚のネットは、結束バンド(百円均一で売ってる)でつなぎます。
 軽いので、開きを制御する紐など不要です。風が強い時は開きを大きくして安定させるなどで、紐で開き具合を固定させない方が良い。





 バー固定は、紐で止めても良いが、百円均一で売ってるS字フックでもOKです。「容易にバーが外れる」という規程を満たしてませんが、犬が当たればネットが軽く倒れるので、安全性は有ります。
 番号札は、名札が便利です。ネットやスラのパイプに取り付けできます。


 バーは、コーンバー直径34、長さ2000のものが、ホームセンターで398円で買えます。これを、両側のメガネ型のものを十字ドライバーで外して、百円均一で売ってる鋸で1300(規程は1200~1500)に切り出来上がりです。残り部分はスラとかロングジャンプの棒に使います。(規程より短いが小型犬なら問題ありません。)





稲川秀哉 先生 アジリティーセミナー AG報告

2012-11-17 13:48:13 | 日記
 稲川秀哉先生のアジリティーセミナーのJP編の報告は、13日に既にこのブログにアップしましたが、まだAG編の報告が残ってました。
 今週は、ホント夜毎忙しかった。習ったことを忘れないうちに、急いで記録しなければと、プレッシャーでしたよ。
 コース図なんか思い出すのが難しかった。だから多少の違いがあっても、ご勘弁くださいね。
 JPは直接ブログに書き込んだけど、AGはパワーポイント(19枚のスライド)に書いて作ってみました。
 パワーポイントに書くとオフィスのオブジェクト、クリップアート等のグッズが使えて、カワイイ画像になります。

























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アジリティーセミナーJPのご報告

2012-11-13 21:11:44 | 日記
 徳島北TRアジリティー競技会の前日の11月10日(土)に、アジリティー世界大会日本代表稲川秀哉さんのアジリティーセミナーがありました。
 私はアジリティーをやりだしてすでに久しいのに、今まで一度も「セミナー」なるもを受講したことがなかったので、大いに期待して参加しました。
 「AM:9時開始」となってたけど、8時40分頃に現地に行ったら、まだ受付テントのテントの設営中だったので、ちょっとお手伝いしたりして。ウーンこの様子では開始は少し遅れるかと、余裕で、近くで行われてる訓練競技会の様子を見に行ったりして。
 そして、9時5分頃、「どうせ未だだろう」と思ってセミナー会場の様子を見てみるとビックリ、なんと、皆さん検分をしてるじゃないですか。 そりゃー遅れた私が悪いけど… とにかく、検分の終わり頃にちょっとだけ入れてもらえました。 
 また、「1度クラスを対象とし、コースセミナーとします。」と案内書には書いてあったけど、ハリーは2度クラスとはいえ、最近不調なので1度クラスがちょうど良い。(参加してみると、稲川先生のセミナーはレベルが高い、実は受講者は2度クラス以上の人がいっぱい入ってました。受講者の中にも上手な方がいたけど、見物人の中にも2度・3度の方の顔が見えました。)

 このセミナー、「参加費 1頭(7000円 )、予定頭数を超えた場合先着順とします。」とだけ書いてあったけど、「弁当が出る」とはどこにも書いてない。それとも知らずに私たち、わざわざ朝の3時起きで、弁当を作って来たんです。いただいたお弁当は、家内が美味しい々と言って喜んで食べてました。
 なお、このセミナー参加にあたり、「予定頭数を超えた場合先着順とします。」と書いてあったけど、予定頭数が何頭かどこにも書いてない。
 受け付けて頂いたか心配で、主催者にmailでお尋ねしたところ、「25頭で締め切ったけど、貴方は受け付けてますよ。」と返事していただき、ホットしました。

 そんなことで参加したこのセミナーですが、参加してみたらとても濃厚なセミナーでした。朝の9時からJPで、昼をはさんで(昼休憩中にAGの検分です)午後はAG、4時前まで、びっしりでした。
 まず、本番感覚でアナウンサーのコールによって登場し1走します。その時先生がメモを書いてる。そして、集団指導を受け、それを踏まえてもう1走します。指導後はほとんど皆んな上手くなってる。ここで個別指導です。
 
 FCIアジリティーワールドチャンピオンシップのラージ日本代表を4年連続で勝ち取っている実力者のご指導を仰ぎたいと皆真剣です。
 受講する方も真剣なら、教える方も真剣で熱気が溢れ、私など知恵熱が出そうです。
 せっかく教わったこと、1晩で半分忘れ、2晩経つと4分の1になっていきます。忘れる前に覚えてることをこのブログに書き止めたいと、キーボードを叩いてます。
 とはいえ、一度に多くは書けないので、今日はとりあえずJPについてのみご報告します。

【2012.11.10稲川秀哉セミナーJP】
(多少の記憶違いがあるかもしれませんが、本質的なとこは捉えてると思うんですが。)


 第1~第5(黒い線のライン)

第1走目は、左付け同時スタート
第1~第5まで、テェンジなしに、イメージ的には直線コースのつもりで、左付けで通しました。
これも一策かとは思いますが、総合評価を聞いていて、「ここはチェンジの勉強の場なのに、アー俺はなんて馬鹿なことをした。」と恥ずかしくなり、2走目には№3の前でフロントチェンジ、№4の前で再度フロントチェンジをしました。
2走目は、一旦離れて、待たせて同時スタート、「犬に人を合わるのではなく、人に犬を合わせること。」を教わりました。
この場合のフロントチェンジは、左手で指示を出していて、その手で「犬を捕まえて引っ張る」ような感じで№3を飛ばしました。
この時、犬が自分に近づいて来たら「股の下をくぐらせるイメージ」で、左足を引いて送り出して№3を飛ばした感覚を忘れないようにします。
かなり、うまくできたと思ったけど、「しっかりと、大きな声を出してコマンドをかける。」「[飛べ]の指示のタイミングが遅い。」「トンネルに入れたあと、出てくるまでには時間があるので、その時に、もっと犬に声をかけてやる。」(ここの場所でなく、後で2か所あるトンネルの場所でのこと)ことを教わりました。



第6~第9(赤い線のライン)
第6~第9の犬のラインは、赤い線で描きました。
第8レンガまでは、問題ないように見えますが、第8レンガをバックスイッチで飛ばすとうまくいかないようです。
第8レンガを飛ばす時には、普通のフロントかエアプレーン、少し足の遅い犬ならレンガの向こう側(図では上側)を人が通り、№9のときのチェンジもあるそうです。(参加者中唯一、Mプードルの上級者のある方のみ、自然にこのハンドリングをされてました。流石)
私とハリーは、1走目・2走目とも№8レンガ前で、普通のフロントをしました。この辺は、うまく出来ていたかなぁ?と思う。
先生のご指摘では、「第9~第10へ行くラインが大切で(第9のところでバーを持って第10に向けて「このライン」と指示されてた。)、レンガでバックチェンジすると№9の前のラインが図の下側方向に「膨らむ。」そうです。そうなると次のスラロームにうまく入れない。「スラの入りの失敗の人は実は№9の前のラインで失敗している。」とのことです。ガッテン、ガッテン…
第10~第13(赤い線のライン)
第10を抜けた第11のロングジャンプでスピードが出て、第12のハードルを上手く飛ばせるのが難しい設計にしてある。ここは、フロントチェンジができない位置に第12が配置してあるので、バックチェンジをするしかない。
でも、Bチェンジでは左に膨らみます。その場合には、№12を飛ばせた後にも大きく膨らんでタイムロスするか又は№15に行ってしまう。
対策としては、第11ロングジャンプを飛ばしたときに、人が右足を一歩引いて(遅れて)犬を振り向かせる。
その瞬間に、第12に「飛べ」のコマンドを出すと、「ここで、キレイに最短ラインを描ける。結果、第12の次の第13のトンネルに、最短ラインで入れることができる。」とのことです。
ハリーは、何とかここは上手く出来ています。<(`^´)>
ラージのボーダーなど、特に速い犬の場合は、第10~第11に行くときのラインを図の下側に少しだけ膨らます方法もあります。

第14~第17(青い線のライン)
第17のトンネル入口にできるだけ近付いてから犬を入れることが大事。遠隔で入れることもできるが、近づくほど入る成功率が高くなるので、成功率を高めるために「できるだけ近づいて入れることが良い。」とのことです。
ここは、犬がトンネルを出るまでに時間の余裕があるので、人がトンネル入口に接近して遅れても、第18のタイヤに行くまでには十分間に合う。「それなら、成功率の高い道を選択するのが得策」とのことです。

このような、報告記事をまとめるのは、セミナーで教わったことを振り返り、消化して自分なり表現しないといけないので結構大変です。できれば後日、AGについての続編を書きたいと思ってます。

秋深まる 三段峡

2012-11-03 19:31:37 | 日記
 先日、森林公園の紅葉を掲載しましたが、広島で紅葉と言えば、宮島と三段峡が有名です。
 宮島は、標高が低く紅葉がきれいな時期はもう少し後です。
 今、紅葉の盛りは中山間部なので、三段峡を訪ねてみました。
 きれいは、綺麗でも、芸北町からの峠道とか、深入山の麓のグリーンシャワーなどが真っ盛りで、三段峡はそのアプローチの山道のほうが色鮮やかでした。アプローチから少し下って峡谷に入ってみると、ウーン数日後の方が良いかなとも思いました。・・・それでも、目の保養になりましたよ。

 見出し写真は、グリーンシャワーから深入山を望んだところです。簡単なお弁当を持って行って、まずはここで腹ごしらえ。見出し写真に写ってる樹木は姫りんごです。根元からイロハもみじの木が寄り添うように生えてます。小さなりんごの実が一面に落ちてました。

 ここのオートキャンプ場には、家の子供たちがまだ小さい頃、泊まったことがある。当時、深入山にも登りました。


 グリーンシャワーから、三段峡の中央部分に下りるアプローチ道路があって、この道沿いの山々の紅葉がすごく鮮やかでした。

 駐車場に車を置いて、五郎淵に向かう道沿いの川辺です。


 小ナラのこんな大木がありました。ミズナラはもっと大きな木が有ったけど近づけなかったので撮ってません。


 夏椿(シャラ)は、庭木に使われますが、山ではこんな大木になるんですね。


 五郎淵に着いたら、増水で猿飛に渡る小船が欠航してました。流されないようにワイヤーで吊り上げてた。
 船がないと、二段滝にはいけないんです。


 引き返して、三段滝へと向かいました。途中のブナ林がチョット詩的でした。


 たどり着いた三段滝は水量もあり、紅葉に囲まれて、実に美しかった。