ハリーと楽しむアジリティー

ミニチュア・プードル ハリーとアジリティーを楽む日々

結晶質石灰岩鉱山と帝釈峡を訪ねる地質観察バスツアー

2019-05-14 20:59:25 | 日記

 結晶質石灰岩鉱山と帝釈峡を訪ねる地質観察バスツアー 仙石庭園園長で地質学者の沖村先生から、結晶質石灰岩鉱山と帝釈峡を訪ねる地質観察バスツアーへのお誘いをいただきました。

 グループ名は、「地球学講座」という仰々しい名前で、総勢19名 広島駅北口から出発しました。

 帝釈峡は帝釈石灰岩(石炭紀~二畳紀)の台地を刻んで流れる帝釈川の峡谷。サンゴ礁を伴うホットスポット玄武岩質海洋島が付加してできたもので、石灰岩の下には基底となる玄武岩や玄武岩質凝灰岩が伴われています。

 現在見られる帝釈峡の地形の形成は、サンゴ礁を伴う海洋島が日本島弧に付加したずっと後の新第三期鮮新世末期(約300万年前)からはじまり、この頃から侵食平坦面となった後に隆起して500~600mの帝釈台地になったとされる。 石灰岩に特有の侵食地形やその他鍾乳洞などが見られます。

 今日の訪問先のメインの目的地の日東粉化工業(株)夏森鉱山(広島県庄原市東城町帝釈末渡695-2)でした。 産総研の日本シームレス地質図で調べたら、中期~後期ペルム紀(3.3億年~2.6億年前)に付加した石灰岩層(別の資料によると「永明寺層」という150m位の厚さの地層)の西の端に位置していて、夏森鉱山は後期白亜紀(1~0.65億年前)にマグマが地下の深いところで冷えて固まった花崗岩質の深成岩(新規領家)と石灰岩地質が接しているギリギリの場所にあることがわかりました。

 私がひそかに期待したのは、鉱山域の北西箇所の石灰岩と花崗岩との接点の付近を探せば、スカルンのケイ灰石、灰バンザクロ石、灰鉄ザクロ石、灰鉄輝石、透輝石、ベスブ石等が見つかるかもしれないとの期待が湧きます。また、真っ白な石灰岩の中でも、花崗岩の熱源との距離によって、再結晶したタンカル粒子の大小を比較して見るのも面白い。良い標本があればいただいて帰ろう … と期待が高まりました。

 現地に着いたら、鉱山の所長さんのみならず、会社の会長さんも我々を出迎えてくださり、大変丁重な対応をいていただき、ビックリです。

 鉱山は、「全域が花崗岩の熱源に近い、スカルンは何故かない。資源は豊富な埋蔵量で、150m以上の厚さがありそう」などのお話しをうかがいました。

 大変ご親切な応対で、希望する鉱石を削岩機で砕いていただき、花崗岩の貫入箇所付近に小さいけどスカルンが見つかり、灰鉄ザクロ石もあって、感激しました。

 花崗岩の貫入場所付近の鉱石を、削岩機で割っていただいたら、何と  スカルンがありました。

 

 

 

 

 

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仙石庭園の万葉植物

2019-04-27 23:08:15 | 日記

仙石庭園の万葉植物

(平成31年4月現在)

 仙石庭園は、広島県内ではごく普通のどこにでもある花崗岩の大地上にあって、私たちや祖先が慣れ親しんできた植物群に囲まれた穏やかな里山の中に立地しています。

 ここには、弥生時代、飛鳥時代から中世にわたる数々の歴史逸話が伝承されています。仙石庭園は、郊外のロマンあふれる風土の中に、総杉造り、御神木(新見市哲西町上神代の日尾山八幡神社)をもって築造された神石殿が静かにたたずんでいます。

 仙石庭園は、石を主座に置いた日本庭園。石の種類、石の大き、石庭の規模、組石や岩石の配置の妙などにおいて、おそらく日本一の岩石庭園と言えます。

 庭園には石の他に組石などをより魅力的に見せるために、大小様々の植物を植えています。園内植物は、この地の気候風土に適応していて、かつ、岩石庭園に調和する植物たち。もちろん、ここは日本庭園なので、庭園に欠かせない枝ぶり等の見栄えの良い栽培種の植物が中心になっています。マツ、ヒバ類、ラカンマキ、モッコク、ウバメガシ、ツバキ、クス、ケヤキ、モミジ類、フウ、モクレン類、サクラ類、ウメ類、フジ、ニシキギ類、タケ類、欄の仲間、様々な低木類、苔の仲間、様々な草花の仲間、ミズバショウ・ショウブやスイレン等の水生植物など多種多様な植物を植栽して配置しています。

 仙神大滝の小山などには、ここに自生する野生の植物のアカマツ、ネズミサシ、ヤマボウシ、クロキ、サカキ、ヒサカキ、コナラ、ガマズミなどが、滝を構築する青石や赤石を彩るように植栽したイロハモミジやミツマタなどの栽培種植物と調和しながら茂っています。

 喬木の足元には各種の低木や草花などを植栽していますが、野生種の雑草としてチガヤ、ササ、ミョウガ、フキ、スギナ、ナズナ、スミレなどが勝手に生えていて、水辺の栽培植物の隙間に、スズメノテッポウ、オギ、セリ、キツネノボタン、タガラシ、ウキクサ、ナギ等の雑草も繁茂しています。

 栽培種植物、自生の木々、雑草の中には、万葉集にも詠われている日本古来の植物がおおむね50種類あります。 これらの植物たちは、この地の自然、風土、歴史に溶け込んで、園内の石たちと共に庭園と高屋の地を結びつける触媒の役割を果たしています。

 周囲の田畑には、イネ、野菜類、リンゴ、ブドウ、綿花が栽培されています。また、果樹園駐車場から庭園入口までの路傍や山際では、園内にない植物として、ヒガンバナ、ワラビ、サネカズラ、ウグイスカグラ、スイカズラ、アケビ、コシアブラ、タカノツメ、クヌギ、クリ、ハゼ、ヌルデ、ツリガネニンジンなど多種多様の野生種の植物が茂っていて、四季折々に、芽吹きや花、果実などを観察することができます。

【仙石庭園植物一覧】

【万葉植物】

【植物の画像】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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仙石庭園の紅葉ライトアップ

2018-11-05 22:05:35 | 日記

 東広島市高屋町にある仙石庭園は、11月中の週末(土・日)の午後5時~8時まで、夜間臨時開園して紅葉をライトアップしていて、静かで、幻想的な夜の世界です。

(神石殿)

(息を呑む紅葉 仙神大滝付近)

 庭園の中心・管理棟、ご神木の巨杉で建てた神石殿は夜間は閉まっているのでご注意ください。庭園に入ったらライトアップされた紅葉に、まず息を呑むでしょう。

(ライトアップされた標石)

 園内の要所は、ライトに照らされているけど、足元は暗いので懐中電灯は必須でしょね。

 (もみじ園)

 ライトアップされた紅葉の見どころは、まずはもみじ園でしょうね。

(ワニ池付近)

  巨岩巨石通りを進んで、園の中心付近、ワニ池周辺に来ると一段と明るい。紅加茂石、東屋、トイレもあります。ここの岡崎灯篭のともし火が、幻想的です。

 (巨岩巨石通りの奥)

(五色の大滝)

 クライマックスは、五色の大滝、仙神大滝でしょう。昼間でも落差15メートルをほとばしる毎分1トンの水しぶきは圧巻ですが、夜間にライトアップされていると、深山に落ちる無限の巨滝のそばに佇んでいるかのような錯覚に襲われます。

(逆さ富士)

 青石山門から奥の、「奥の院」付近は暗い場所なので足元が悪い。行くのはお奨めできませんが、湖畔に写る仙石富士の逆さ富士もまた見どころです。

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秋の仙石庭園 紅葉ライトアップ

2018-10-15 22:07:06 | 日記

 

東広島市高屋町にある日本一の岩石庭園 「仙石庭園」
11月の週末は、大滝、紅葉などがライトアップされます。

土曜・日曜日  17:00~20:00

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アジリティーシーズン開幕と仙石庭園

2018-10-07 22:10:35 | 日記

 10月6日土曜日には、台風24号襲来の中にもかかわらず、姫路市まで今シーズン初めてアジリティー競技会に行って来ました。

 ハリーは12歳の高齢犬にも関わらず、最近の練習では速くなってきたので、何とかタイムオーバーにならずに走り切れるかもと期待したけど、本犬が「暑い」とか言ってまったく走らない。残念な結果に終わりました。

 ここの競技会場の的形の西側に見える奇岩は、流紋岩質溶結凝灰岩(大規模火砕流)で後期白亜紀に出来たものです。広島県でよく見かける高田流紋岩(庭石では「向原石」とも呼ぶ)に近い(広島県の方がやや時代が古い)石のようです。この奇岩を月夜に小舟で観光した頼山陽が「赤壁に似ている」と称賛したため「小赤壁」と呼ばれるようになったようです。

 一夜明けた今日は、東広島市内にある日本一の岩石庭園「仙石庭園」にボランティアガイドにいってきました。仙石庭園では昨日・今日の西条酒祭りとコラボして酒祭り参加者を送迎バスでお迎えする試みをしましたが、残念ながら台風の情報に観光客が意外に少なく、企画はやや不発に終わりました。残念

 最近の仙石庭園。大手門に立派な屋根付き門が完成しました。新しい屋根付き大手門の名前は「登竜門」になるそうです。

[小赤壁]

[登竜門]

 

 

 

 

 

 

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