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先生もつぶやく、生徒もつぶやく。

横浜市でピアノ教室を主宰しています。レッスン中の面白出来事などを紹介中。

電子ピアノ

2023-02-19 22:58:57 | レッスン日記
昨今の住宅事情では、なかなかアコースティックのピアノを準備していただくのは
難しい状況になっています。
残念なのですが、、、、
そもそも賃貸住宅では、スーモのサイトではピアノOKだったのに、内見に行ったら
大家さんからNGがでました(´;ω;`)なんて話も聞きます。
私の友人にも、入居した当初は良かったのに、途中からNGになり
引っ越しを余儀なくされた、なんて話も聞き、今の時代、ピアノを使うということは
本当に難しいのだなあ、と実感します。
アコースティックピアノで練習していると、音もきれいになりますし、
指の力もつきやすいのでコントロールしやすいのですがねえ。。。
まあ、しょうがありません。
どうしても音がでるものは、ご近所が気になります。
知り合いのフルーティストは練習はカラオケボックス、津軽三味線を習っている知り合いもやはり
練習はカラオケボックスだとか、、、
そうなると、ピアノの場合は電子ピアノになりますね。。。

ということで、最近の電子ピアノにはどんなものがあるのかな、と家電量販店に行ってみました。
もちろん、ヤマハなどの楽器店にもおいてありますが、そのメーカーのものしかないかもと
思い、ここはあえてヨドバシカメラへ。

ヤマハ、カワイ、ローランド、カシオの電子ピアノがおいてありました。
価格帯もいろいろですが、10万円くらいだったかと思います。

まあ、好みもありますが、その展示していたなかでは、私はカワイ、ヤマハのものが
「ピアノを弾いている」という感覚でした。
ローランド、カシオはピアノを弾いている、という感覚とは違うかな、と。
ではカワイとヤマハ、どちらが良いのか?というと、カワイのほうかな、と思いました。
ですが、これは一概に言えません。
なぜなら、ここのところ仕事関係でカワイの電子ピアノを弾く機会が何回かありましたが、
正直あまり良いとは思っていませんでした。
一方で、先日、別の仕事で弾いたヤマハの電子ピアノは「電子ピアノでもここまでピアノっぽい音が出るんだ~」
と思ったことも。

う~~~~~ん。。。。。

それぞれのメーカーでの価格にもよるんでしょうか。

ヤマハの電子ピアノ「クラビノーバ」はどうやら20万位するみたいですし、そのくらいの金額を出せば
それなりのがかえるということなんでしょうか。。。。
でも、その値段だと、中古のアップライトピアノも買えそうなのですがねえ。。。。複雑"(-""-)"




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再販希望!

2023-02-16 22:38:11 | レッスン日記
今日は私のレッスン日記。

音の聞き分けや自分の音楽の引き出しを増やす目的もあって、
苦手な移調の練習にここのところ励んでいます。

昔から、苦手💦

耳コピが大得意です!!というわけではないので、いろいろ試していますが、
もう絶版になってしまった、ヤマハのエレクトーンメロディーズを
使うのが今、ツボにはまっています。

いやあ、これ、いろいろな分野の有名どころがメロディー譜になっているので、
なかなか使いやすいのですが、絶版のため、生徒さんに使おうにも
使えず、悩みどころです。
日々、メルカリをチェックする。。。
再販、希望!!

楽譜などでも、絶版ではないが在庫がなく、再版するか未定、ということは過去にありました。
出版社にこの楽譜はすばらしいのでぜひ!とメールをさせてもらったこともあります。
希望薄だなあ、と思いながら。。。

だったのですが、ある年のコンクール課題曲になったとたん、再版されました(笑)
やはり、売れると見込んだら動くのだなあ、と妙に納得した気分になりました。

このエレクトーンメロディーズはコンクール課題曲にはならないだろうなあ(苦笑)
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バイエル

2023-02-14 11:13:27 | レッスン日記
先日、twitterで

日本のピアノの先生はいまだにバイエルをやらせている。私の知人のお子さんがそうだ。生徒が嫌がっているのに。
オーストリアの先生はまずは好きな曲をやらせている。日本でオーストリアの方式をとりいれる
つもりがある先生はいないのか?

というようなツィートを見つけました。

・・・・うーーーむ。。。。


これを見て

1.私の周りの先生にはバイエルを初期の段階で使っている先生はしらない
2.知っている歌、好きな歌からレッスンは始まる
2.でも、実際にはいるのかもしれない
3.そういった先生を見分けるのは難しいのかも?

と思ってしまいました。

なかなか難しい。。。

前提条件として、見分けられるようなアプローチもこちらは工夫しないとなあ、と反省。

実際は、

やっているうちにテクニックがついて、弾けるようになってうれしい!
というケースもあれば

好きな曲をまずは弾きたい!テクニックが付かなくても!
というケースもあれば

辛抱して頑張ればできるようになる、ということを知ってほしい!
というケースもあって。

希望はいろいろ。

ただ、今は比較的、好きなところを追及して、結果的にテクニックがつくといいね、
という流れが多いと思います。
それがたとえ回り道であっても、絶対に無駄にならないことを私は知っています。

でも、お勉強とかでも同じ風に大人が言えるのかな?と個人的には思ってしまう。
お勉強と趣味のピアノは違う、と言われてしまいますかね?

だからこその探求科なのでしょうけれど、
探求することが根付いていってほしいなあ、と切望。

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だじゃれ?

2023-02-12 20:56:44 | レッスン日記
ずいぶん昔に下書きをしていた記事が出てきましたので、今日、投稿してみました。

こどもって「楽しむ」の天才だなあと思うときがあります。

以前、教えていた子で、言葉遊びが好きな子がいて、なんでも変えてしまいます。


例えば


四分休符→渋いキュウリ
スタッカート→マスカット
タイ→鯛
レガート→チョコレート


ちょっと無理があるのもありますが、全て食べ物に直結しているのが
かわいらしい(#^.^#)


また、違う子でも、二連の八分音符(♫)を「さくらんぼ」と表現したり。


こうやって、私たちは言葉や概念を獲得していったんだなあと、再認識。


ちなみに、前出の子の妹は、お姉ちゃんにあって、自分にはない、
ペンだこがほしくてしょうがなかったらしい(笑)
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残り少ないジグソーパズル

2023-02-03 23:32:39 | レッスン日記
もうピアノのレッスンを始めてずいぶん経ちますが、いまだにいろいろな気づきを
子どもたちからもらいます。
ありがたいことです。

本当に十人十色で、同じように教えてもその子の特性によっては
すっと伝わるかと思うと、逆に非常に伝わりにくかったり、、、

マンツーマンのレッスンだからこそ対応できるわけで、ただ、逆にグループのレッスンではないので
他の人への注意を客観的にみて学ぶという機会はなく、
なんでもメリット、デメリットがあるなあ、と思ったり。

さて、最近、また新しい試みで、まったく楽譜を使わずに曲を教える、ということを
行っています。
レッスンの最後の5分、10分を使い、興味がありそうな生徒のみに行っています。
全く楽譜を使わない、ということは「予習ができない」
わたしがその場で教えた以上のことはできない、あとは繰り返し練習するしかない、
というこのやり方。
ある意味、負荷が大きいのですが、その場である程度弾けるまでやるので、
割とよく練習している様子が垣間見れます。

難しすぎる課題は、練習し始めるのが大変ですが、これだと練習を始めるきっかけになりやすいのでは?
と思います。
たとえるなら、完成間近のジグソーパズルで、残り少ないピースを当てはめる気持ちいい作業に
近いのかな?と。

でも、昔、楽譜がない時代はそうだったんだよねー
と思いながら。
分野によっては楽器もなく、まずは見る聞くのみ!というものだったらしいですが。

昔と違うのは、レコーダーで録音できること。

いろいろな考え方の先生がいらっしゃるので、レコーダーを使うことに逡巡する先生もいるとは思います。
ですが、もうこれだけ動画が氾濫しているこのご時世、こどものレッスンで使うのも
良いのでは?と思う私でした。
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才能と努力

2022-10-10 14:06:48 | レッスン日記
先日、ぼんやりとテレビをみていたら、漫画「弱虫ペダル」の特集をしておりました。
そのなかで、ある登場人物が才能あふれるライバルと自分を比較して、自分には彼ほどの
「才能はない」が、その分「努力する」だけだ、というようなことを紹介していました。

「才能」というのは、自分で自覚することが難しいと思います。
他人に指摘されたり、他人と比較することで初めて自分の才能を知る、ということは少なくないと思います。
なぜなら、それが自分にとって自然にできてしまうことなので、自分に限らずだれでもできてしまう、
と思ってしまうからです。
そこを、他人に指摘されたり、他人と比較することで「自分は自然にできてしまうけれども他人はそうではない」ということを
初めてしる。他人がいないと、自覚することができない。

ひるがえって、「努力する」のは自分ができないということを自覚してからスタートするので、他人を必要としない。
ましてや、できるようになったときの到達感も達成感も比ではないと思います。
そういう意味で、とても貴重な経験を努力はもたらしてくれるものだと私は思います。
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林光せんせい

2022-09-28 11:05:25 | レッスン日記
わたしの大好きな林光せんせいの「ピアノの本」

毎回、発表会でも誰かに弾いてもらっています。

機能和声の曲ばかりではなく、旋法であったり、ちょっと現代的な響きであったり、リズミックで
格好よかったり。好きなのです。

もうだいぶ昔に出版された本で、一時期、手に入れにくい時期もあったのですが、ありがたいことに
数年前PTNAの課題曲になったことから、また手軽に手に入れられるようになりました。

私自身は、こういう現代的な響きの出版された曲をこども時分にやったことがほとんどなく、
(何せ、ドビュッシーのアラベスクを現代的なピアノだ!と思ったくらいですから(笑))
こどもたちに受け入れられるのかどうか、不安なところがあったのですが、、、
実はこの林さんの曲の中で、子供たちに人気の現代的な曲があります。

それは、「黒鍵のいたずら」

メロディがハーフホールトーンスケール(半音全音の繰り返しの音階)で伴奏は割とシンプルな三和音。
これがまた不思議な響きをかもしだします。
うーん、こういう聞きなれなくて楽譜に記譜されているものは、とっつきにくいのかなーと思いつつ、弾いて紹介すると
わりと多くの生徒が
「おもしろい!!!」
と食いつきます。

。。。おお!おもしろいんだ!!!いや、私も好きだよ。うれしいよ!

おもいがけない言葉で、別の生徒にも

「これ、こどもに人気の曲なんだけど、面白い?」

ときくと

「おもしろいよ!!」

うーん、うれしいんだけど、よくわからん。だから面白い(笑)




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はのん

2022-09-25 10:55:35 | レッスン日記
昔のピアノ教本といえば、バイエル、ツェルニー、ハノンといったところでしょうか。
私もご多分に漏れず、その道をたどってきました。
特に、ハノンは嫌いで(笑)
だって、ずっと指の単純な運動なのですから、曲とちがって面白味がうすい、、、

そんななか、音楽つながりの友人が子犬を飼いだしまして、そのこの名前が「ハノン」

うわ、ハノンですかあ(笑)と。

さてさて、そんなハノンでしたが、私の妹は

    「ツェルニーよりまだまし」派でした。

譜読みが楽だから、という理由でした。

そうか、私は譜読みが楽すぎて、つまらなかったのですが、パターンさえわかってしまえば弾ける、という
面白味があったのかもしれません。

ハノン先生の悪口(?)ばかりになってしまいましたが、やっぱり曲はそのパターンの積み重ねなので、
ある程度分かっていると譜読みが早い気もします。
ということで、嫌にならない程度にはやってもいいのかな、と思う今日この頃です。

ハノンと同様の教本で、プレイディという本も良さそうなので、今度、生徒に使ってみるため、まずは
わたしが練習中。
やっぱりある程度で飽きがきますが(笑)、自分の弱点があらわにもなる、発見のある今日この頃です。
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ピュア

2022-08-29 23:39:38 | レッスン日記
先日のある女の子のレッスン。

その子は、楽譜を読み取って練習するだけでなく、まったく楽譜を使わずに
わたしが弾いたものをその場で耳で覚えて弾けるように練習する、という方法もとって
レッスンしています。
だからレッスンに必須なのは、録音機械。
スマホで十分なんだから、すごい世の中になったものです。。。

さて、そんな一コマ。

今日も同じように私が弾くものをまずは聞いてもらいます。
今日のやるところでは、短いアルペジオのあとにある和音が登場。
その和音をきいたとき、彼女の表情がとても柔らかくなり

「すごいきれいな音!」

の一言!

コード的にはG9。
あまり今まで出てこなかったこの響きに感動して、それを素直に言葉に出せる!!
なんてピュアなんだ、と思わずこちらも感動してしまいました。

いつまでもその柔らかい心のままでいてほしいなあ。。。
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老後とピアノ

2022-08-01 10:54:14 | レッスン日記
「これ面白いよ」とすすめられ、「老後とピアノ」という本を読みました。
筆者は50歳で新聞社を早期退職した女性。
こどものときにピアノを習っていたけれど、そこまで長続きはせずに、いつか弾きたいと
思っていた女性です。
大人ピアノの思った以上の大変さ、子供の時とは違った楽しみ方、そして真正面につきつけられる
老い。
コミカルに、でもじっくり考えさせられるエッセイでした。

こどものときはやればやるだけ成果がついてきます(その「やる」というのが
難しいし、一歩間違うと大変なことになるのだけれど)。
でも、もう大人になると努力した分の成果はなかなかこどものときのようには
ついてこない。
できないことを今、一生懸命やる。それが大事なんじゃないの?と言われた気分です。

そうですね、こどもや若い人はある意味、「未来」のために生きて
大人や老人は「今」を生きる、、、のかなあ。

若い人と仕事をする機会が増え、有能な彼らの力を見せつけられて
いろいろ思うことが増えました。
もう一度、このエッセイ、読みたいなあと思います。

ちなみに、本をすすめてくれた当人は、ピアノの練習を始めました(笑)


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