先生もつぶやく、生徒もつぶやく。

横浜市でピアノ教室を主宰しています。レッスン中の面白出来事などを紹介中。

林光せんせい

2022-09-28 11:05:25 | レッスン日記
わたしの大好きな林光せんせいの「ピアノの本」

毎回、発表会でも誰かに弾いてもらっています。

機能和声の曲ばかりではなく、旋法であったり、ちょっと現代的な響きであったり、リズミックで
格好よかったり。好きなのです。

もうだいぶ昔に出版された本で、一時期、手に入れにくい時期もあったのですが、ありがたいことに
数年前PTNAの課題曲になったことから、また手軽に手に入れられるようになりました。

私自身は、こういう現代的な響きの出版された曲をこども時分にやったことがほとんどなく、
(何せ、ドビュッシーのアラベスクを現代的なピアノだ!と思ったくらいですから(笑))
こどもたちに受け入れられるのかどうか、不安なところがあったのですが、、、
実はこの林さんの曲の中で、子供たちに人気の現代的な曲があります。

それは、「黒鍵のいたずら」

メロディがハーフホールトーンスケール(半音全音の繰り返しの音階)で伴奏は割とシンプルな三和音。
これがまた不思議な響きをかもしだします。
うーん、こういう聞きなれなくて楽譜に記譜されているものは、とっつきにくいのかなーと思いつつ、弾いて紹介すると
わりと多くの生徒が
「おもしろい!!!」
と食いつきます。

。。。おお!おもしろいんだ!!!いや、私も好きだよ。うれしいよ!

おもいがけない言葉で、別の生徒にも

「これ、こどもに人気の曲なんだけど、面白い?」

ときくと

「おもしろいよ!!」

うーん、うれしいんだけど、よくわからん。だから面白い(笑)




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はのん

2022-09-25 10:55:35 | レッスン日記
昔のピアノ教本といえば、バイエル、ツェルニー、ハノンといったところでしょうか。
私もご多分に漏れず、その道をたどってきました。
特に、ハノンは嫌いで(笑)
だって、ずっと指の単純な運動なのですから、曲とちがって面白味がうすい、、、

そんななか、音楽つながりの友人が子犬を飼いだしまして、そのこの名前が「ハノン」

うわ、ハノンですかあ(笑)と。

さてさて、そんなハノンでしたが、私の妹は

    「ツェルニーよりまだまし」派でした。

譜読みが楽だから、という理由でした。

そうか、私は譜読みが楽すぎて、つまらなかったのですが、パターンさえわかってしまえば弾ける、という
面白味があったのかもしれません。

ハノン先生の悪口(?)ばかりになってしまいましたが、やっぱり曲はそのパターンの積み重ねなので、
ある程度分かっていると譜読みが早い気もします。
ということで、嫌にならない程度にはやってもいいのかな、と思う今日この頃です。

ハノンと同様の教本で、プレイディという本も良さそうなので、今度、生徒に使ってみるため、まずは
わたしが練習中。
やっぱりある程度で飽きがきますが(笑)、自分の弱点があらわにもなる、発見のある今日この頃です。
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