TAKAOSANのブログ(OCN CAFEから引越し)

このブログを始めた頃と様々なことが変わりました。
30代だった私も定年退職が近い年齢になってきました。

フセイン元大統領

2006-12-30 06:25:00 | 日々雑感
死刑判決が出て、近々刑の執行がされるとうわさされている。
親族に分かれの手紙を出したとのうわさもある。

私は死刑廃止論には反対の論者である。
死刑廃止論者の意見は、被害者家族の心情が無視されていると感じる。
日本の法務大臣が、自分の考え方で、刑の執行に印を押さないのは、法遵守をもっとも誠実に実行しなければならない法務大臣にしては、あるまじき行動であると思う。
それならば、法を努力をすべきであり、印を押せないのであれば、法務大臣の職を辞するべきである。

日本の死刑制度については、以上のように存続容認派ではある。
しかし、今回のイランにおける軍事裁判の場合は少し違う。
たしかにフセイン元大統領が、残忍な行為をしてきたのかもわからない。
大体、米国のいうことが信じられなくなった今、クルド人に対する残虐行為自体はどの程度行われたのか、本当のことがわからない。
戦争での勝者が敗者を裁くということは、もっとも不公平なものであることは、過去の軍事法廷でよく認識されていることではないだろうか。
やはり今回の裁判。
せめて国連で裁かれるべきであった。
ブッシュ大統領は、死刑にはならなくとも引責辞任は最低限すべき状況であるにもかかわらず、一方のフセインは、死刑判決。
どうもおかしいのではないだろうか。
だからと言って、真実の罪を許すことはないが、その真実がわからないことだらけのままで、いいのであろうか?

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