プロ野球 裏金問題

プロ野球の球団が、栄養費という名目で、学生にお金を渡し、自分の球団に入ってもらう。
これはルール上、いけないのでダメ。
ルール違反だからダメである。
簡単なこと。

では、そもそもそのルールがどうなのか？

お金で、若い人をつるなんてやり方がいけないとか、さまざまなことが言われる。
本当はどうなのだろうか？

例えば、一般企業。
奨学金という名前で、学生にお金を出している。私は、文系学生だったので、無縁であったが、理科系の学生は、企業からの奨学金を受けている人は、少なからずいる。
奨学金を受けている会社に、入社すれば、返金の義務なしというところもある。

お金でつってはいけないというのであれば、契約金も一律にすべきではないのか？

希望枠廃止。
結局、お金でつることになるから、希望枠制度を廃止せよ、という。
性悪説にたっている。
逆の立場にたってみると、就職先の選択の自由がないということになる。
これは、以前も言われてきたこと。

結局、お金を出し続けた人がいるからいけないのである。
ルールを破った人がいるからいけないのである。
でも、西武をプロ野球機構から永久追放したら、今、プロ野球球団を買う人はいるのであろうか？
いろんな意味でプロ野球は危機である。

どういう方法が正しいのか？
希望枠を廃止して、完全ウェーバー制。
そして、フリーエージェント権を得る期間を短くして、選択の自由の幅を拡げる。
これしかないのであろうか？