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9.11 オオクワガタの世話をする

2013年09月11日 | 日記
 今日は、昨日電子レンジで加熱し、水に浸しておいた材をクワガタの容器の中に入れました。

 

 昨日、セットした飼育容器です。

 

 飼育容器の中には、オオクワガタの転覆防止用の木の皮が入れてあります。

 

 水に1日浸しておいた材の様子です。

 

 材の上に置いた容器の重しを外すと、水の中に材が2本入っているのがわかります。

 

 材を入れてあった水は、茶色に染まります。

 これは、木に含まれる成分が水に溶け出して水を茶色くしたもので、アク(灰汁)といいます。

 その主な成分はフミン酸、フルボン酸、タンニンなどの腐食酸です。

 熱帯の河川を流れる水は、よく茶色や黒色に濁っていて、ブラックウォーターと呼ばれています。

 ブラックウォーターに含まれる成分も木に含まれる物質が溶け出しているので、同じものと考えられます。

 

 材の表面についている、コルク層は、オオクワガタのメスが産卵するときの妨げになるといわれている

ので、理科部では、手で丁寧に剥がします。

 

 きれいになった材を飼育容器の中に入れました。写真はオオクワガタのオスです。

 

 オオクワガタのメスです。

 

 セットが終わると、飼育容器の上に新聞紙をのせます。

 

 その上からフタをします。

 フタと飼育容器の間に新聞紙をはさむことによって、飼育容器内を乾燥と害虫から防ぐことができます。

 

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