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サマーセミナーに参加して・・・

2011年10月06日 | 日記
7月19日(火)

 今日は、東海高校と名古屋経済大学市邨高校でサマーセミナーがありました。

  理科部では、内田先生と一緒に講座を開く予定になっていましたが、内田先生のご家庭にご不幸があったため、

 理科部員だけで講座を開くことになり、2時間目は東海高校で「気体の発生実験」を行うことになりました。
 
  どこの中学校でも必修実験であるため、誰もが経験している実験だと思います。

  この講座ではじっくりと時間をかけて取り組んでもらおうと思います。

  「90分間、何回も成功するまで実験をしてもらおう。

  そして、理科実験の楽しさを経験してもらおう。」

 これが、理科部の講座の目的であり、意味です。

 では、その様子を紹介しましょう。

 
 講座の説明をしています。

 思ったよりもたくさんの人が集まってくれました。

 
 酸素を発生するには試験管の中に二酸化マンガンとオキシドール(過酸化水素水)を入れます。

 また、水素を発生させるときは、薄い塩酸にマグネシウムリボンを入れます。

 どちらの実験も行います。

 
 発生した気体を「水上置換」で集めます。

 水上置換とは、発生した気体を水の中で集める方法です。

 このように、丸形水槽の中に水を入れて、発生する気体を水の中で泡として集めます。

 
 気体の発生している試験管にガラス管つきゴム管つきゴム栓をはめて、水の中でもう1つの試験管につなげます。

 
 このように、2人でペアになり、気体が集まる様子を観察します。

 
 気体が集まってきました。

 
 発生した気体が酸素の時は、火のついた線香を試験管の中に入れます。

 この時は、水素が発生したので、マッチの火で確認します。

 すると、激しい音を出して爆発します。

 
 なかなかうまくいかない場合は、このように理科部員が手伝います。

 
 次の実験の説明をしています。

 次は、二酸化炭素の発生です。

 石灰石に薄い塩酸を加えて発生させます。

 
 さぁ、次の実験開始です。

 
 発生した気体を同じように、水上置換で集めます。

 
 二酸化炭素は、水に「少し溶ける」気体です。
 
 しかし、気体の「少し溶ける」というのは、私達の感覚では「かなり溶ける」という感じです。

 体験してみるのが一番なので、試験管の中に水と二酸化炭素が入った状態にして、親指でフタをして

 激しく振ってみます。

  すると、親指に試験管がくっつきます。

 これは、二酸化炭素が水に溶けて、試験管の中の気体が少なくなったからです。

 参加した人たちは、とても楽しそうに実験をしていました。

 報告は以上です。

 すぐに、片付けをして、今から名古屋経済大学市邨高校に移動します。

 

 
 
 

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