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えさやり1

2011年02月23日 | 日記
2月22日(火)
今日は、えさをやるところを紹介します。
私たち理科部は、毎年夏には滋賀県の琵琶湖の西岸にある安曇川町の新旭町針江地区にある針江川に自然観察と調査のために通っています。そこで、捕獲した淡水魚の一部は持ち帰り、飼育しているのです。
 小魚で捕獲してきたものが、1年もたつと2回りも3回りも大きくなって元気に水槽の中で泳いでいます。
今日は、その中の一部を紹介しましょう。

これは、職員室にある水槽です。この中には校務員の松本さんから頂いたグッピーとプレコとレッドラムズホーン(食べ残しを食べてくれる巻貝の仲間)が入っています。

私たちがのぞくと、グッピーは餌がもらえると思って近寄ってきます。

 下の水草は、オオカナダモとコカナダモです。上に浮いているのはサンショウモです。
 どれも外国の水草ですが、日本のどこにでもみられるのです。

 この魚がプレコです。水槽の壁面にあるコケを食べてくれます。
 おかげでガラスが汚れません。

これだけ水槽の中に水草が生えていると、魚のフンも分解してくれます。

このようにえさをやります。

しばらく観察しています。

職員室前の廊下の90センチ水槽です。
この中には、針江川の近くの水路の中にいたコイ科のアブラボテという魚がたくさん入っています。
これも稚魚で捕獲したものが5㎝以上になりました。
とても気性が荒く、すぐ喧嘩(ケンカ)してしまうのでこのようにたくさんいれてあります。たくさん入れると、不思議に喧嘩しなくなります。

別の角度からです。

えさをやっています。

学校の外にも90㎝水槽を2つ設置しています。この中には、比較的大きな魚が入っています。
このようにえさをやると、魚が寄ってきます。

見えている魚は、ヤリタナゴとホンモロコです。

このようにさかんにえさを食べます。
本来、この時期はえさはほとんど食べないのですが、この2つの水槽にはヒーターが入れてあるので、冬でも元気にえさを食べます。(本来は入れる必要はありません。)

 今見えているのが、カネヒラ(日本最大のタナゴの仲間)です。
 少し婚姻色が残っています。婚姻色とは、産卵期だけ雄がきれいな色になることです。
 カネヒラの産卵期は秋なので、冬では婚姻色が薄くなるのです。

ドジョウやシマドジョウなども底魚として入れてありますが、いずれ紹介することとしましょう。
毎日、こんな形でいろんな生き物の世話をするのも理科部の活動の一部です。
 


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