7月12日(火)
今日の朝、高校1年生の女の子が学校付近の桜山にある商店街のアーケードに作ってある巣から
ツバメのヒナが2羽落ちているのを見つけました。
ツバメの巣は、とても高い位置に作られていて、近所の人に頼んでも巣に戻すのは無理だと言うので、
学校につれてきたそうです。
内田先生に、「何とか助けて欲しい」とお願いにやって来たそうです。
内田先生は、学校に野生動物の救急セットを常に置いてあるので、エサをやることもすぐに出来るそうです。
見たところ、1羽はまだ目も見えない生まれて数日しか経っていないひな鳥でした。
体がフワフワなので、名前は「フワ」と名付けました。
もう1羽は「フワ」よりも2週間ほど先に生まれたようで、体も大きく、丸まると太っているので、名前は
「ドスコイ」と名付けました。

野鳥は、救助した場合、このような巣を用意し、中にはワラを敷きます。
ワラの下には、携帯用のカイロを入れます。
巣から落ちてきたツバメは、そのほとんどが親か周りのヒナに落とされる場合が多く、
体が小さかったり、周りのヒナよりも弱かったりするのです。
つまり、もともと体が弱い場合が多いのです。
だから、体温を維持するためにも温めてやる必要があります。
巣の中にうずくまっているのが「フワ」です。
巣の端に止まっているのが「ドスコイ」です。
ドスコイは安心して寝ています。

内田先生がエサを用意して、巣をのぞくとこのように頭を上げます。
これは、ツバメのヒナがいち早く親がエサを持って帰ってくるのを見つけるためです。

この日のエサは、練り餌にしました。
ペットショップで売っている「五分」(フナ粉と米粉が5分ずつ混ざっているもの)と卵黄ペレットと
鳥専門のビタミン剤に水を入れて練ったものです。
これを、割りばしで作ったヘラでツバメに与えます。
フワもドスコイも自分からエサを食べます。
1回に食べさせる量は、鳥の頭の大きさが目安です。
基本的には、鳥はお腹一杯になったら自分からは食べません。

しっかりと飲み込みます。
よほどお腹がすいていたのでしょうね。

また、エサを欲しがります。

ドスコイです。エサを食べると、このように眠ります。
ツバメは元々人間の家で巣作りをするので、人を怖がりません。
安心して人の指の上でも寝てくれます。
内田先生は、さっそく動物病院に連れて行ってくれました。
そこで、野生動物の保護の書類を書いてもらい、元気になるまでは保護して良いことになりました。
理科部としては、野生動物を世話することに関していろいろな意見が出ました。
私たち理科部員は、趣旨である「命を大切にする」という信念に基づき、大変ではありますが
世話をしていきたいと思います。
今日の朝、高校1年生の女の子が学校付近の桜山にある商店街のアーケードに作ってある巣から
ツバメのヒナが2羽落ちているのを見つけました。
ツバメの巣は、とても高い位置に作られていて、近所の人に頼んでも巣に戻すのは無理だと言うので、
学校につれてきたそうです。
内田先生に、「何とか助けて欲しい」とお願いにやって来たそうです。
内田先生は、学校に野生動物の救急セットを常に置いてあるので、エサをやることもすぐに出来るそうです。
見たところ、1羽はまだ目も見えない生まれて数日しか経っていないひな鳥でした。
体がフワフワなので、名前は「フワ」と名付けました。
もう1羽は「フワ」よりも2週間ほど先に生まれたようで、体も大きく、丸まると太っているので、名前は
「ドスコイ」と名付けました。

野鳥は、救助した場合、このような巣を用意し、中にはワラを敷きます。
ワラの下には、携帯用のカイロを入れます。
巣から落ちてきたツバメは、そのほとんどが親か周りのヒナに落とされる場合が多く、
体が小さかったり、周りのヒナよりも弱かったりするのです。
つまり、もともと体が弱い場合が多いのです。
だから、体温を維持するためにも温めてやる必要があります。
巣の中にうずくまっているのが「フワ」です。
巣の端に止まっているのが「ドスコイ」です。
ドスコイは安心して寝ています。

内田先生がエサを用意して、巣をのぞくとこのように頭を上げます。
これは、ツバメのヒナがいち早く親がエサを持って帰ってくるのを見つけるためです。

この日のエサは、練り餌にしました。
ペットショップで売っている「五分」(フナ粉と米粉が5分ずつ混ざっているもの)と卵黄ペレットと
鳥専門のビタミン剤に水を入れて練ったものです。
これを、割りばしで作ったヘラでツバメに与えます。
フワもドスコイも自分からエサを食べます。
1回に食べさせる量は、鳥の頭の大きさが目安です。
基本的には、鳥はお腹一杯になったら自分からは食べません。

しっかりと飲み込みます。
よほどお腹がすいていたのでしょうね。

また、エサを欲しがります。

ドスコイです。エサを食べると、このように眠ります。
ツバメは元々人間の家で巣作りをするので、人を怖がりません。
安心して人の指の上でも寝てくれます。
内田先生は、さっそく動物病院に連れて行ってくれました。
そこで、野生動物の保護の書類を書いてもらい、元気になるまでは保護して良いことになりました。
理科部としては、野生動物を世話することに関していろいろな意見が出ました。
私たち理科部員は、趣旨である「命を大切にする」という信念に基づき、大変ではありますが
世話をしていきたいと思います。