東白川タカブ研究会 雑記帳

山里の伝統食「ヘボ」の文化と、山里の暮らしを伝えます

鮎の友釣り解禁

2014年06月16日 | 雑記帳
6月15日(日)今朝の気温17℃  晴れ時々曇り

昨日鮎の友釣りが解禁されました。
私は旅行のため釣りはしませんでしたが、不調に終ったようです。

鮎の稚魚の放流が遅く、干水(雨が降らず水が少ない事)であることから
鮎は成長不足でシラハエのような有様。
しかも放流量は年々減少。
前に架かる吊橋から川面を覗けば一目瞭然。
毎年覗き込んでいるカッパがもの言うのだから弁解の余地はないですよね。

釣り人が少なく入川料も少ないから稚魚の放流も少ない。
若い人がアユの友釣りという伝統釣法から遠ざかっている。
様々な対策も考えられているのであろうが一向に出口が見えてこない。
漁協内部で必要とされる経費の見直しも当然行われていると考えるのだが、
悪循環の繰り返しである。
まったく先が見えない有様だ。
今に京都の川桟敷しか鮎が食べられなくなるかも....

さてさて、ヘボちゃんの話である。
いつもの時期なら、子蜂を見たよと連絡が入って来るのだが、
今現在では音沙汰無しだ。

この時期になると、あのドクちゃんこと安藤登美男君から連絡があるのだが、
ヘボ界の逸材は今天国で蜂追いをしている。
よって、連絡の取りようがないのだ。
まったく惜しい人材を失ってしまった。
ガッカリした気持ちは自身からヘボへの興味を減じさせてしまった。

ヘボを趣味とする人達は高齢化の一途で、若い人は興味を示さないでいる。
多くの趣味人の団体が消滅したり活動が鈍くなってしまった。
これも全国地蜂連合会会長の大きな責任である。
そのような事も含め、今年の任期の満了をもって新進気鋭のメンバーと交代していただくことになりました。
今年から辣腕を奮って頂く役員は次の通りです。

全国地蜂連合会長          安藤啓治氏(現足助ヘボ愛好会会長)
同副会長 (庶務兼務)       三宅 明氏(串原村マレットハウス代表)
副会長               高橋勝幸氏(現付知ブラックビークラブ会長)
                                 
※私は一応、顧問として飾り物で在席させていただくことになりました。