東白川タカブ研究会 雑記帳

山里の伝統食「ヘボ」の文化と、山里の暮らしを伝えます

禁断の味!

2013年07月04日 | 雑記帳
7月4日(木)雨時々曇り 今朝の気温21℃

今日は梅雨らしい天気で、ムシムシジメジメ。これが三日も続けば嫌になる事請け合い。
でも今年の梅雨は今までのところ過ごしやすいですよね。

さて蜂蜜ドロボーの連載の完結編です。

どんどん吸い込まれていく蜂ですが、巣盤の間からは引きも切らずに蜂が出てきます。
抵抗して吸引に逆らい頑張り続けるやつ、でも大体が収容出来て綺麗な素晴らしい巣が出現しました。
今度はいよいよ育児域と貯蜜域の境で切り分ける仕事です。
ここは慎重に切り分け、垂れながれる蜜で蜂が溺れないように細心の注意を払います。

そして、切り取った巣は1センチの厚みの杉板を定規にして写真のように並べ、竹串を刺していきます。
このとき竹串は上部から吊るす時の引っかけ枠に添うようにします。
巣の重量は結構なものですから、荷重を分散して支持するよう岳ヒゴ4本にしました。
巣が蜜でグチャグチャになるような仕事はしていません。

写真のようにに繊細な注意を払いながら仕事をするのはKさんです。
そして今度は蜜が詰まっている最上段を除去します。
ボールに入っているのが巣蜜です。白い所はまだ熟成途上ですが美味いです。

ここで、ちょいとお味見!それはもう!!。。。。。。。。

育児域をセットした重箱式巣箱に、吸引機から取り出した蜂を出してやると
ゾロゾロと中に入って行きました。
一部は巣箱の外に群れていたのですが、翌朝までには全部が箱に入ってしまったようです。
女王蜂が箱の中にいたんですね。

そして心配だった拝殿の修繕ですが、
神様が表から入って、裏から扉を開けないで出られるような事のないように願っていたのですが、
チャ~ンと写真のように修繕してありました。

ミツバチ騒動記完結。